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M!LKを知って18日目の人間が書く好きな曲の感想文 【4】


好きな曲の好きなところを好き勝手に語ります。第4回目。
GWにノリで行ったライブをきっかけに、M!LKというアイドルにハマりました。この2週間、彼らの曲しか聴いていない。今回は、M!LKを知ってから20日も経っていないハマりたてほやほやのオタクが、お気に入り曲の感想文を書きます。

グループの歴史を知れば知るほど、曲の聞こえ方や感じ方は変わってくる。それは魅力が深まった証拠だと思うけれど、感じ方が変わっていく分、第一印象で抱いた感情は次第に薄れる気がする。だから、まだうっすらとしか知識がない今の、純粋な曲の感想も大切に残しておきたい!
もしかしたら今回入れていない曲が今後一番のお気に入りになるかもしれないし、その変化もまた楽しいよね。


2分で観られるメンバー紹介動画があったので貼っておきます。
私は最初に出てくる山中柔太朗やまなかじゅうたろうくんにライブで心を引っ掴まれた。人生初、年下の推し。ああ、ついに……。物理的にハートが見えそうなかわいい投げキスと最後のキラーウィンクで天国への扉が開かれます。


※一部だけ、春ツアー『CIRCUS』のセトリに触れています。

1.『恋がはじまる』

ライブに行く前、M!LKについて何も知らなくて、取り急ぎバスの中で最近の曲をいくつか聴いた。その時点で好きだと感じた曲のひとつがこれ。

この多幸感で満ち溢れた動画を観て〜〜〜後悔はさせない。

サビの〈君に届く 数センチ手前〉の振り付けがかんっわいいの。0:08で抜かれる〈数センチ手前〉の吉田仁人よしだじんとくんから溢れ出すキラキラアイドルパワーがやばい。ここ数日頭を抱えているのですが彼は沼な気がします。
その後、0:15〈君が好きだ〉の曽野舜太そのしゅんたくんの手振りの勢いの良さ。彼を見ていると元気が出る。勝手にグループの宝認定してる。めちゃ好き。

タイトルの通り、恋の始まりを歌った健気で甘酸っぱい曲。イントロなしで始まるサビが瑞々しく耳に残る。一点の曇りもない元気な華やかさがありつつ、ギラギラ感というよりは、朗らかな暖かさを感じる。連なる言葉が優しいからかな。

この曲聴くたび「好きだ〜〜〜」ってなる。ラスサビの〈恋がはじまる〉で5人がそれぞれの方向を指すところ、本当にぱあっと花が開いたようなきらめきがあって、なんか一周回って泣きそうになる。


2.『energy』

これも、ライブ前に聴いた第一印象で好きだった曲。もともと落ち着いた少し暗めの曲をよく聴くから好みに刺さった。

柔太朗くんの声、曲にハマりすぎてはいませんか? ダンスや本人の美しさ以外の面では、2番の《鮮明に見えてる》の歌い方で正式に推しとなったと言っても過言ではない。

AメロBメロそれぞれでハモっていて、特に下ハモの低音が好き。かっこいい。
この曲はEDMに分類されると思っているんだけど合ってるかな。サビのシンセサイザーみたいな(自信無し)音が心地よい。アイドルなんか興味ねえ! って人にも聴いてみてほしい曲。


3.『月明かりの透明』

ライブ前の時点で気に入っていた曲、最後! これも個人的な好みに刺さった。
佐野勇斗さのはやとくん、吉田仁人くん、山中柔太朗くんのユニット曲。これどういう経緯で3人になったんだろう。

1番では、息が多めに含まれた優しい柔太朗くんの声から、太く余韻の残る佐野くんの声、そして2人の中間に位置して滑らかに穏やかに音に乗る仁人くんの声へと続く。3人のバランスがとてもいい。『月明かりの透明』というタイトルも美しい。

「月明かり」という視点で見ると、柔太朗くんは仄かな光の儚さ、佐野くんと仁人くんは夜闇を唯一照らす存在の象徴だなと思う。そして後者2人は、太陽光ほどではないし、ネオンの光には負けてしまう、月ならではの光の脆さがすごく似合う。明るさ、強さの裏に隠された脆さ。とても個人的解釈なので異論は受け付けます。

2番の〈君がいた未来に僕はいなかった ただそれだけのこと〉が特に好き。このパートを柔太朗くんに決めた人に商品券とか差し上げたい。ありがとう。


4.『Ribbon』

ここから先は、ライブ以降に好きになった曲!

ここ数年、アイドルから離れてLDHの曲を聴いていた私。激しい重低音や強気なラップ、陽キャの代名詞みたいなパーティーチューンに慣れていたところに、M!LKのメジャーデビュー曲『Ribbon』の王道キラキラ王子様感がも〜〜〜染み渡る染み渡る。潤った。化粧水にひたされたコットンの気持ちがわかったよ(?)

