純愛

今日は米澤穂信の満願っていう短編集を読んだ。なんか、半分くらい面白かった。作中に出てくる昔話みたいなものが作中のほんとの事件の暗喩になってた… みたいな展開自体はそんなにおもしろみを感じなかった。けど、昔話じたいが多分架空のものではないことが大事なんだと思った。

どうゆうことかというと、現実世界で語り継がれている昔話って、その話じたいがちゃんと面白いから語り継がれていると思っていて、その話の根本的な面白い構造を真似するのが目的なんじゃないかということだ。

でも、真似するうえでその話自体も作中で出さないと、パクリになっちゃうからだしてるんじゃないかと思った。多分違うなこれ。多分なんかべつのいろいろかんがえてるのかな。

あと、小市民シリーズも読み始めた。春と夏は図書館になかったから、kindleで買った。
これは短編があつまってる本なんだけど、出てくる二人の主人公がなんともまあ、見ててなんて良い関係なんだろうとうれしくなる組み合わせで、恋愛って感じでもない良い関係なんす。奥ゆかしいというか、いじらしいというか、愛おしいというか、大事に読もうと思える。

そういえば、僕やばを読むのを忘れていた。アニメで見ちゃおうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?