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(リアルタイム)半年だけの結婚相談所に再訪。

こんにちは。晴季です。


ちょっとリアルタイムの投稿を。


じつは一昨日、以前お世話になった結婚相談所に
結婚、妊娠のご報告に伺いました。


わたしが婚活していた時の主なフィールドはアプリでしたが、
ほんの一瞬、結婚相談所に在籍していました。
在籍していたのは約2年半前の7月~12月の約6か月ですが、
約3か月休会しているので、実質の活動は約3か月の超短期。


じゃあ、その超短期の間に今の旦那さんと出会ったのかというと、
旦那さんと出会ったのは婚活アプリだったりします。


つまり、結婚相談所は成婚せずに退会しています。


なのになぜ、挨拶に伺ったのか。


それは、相談所での活動がとにかく思い出深く、
なにより、担当者だった女性アドバイザーの方に感謝していたから。
感謝とお礼を伝えたかったからです。


ボロ雑巾状態の入会


この相談所に入会相談にしに行く直前のわたしのメンタルは
ボロボロのボロ雑巾状態。

アプリで知り合った男性に結婚を餌にいいように振り回されて
(詳細はえぐすぎるのと長くなるのでこれから発信する婚活小説に譲るとして、ようはヤリモクだった)

わたしの頭の中には、
相手に復讐するか、自分が死ぬかの二者択一しかなかった。
(これを本気で考えていたのだから、今思うとホント、追い詰められてたな)

でも、探偵事務所使って男の自宅か会社割り出して乗り込むことも、
自分を傷つけることもできなかったわたしは、
(ギリギリのところで、自己防衛機能は働いていた模様)
結局は、NOを言えなかった自分がすべて引き寄せてしまったことだと
自分の失態を認め(他責から自責に切り替わった)、
それなら今度は、自分を幸せにする行動をしようと訪ねたのが
この相談所だった。


ようやく冷静に自分の幸せを考えられるようになったわけだけど、
このときにわたしは婚活界では圧倒的不利と言われる40歳を迎えたばかりで、
更にはアプリで散々な目にあったことを号泣しながら話すという、
今思えば、なんとも面倒くさいお客だったと思う。

入会説明を担当してくれた女性アドバイザーさんは
そんなわたしの話を黙って聞いてくれ、
優しく励ましてくれた。


そして、
40だから難しい、と一辺倒な言い方はせず、
あくまで客観的、かつ冷静に、
婚活に関して、アプリや結婚相談所の詳細を説明してくれた。


入会に関しても、その場で入会することは強要せず、
一週間の間であればキャンペーンががきくから
じっくり考えてみてと言ってくれた。


大手から個人経営まで、
現在の結婚相談所は本当にたくさんあって
ピンからキリまであるけれど、
女性アドバイザーさんは、弱みにつけこんで入会を取り付けるのではなく、あくまでわたしの意思で決めるように促してくれた。


何かを購入するとき、
人は商品を買う以上に
商品を紹介してくれた人の人柄によって
購入を決めることが多々あるけれど、
このときのわたしはまさにそれで、

わたしはこの女性アドバイザーさんを信じて入会を決めた。


太くて短い活動期間


それからは本当に頑張った。

プロの人に撮ってもらったプロフィール写真の顔と
実際に会った時が違うと言われないように
(それでもプロには敵わなかったけどW)メイクを覚えて、


洋服も婚活受けする女性らしい服を揃えたり
(ちなみに、わたしの在籍していた結婚相談所はアパレル前身なので、婚活服のレンタルがあって、勿論、わたしもレンタルした。いろいろ試したい人にはめちゃいい。気に入れば買取も可)


お見合いについても婚活を学ぶ場だと思って、
お申込みしてくれた人には、どうしても譲れない条件がある場合を除いて、なるべく会ったし、

勿論、自分からもばんばん申し込みした(ほとんどダメだったけどW)


おかげで、自分を磨くことが楽しくなったし、
自己流だったアプリでのコミュニケーションでは気づけなかったアドバイスをもらえたり、
なによりちゃんと結婚を見据えた真面目な人と出会え、仮交際にも進むことができた。


