江頭 春可 / ナラティブベース代表

「それぞれが しあわせな ‘はたらく’ をつくりだす」フリーランス × チームの働き方…

江頭 春可 / ナラティブベース代表

「それぞれが しあわせな ‘はたらく’ をつくりだす」フリーランス × チームの働き方 ナラティブベース代表。フルリモートでプロジェクトベースのチームづくり・組織運営を12年実践してきた知見を発信中。東京ワーキングマザー歴20年、子育てほぼ完了で次ステージに移行中。

マガジン

  • 日経COMEMO

    • 13,112本

    日経COMEMOは、様々な分野から厳選した新しい時代のリーダーたちが、社会に思うこと、専門領域の知見などを投稿するサービスです。 【noteで投稿されている方へ】 #COMEMOがついた投稿を日々COMEMOスタッフが巡回し、COMEMOマガジンや日経電子版でご紹介させていただきます。「書けば、つながる」をスローガンに、より多くのビジネスパーソンが発信し、つながり、ビジネスシーンを活性化する世界を創っていきたいと思います。 https://bit.ly/2EbuxaF

  • 自律的・主体的なコミュニケーションのコツ

    フルリモートではたらくうえで重要となる自律的・主体的なコミュニケーションのパターンを、ナラティブベースメンバーの経験やエピソードから共創して言語化したヒント集。それぞれが自律しながら、どう手を伸ばし合うか、その方法とマインドセットをわかりやすくまとめています。

  • チームでリモートワークを12年つづけてきた結果

    わたしが起業したナラティブベースは現在13期目。フリーランスが集まるコミュニティのような少し変わった働き方をしている会社です。当初掲げた「仕事」「仲間」「成長」という三位一体のコンセプトを大切にチーム×リモートワークをひたすら続けてきた12年の軌跡と今を書き綴ります。 http://narrativebase.com/

  • マスターに会いに

    「アルバイトに入ったときには、なんでも話してごらん。そうしたらだんだん、自分ていう ‘物差し’ に目盛りがふられていくからさ。」 大学時代4年間バイトしたお店で、マスターから学んだこと。

  • ハルのナラティブ・リフレクション

    ナラティブベース代表ハルの独り言。 その名の通り、個人的な内省をナラティブに記します。

最近の記事

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わたしがnoteを書く理由

はじめまして、ハルこと江頭 春可(えがしら はるか)です。 フリーランスがチームで働くNarrative BASE(ナラティブベース)の代表をしています。この記事では、わたしとナラティブベース、そしてわたしのnoteについてご紹介します! 江頭春可(ハル)のプロフィール1972年東京生まれ、東京育ち。(吉祥寺歴50年) 早稲田大学在学中に学生劇団を旗揚げ、演劇活動を続けるが将来が見えてこず24歳のとき解散。遅い就職活動で株式会社リクルートに拾われメディアサイトの企画、広告

    • 「棚に上げ立ち戻る」だけで コミュニケーションが変わる!

      10年以上オフィスを持たずフルリモートワークで仕事をしてきたナラティブベースのノウハウをまとめたパターン・ランゲージ『自律的・主体的なコミュニケーション・パターン』から、すぐに実践に移せるコミュニケーションのコツをピックアップしてご紹介していきます! 【コツ4】 棚に上げ立ち戻る自分からの返事が遅れたり、自分の説明に不足があったことでやりとりがややこしくなったりなど、「コミュニケーションになんらか自分に非がある状態」があるとします。 すると今度は、相手の返事が遅かったりなど

      • 「質問を深読みしない」だけで コミュニケーションが変わる!

        10年以上オフィスを持たずフルリモートワークで仕事をしてきたナラティブベースのノウハウをまとめたパターン・ランゲージ『自律的・主体的なコミュニケーション・パターン』から、すぐに実践に移せるコミュニケーションのコツをピックアップしてご紹介していきます! 【コツ3】 質問を深読みしないテキストだと、相手はただ質問しているだけなのに、受け取り手は指示だと思ったり、責められていると感じたりする誤解がよくあります。 例えば、単純に「納期は明後日でも大丈夫ですか?」と質問されているのに

        • 「再説明を惜しまない」だけで コミュニケーションが変わる!

