見出し画像

この一年半の振り返り

こんにちは!

はじめましての人も、いつも読んでくれている人も、読みに来てくれてありがとうございます。はるです。

以前に書いた「自己紹介|アップデート版」からすでに3年ほど経とうとしており、その時から私のいる環境も、noteへのスタンスや書き方も、ずいぶん変わりました。

そのため久しぶりに、自己紹介を書き直そうかな〜と思って書き出したら、なんだか自己紹介というよりも、今までの振り返り、みたいな内容になりました。
(はじめは自己紹介のつもりで書き始めたので自己紹介を書く時のような書き方にはなっていますが…。)

なので、最新の自己紹介はまた別に書こうと思います。

ではあらためて、目次よりお読みください。




新卒で入ったカンボジアでの仕事をやめた

前の自己紹介文を書いた時点(2021年4月13日)では、カンボジアで会社員として働いていましたが、2023年7月をもって、退職しました。

私のnoteを初期の頃からフォローしてくれていた人の中には、カンボジアで暮らしている、というところに興味を持ってくれていた人もたくさんいたと思います。今はもう住んでいないので、カンボジアでの暮らしについて書くことはなくなりましたが、そのときからまだ読んでくれている人もいるでしょうか。

退職理由は、このままここでこうして私の20代が終わったら後悔する。
と思ったからという、とても単純なものでした。

カンボジアの首都プノンペンで過ごした2年間は、私が想像していたものとは、いい意味でも、悪い意味でも違っていました。

私は、現地の人と一緒に試行錯誤しながらプロジェクトを進めたかったし、現地に行けばそれができる、と考えていました。けれど現実は、勤務時間のほとんどをオフィスの中で、たった一人の日本人上司と過ごす日々。

新卒でいきなり入った環境で、仕事とは何かもよくわからないまま、私がやっていることは果たして仕事なのかどうかもよくわからないまま、一人でパソコンと向き合う毎日。
私は、自分がなぜカンボジアにいるのか、わかりませんでした。

就職して早々に、やめたい、の気持ちで働いていたので、そんな気持ちで働いていて楽しいはずもなく、週末に行く買い物や、料理すること、外食することを唯一の楽しみのようにして生きていたように思います。

もちろん、すべての仕事がつまらなかったわけではなく、やっていて楽しい、面白い、わくわくする、そんな瞬間もありました。
それに、少ない数ながらも、カンボジアという異国の地でそれぞれに奮闘している同世代に出会えて、一緒にご飯を食べたり出かけたりすることができたことは本当にいい思い出だし、出会えて良かったな、と思います。

今後自分のやりたいことなんて全くわからないし、何をやるかも決まっていないし、今後自分に何ができるかもわからない、なんのスキルもない私。
このままここで働き続けたほうが、安全パイかもしれない。でも!!
私は猛烈に感じていました。このままではまずい…!私の20代をこのまま終わらせたくない!!と。

そう思った私は、まだ次に何をするか何も決めないまま、ただ、退職することだけを決めました。
働き始めてからちょうど2年でした。


仕事をやめてからやっていたこと

せっかくカンボジアにいるのだからと、仕事を退職した後に、日本帰国前に一人で東南アジアを旅することに決めました。

カンボジア→ベトナム→タイ→ラオス→マレーシア→シンガポール→フィリピン

と、日本帰国に際してカンボジアから持ち帰りたかった大量の荷物と共に旅をして、帰国したのが2023年の10月中頃でした。

この旅の中でも、本当にいろんなことが起こったな~と、今書きながら懐かしく思い出しています。
久しぶりに海外で一人旅をして、27歳で一人で旅をしている”今この瞬間”は本当に今しか味わえないんだ、と実感する瞬間があり、その時間をとても愛おしく、大切なものだと感じたときのこと、今でも覚えています。