真剣に結婚と向き合った結果、婚活を止めた



でも。

仮交際の人をどれだけいい人だと思っても、

ふとした瞬間に、きっとこの人はこれまで積み上げた人生(仕事、家族、生活習慣)を続ける前提の結婚を望んでいるのだろうなと思ってしまった。


20代30代なら、生活が変わっていくことが当たり前に思えたけど、
40、50代はどちらかというと、
今後の人生に向けて生き方が固まってゆく時期の人が多く、
ここから生活の大変革を望んでいる人は、今に満足していない場合を除いて、ほとんどいないんじゃないだろうかと思う。


結婚は大きな変化ではあるけれど、
結婚するから仕事を変える、
結婚するから地元から引っ越す、
という男性を想像するのは難しく、
変化させなければいけないのは
おのずと自分なんだろうなと思った。
(経済的な大黒柱になれるほど
わたしが稼いでいたら話は別かもしれないけど)


わたしは常々、よりよく変化していきたいと思っているから、
変化することに対して抵抗はなかったけれど、

相手の人生に心から共感し、この人の為に変化したいと思える人は、
そのときに仮交際している人の中には残念ながらいなくて、
結婚後の生活を想像しても、
わたしには、ただただ窮屈にしか感じられなかった。



そんな気持ちが再びアプリへの誘惑につながり、
そこで知り合った男性と付き合うことを言い訳に、
相談所の活動を3か月ほどしたところで休むことに。


結局、その男性も前の男性に負けず劣らずのヤリモクだったのだけど、
その時は、ただ流されるだけじゃなく、
自分の正直な気持ちを少しだけだけど、伝えることができたことは大きな前進だった。

それは、ただ受け身でしか付き合えず、フェードアウトされる別れとは違う、明確な別れだった。


そのおかげか、
なんだかもうやり切ったと思った。
自分なりに頑張れたと思った。
結婚したい気持ちは変わらなかったけれど、
その為の活動はもうやめようと思った。

これからは、自分のやりたいことをやろうと思った。


だから、相談所を退会した。


退会するとき、
担当者さんは初めて会った時と同じように、
わたしの話をただ黙って聞いてくれた。
引き留めることはせず、わたしの意思を応援してくれた。


「晴季さんなら大丈夫」


そう言ってもらえて、とても、清々しい気持ちだった。
ちょっと、泣きそうになった。


そして、照れ隠しだったのか自分でもよく分からないけれど、
もし、この先、縁があって結婚するようなことがあれば、
報告しに来てもいいですかと女性アドバイザーさんに伝えた。
勿論ですと、女性アドバイザーさんは笑顔で言ってくれた。



心の赴くままに行動していきついた結婚。



それからは、興味の赴くままにいろいろなことをチャレンジした。


一人で家のこもって刺繍して年越ししたり、
(コロナで実家に帰省できなかった)
童話話を書き綴ったり、イラスト描いたり、
自己啓発セミナー受けたり、
知り合いのタイ古式マッサージを受けに静岡までいったり



自由気ままに約半年を過ごしたところで、
ごく自然な気持ちの変化から再度アプリを再開。
(この時の心境は、今まで婚活アプリをしていた時の心境とは
明らかに違っていた)


そして、1か月もしない間に旦那さんとつながり、
その1年後に結婚、妊娠までたどり着いた。
(縁があればとんとん拍子に進むってのはこういうことか~
と言いたいところだけど、
結婚に至る交際期間で乗り越えた課題もあるので、そこはまたおいおい)



結婚して幸せだと伝えたかった



結婚するとなってすぐに思い浮かんだのは、
あの時の女性アドバイザーさんだった。


伝えたい気持ちはすごくあったし、伝えたいと言ったけれど、
実際のところ、本当にいいのだろうか。ご迷惑にならないだろうかと思った。


そもそも、成婚もしていない。ましてや数か月しか活動していないわたしを覚えているのだろうか。
(いや、かなりめんどくさい40女だったということでは覚えられている可能性は大か)