1番Aメロの〈胸の中刻まれた君の笑顔〉を歌っている塩﨑太智しおざきだいちくん、彼はきっとアイドルになるために生まれてきた人だと思う。だって見てよこの〈君の笑顔〉の優しい微笑み!! 彼の声は一番特徴的だった。上記の『恋がはじまる』でも良い味を出してる。親しみと明るさを引き出す太智くんの声がなかったら、同じ曲でも全然違うものになるんじゃないかな。なくてはならない声。

〈君に選ばれるその為に 僕はここにいる〉なんて、片膝ついて手を差し出されてしまうのですよ。ムキムキ筋肉とゴリゴリピアスの対極にあるときめきでメロメロです。お手上げ。忘れていたはずの乙女心を思い出しました。

ダンスプラクティス動画を見て思ったのは、この曲、振付の音の拾い方がとっても気持ちいい。特にラスサビ。5人の個性も感じられて、一口で五度美味しい。


5.『May』

これ、名曲

私は「5月」を、1年の中でも特にプラスイメージの強い月だと思っている。過ごしやすいし。連休あって楽しいし。
だから〈打ち付けられた五月の雨に濡れて 春はどこかへ消え去って行った〉というサビが意外で、「5月」の新しい一面を知った感覚になった。

どれだけ時が過ぎて 何もかも変わってしまっても
辻褄合わせのためだけに 美化なんてしちゃいけない

この落ちサビがやばい。やばすぎて語彙もどこかへ消え去って行った。
正論を突きつけられたような。後ろめたい部分をグッサリ刺されたような。〈美化なんてしちゃいけない〉の後に、さらに転調して訴えかけてくる〈消え去って行った〉があまりにも重い。

春の儚さを歌った曲はありふれているけれど、これはまた少し違う。アップテンポな疾走感の中で、諦念と哀愁が際立っている。んー、うまく表せない。とにかく好き。〈言葉になんてできない〉なのよほんと。それな。


6.『TOUCH THE SUN』

ザ・楽しいキラキラ夏ソング!
イントロのチリリ〜ンと鳴る鈴の音と、歌が始まる直前に流れるキラキラの具現化みたいな音(楽器名忘れた)が爽やかで清々しくて、まだ始まってない梅雨を吹っ飛ばせた気持ちになる。1曲目の『恋がはじまる』と同じく、前向きできらめきがあって、アイドルっていいな〜の気持ち。元気が出る。負の感情をどこかへ連れて行ってくれる。一緒に踊れる簡単な手の振りがあるのもいい。

書きながら思ったけど、消え去って行った春を見つめる『May』と、加速する夏を〈追いかけてゆこう 雲の向こうへ〉な『TOUCH THE SUN』、この対比よ。表現の振り幅すごい。好き。


7.『Amore~僕は君に愛を叫ぶ~』

ハイきました、みんな大好きトンチキソング。

柔太朗くんのキメキメイケメンボイスに撃ち抜かれたいところなのだけど、突っ込みどころ満載な歌詞がそれを引き止めて笑いに変える。でもマジでいい声。でも〈今夜は俺と一緒に踊ったもーれ〉とか言う。韻踏んでるのはわかるがイケボの無駄遣いがすごい。

サビの〈Amore〉、どう考えても「アッソーレ!」の発音なのよね。祭。

月曜の朝で気が重い人、一回これ聴いてみてほしい。ライブ映像があったので引用。これの〈ハートをめがけて〉でも太智くんのきらりんアイドル力が惜しみなく大爆発している。この動画は『Amore』から始まるように設定しているけど、最初の正統爆イケ曲『Over The Storm』から観るとギャップで風邪ひいていい感じに混乱します。ぜひ。

今回私が行ったツアーでも日によっては歌っていたらしいけれど、ランダムだったから私はまだ観ていない。いつか観たいな〜、絶対楽しい。



🥛🐄🥛



本当は、8曲目がある。
でもその曲が私はあまりに好きすぎて、いや、好きというか心底大切な曲になってしまって、それ1曲だけで2000字を越えようとしている。さすがに冗長なので変更して、最後の曲だけ別で書いた。興奮して書いたらまとまらなかったので後日投稿します。
この時点でいつも以上に、誰が読んでくれるんだ?系の記事ですが、そちらも読んでもらえたら嬉しいです。

(追記)書きました!🔻


王子様のような王道キラキラソングも、
前向きハッピーになれる楽しい曲も、
重みのある味わい深い曲も、
笑いを堪えきれないトンチキも、
結成8年目の実力が魅せる大人な曲も、
あらゆる角度から魅力を発揮するM!LKが好きです。シャッフルで流していて飛ばす曲がないの、すごい。どれもライブで観たい。今後が楽しみ。
はぁ〜楽しかった。ここまでハマれて嬉しい。ありがとうございました!

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