やりたいこともないし、やることも決まっていないまま帰国したにも関わらず、なぜか帰国してから3か月もすればまた働いているだろう、という根拠のない予想をしていた私。

1年ぐらいはいいんじゃない?と言ってくれる人もいたけれど、いやいや、そんなまさか!1年も定職につかないなんてこと、ないでしょ!と思っていました。

本当に、ちゃんと会社で正社員として働くつもりで、最初のころは自分なりにいろいろ探していたんです。

ですがそんな自分の予想を見事に裏切り、帰国から1年4か月たった今も、いまだ定職についていません。

じゃあ何してたの?というと、時々アルバイトをしながら、日本全国を旅するように暮らしていました。

社会人になるまではその時々に合わせて自分の進みたい方向があり、その目的に向けて自分なりに行動していましたが、それがなくなり、進むべき方向が分からなくなってしまっていた私。

そこで、まずは今の私が少しでも興味を持てること、やってみたいと思えることをやれる場所、会いたいと思う人がいる場所、行きたいと思う場所に行ってみよう!と、短いスパンの目的を持つことで、動き出したのでした。

そうやって目先のやりたい、をとりあえずやってみる、ということを続けた結果、自然と”旅をしながら暮らす”というスタンスになっていました。

日本全国を旅するように暮らすようになったきっかけの話なんかも、いつかnoteにかけるといいな。


今のわたし

カンボジアで働き始めるまでは、海外に出たくてたまらなかった私。
大学4年生のときに1年間留学して以来、1年に2回は海外に行く、という生活をしていました。

そんな私ですが、今は留学して以来はじめて、1年以上一度も海外に行くことなく日本で生活しています。

帰国してからは、何度か立ち止まる時期はあったものの、続けて1か月以上立ち止まることなく、日本国内で次々に行きたい場所を見つけては移動し、新しい人と出会い、新しい経験をさせてもらう生活。

ですが今、もう2か月ほど動くことができていません。
行ってみたいところはまだ日本にいくつかあるのだけど、そこに行くことに、意味を見出せなくなってしまったのです。

どこへ行っても、何をやっても、同じことの繰り返しな気がしてしまった。

私はこの1年ほど、動き続けることで、ある意味自分の将来について考えることや、自分自身と向き合うことから逃げ続けていたのだと思います。

だからと言って、日本で過ごしたこの1年4カ月が無駄だったとは全く思いません。どれも私にとって必要な経験だったし、かけがえのない出会いや思い出にあふれる、とても大切な時間だったと思います。私なりに、もがいていた期間でもありました。

純粋に楽しそうという気持ちや、やってみたい!という思いで動いてはいたものの、本当はこのままではよくない、いつまでもこうした生活はできない、と心のどこかで思っていた私。

そのときの私にはこうした生き方以外、どうすればいいかわからなかった…。動き続けてなにかやることで、特に深く考えなくてもよくなり、なんとなくこれでいいんだ、と安心できていたのも事実です。


でも、このまま今までのように動いても何も変わらないのではないか、と感じ始め、立ち止まっている今。
自分が本当は何がしたいのか、これからどうしていきたいのか、真剣に考えなければいけないと感じています。


これから

つい最近、あることをきっかけに、自分の考え方、見方を変えて、自分を愛すると決めました。
ですが、約29年かけて身についたもともと持っている思考を変えるのは、至難の業だと感じています。

自分を愛すると覚悟した後に、もうすでに何度もあきらめそうになっています。自分を愛することの難しさ、壁を感じています。

それでも、わたしは変わりたい。いや、変わるんだ。
変わるには、覚悟と決意が必要。
そのことに最近ようやく気がつきました。

だから、これからも、もがきながらも変わるために、生きていきたいと思います。

noteには、これから変わっていく私の、そのときどきの想いや思考をできるだけ等身大に、正直に書いていけたらな、と思っています。


おわりに

今まで生きることに後ろ向きで、何事もネガティブに捉えがちだった私。

これからもそんな私が出てくることもあると思いますが、そんな私も受け止め、それすらもできるだけ素直に、正直に表現しながら、赤裸々にnoteに綴っていきたいと思っています。

ほとんど自分のためのような文章ではありますが、読んでくれる人がいることはとても嬉しいですし、共感してもらえたら、それもまたとても嬉しいことです。

そして、私のnoteが少しでも、読んでくれた人の勇気になったり、新たな気づきを得るきっかけになったりしたら、それは私にとって最高に幸せなことです。


はる
2024.2.9


この記事が参加している募集

振り返りnote

気に入っていただけたらサポートしてもらえると嬉しいです♪