そんな感じでもやもや悩んでいるうちに、妊娠も9ヶ月に入り、
(昨日、10か月に突入)
出産したらいよいよ伝える機会を失ってしまうと、
ようやく思い切って連絡をしたら、あっさり会えることに。


2年以上経っているとは思えないほど、
変わらない笑顔で迎えてくれた女性アドバイザーさんに気を良くしたわたしは、
退会してから今までのことを約1時間半まくし立てた。
担当者さんはやはりただ優しく聞いてくれた。


それだけで嬉しかったし、ああ、伝えられてよかったと思った。

この時までは、自分の幸せを伝えるなんて自己満でしかないと思って、
まあ、それでもいいかと思っていたけど、


次の女性アドバイザーさんの言葉で、
やっぱり伝えてよかったと思った。


「成婚退会した会員さんはもちろん覚えているけれど、
成婚退会しなかった会員さんのことも同じくらいどうしているだろうかと気になっている」のだと


もうそこまでで十分お腹いっぱいだったけれど、
女性アドバイザーさんは、わたしのために結婚、妊娠祝いまで用意してくれていた。
(菓子折り持って行ってて本当に良かったよ)



この相談所で成婚はしなかったという現実以上に、
わたしのいまの結婚の過程には、ここでの活動は確実に活かされていると思うから、
この女性アドバイザーさんとの出会いを含めて
わたしはこの相談所に入ってよかったと思う。


そのことを、今回の来訪で、
わたしは彼女に伝えたかったのだと思う。


ありがとう。



おまけ(結婚相談所での心得)


そんな感じで、
わたしは相談所の活動に集中できなくなってアプリに振り回されるわ、
超短期で成婚しないで辞めるわのダメ会員Wだったので、
相談所の活動について偉そうなアドバイスはできないですが、
在籍する結婚相談所いかんによって、活動時のメンタルが本当に違うと思うので、ちゃんと自分に合った相談所を選ぶことをお勧めします。



で、さらに言うと、
どれだけいい結婚相談所に在籍したとしても、
以下の思考があると上手くいかないと思うので、
この思考は外しておくことをお勧めします。


1、結婚して一発逆転ホームランしたい


ハイスぺ狙いや、マウンティングの材料にしようとしている人にありがち。
相手の外側のスペックをなにより重視するけれど、
そこに見合う自分の魅力は全く思いつかないだと、
お見合いは難航すると思うんですよね。


それに、もし、そういう相手と結婚できたとしても
自分より格段に勝っている相手との格差に安心するどころか、
引け目を感じて逆に苦しくなったりもするので、
お互いの凹凸を補い合いたい。という気持ちになれる相手のほうが
心地いい結婚になるかなと思います(当社比)


2、結婚できるならと、本心を我慢して妥協する


相手に合わせていれば、万事丸く収まる。
というのはまったくの間違い。
ということを、わたしは長い拗らせ期間を経て学びました。


ここでさらに間違ってほしくないのは、
本音を言うことはわがまま。という思い込み。

本音を言わなければ、本当の自分を理解してもらうことは不可能なので、
相手に自分の本心を伝えることを怖がっていてはいけないのです。
(怖がってもいいけど、ちゃんと伝えよう)
一生言わない覚悟があるならまだしも、
我慢が爆発して、結果、お互いの時間を無駄にするのではなく、
本音を伝えることでお互いの有り無しを早めに知る。

このほうが相手にとっては親切だし、
自分にとってもストレスをため込まずに済みます。

で、言う時に受け入れて欲しいと思う気持ちがあるなら、言い方や相手にとっての利点も織り交ぜる。
そして、最終的に受け入れてくれるかどうかの判断は相手に任せる。

これは、婚活時だけじゃなく、
結婚生活でも続けるべき心がけかと思います(ただいま絶賛実践中)



現場からは以上です。

ではまた。

(次こそは、婚活私小説に着手したい…)

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