          10年以上オフィスを持たずフルリモートワークで仕事をしてきたナラティブベースのノウハウをまとめたパターン・ランゲージ『自律的・主体的なコミュニケーション・パターン』から、すぐに実践に移せるコミュニケーションのコツをピックアップしてご紹介していきます! 【コツ2】 再説明を惜しまないメーリングリストやチャットなどで、一度書いたことを省略したり、相手が分かっている、もしくは分かっていなくても、前の文章を探して読み返す前提で話を進めるのは逆に非効率です。 大量のテキストが行き交う

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        記事

          「はじめに宣言する」だけで コミュニケーションが変わる!

          10年以上オフィスを持たずフルリモートワークで仕事をしてきたナラティブベースのノウハウをまとめたパターン・ランゲージ『自律的・主体的なコミュニケーション・パターン』から、すぐに実践に移せるコミュニケーションのコツをピックアップしてご紹介していきます! 【コツ1】 はじめに宣言する チャットやコールなどコミュニケーション開始の際に、それが何の目的のコミュニケーションなのかを宣言します。今から話すことは、報告なのか?確認なのか?質問なのか?相談なのか?提案なのか?普段メールなど

          「はじめに宣言する」だけで コミュニケーションが変わる!

          「個」の先にこそ「全体」がある理由

          やっと春めいてきましたね!新しい季節、さまざまな出会いやチャンスの中で人の可能性が芽吹いていく時期です。わたしは昔から人の発達に興味があり発達心理学が好きなのですが、前々からひとつ疑問に思うことがありました。それは、多くの心理学者が個人の発達のその先に共同体感覚など個人を超えた全体性の感覚・精神状態があるという結論に至っていること。人はなぜ、どんな経緯で、最終的に「共同体」に行き着くのでしょうか? こんにちは、フリーランス×チームの働き方ナラティブベースのハルです。 最近、

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          自己表現を見直そう!多様性は「受け入れる」から「さらけ出す」へ

          最近なぜだか「自己表現」という言葉がものすごーく気になります。わたし自身、子育ても仕事もがむしゃらという時期が過ぎていき、ふとした瞬間に改めて「わたしってどんな人間だったんだっけ?」と考えることがあるのです。今や働き方も生き方も多様であることを否定する人はいない、でもそんな今だからこそ「じゃあ自分はどんな人間なのか」表現しようにも「ん?それはどうやって?」っと、考える人が増えていくのではないでしょうか?! こんにちは、フリーランス×チームの働き方ナラティブベースのハルです。

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          AIは私たちに「気づき」を与えるか?

          毎日のように目や耳に飛び込んでくる AI (人工知能)関連のニュース。 特にChatGPTを代表とする生成AI が登場してからは、AIが私たちの対話相手、身近な存在となる未来もグッと想像しやすくなってきたように思います。でも、同時になんともいえないモヤモヤ感が…AI は私たちにとってどんな存在に…パートナー?仲間?それとも敵?未来には一体どんな関係性が築かれるのだろう。 こんにちは、フリーランス×チームの働き方、ナラティブベースのハルです。 先日、日経新聞社さんからのご招待

          AIは私たちに「気づき」を与えるか?

          頑張るあなたの「傾聴」がうまくいかない理由

          マネジメントやチームビルディングにおいて「傾聴」はもはや外せないキーワードとなりました。会議や1on1、普段のコミュニケーションにおいても、相手の話に真摯に耳を傾けることを意識するようにしているという方も多いかと思います。でも…ぶっちゃけ「傾聴」ってものすごく難しいですよね!!「相手が思うように話してくれない。」「話を聞いてみるけど『で?だから?』と思ってしまう。」今回はそんなあなたの「傾聴」がうまくいかない理由について考えてみたいと思います。 こんにちは、フリーランス×チ

          頑張るあなたの「傾聴」がうまくいかない理由

          #15 腕時計に誓う

          ビジネスモデルは何ですか?「何屋か?問題」はつづいていた。 誰に、どんなチャネルで、何を提供するのか? 新しく取引を開始するときの説明だけでなく、既存のお客様への提案の中でも「会社として何を優位性にどんな成長を目指しているのか」を語るのは必要なことだった。ビジネスモデルはある意味ビジネスの共通言語だったので、それをうまく整理できていないことに苛立ちもあったし、恥ずかしさもあった。 とある年の年末、取引先の社長さんと来年の体制について打ち合わせし、その流れで年末だしお酒でも、

          物差しをつくる -マスターに会いに-

          大学時代、4年間バイトしていたお店があります。 劇団の先輩が「就活で忙しくなって入れなくなるから」と、引き継ぎで紹介してくれた大学すぐ横の食事処兼飲み屋さん。30年たった今でも、この店がわたしにとって特別な場所である訳を、今も覚えているマスターの言葉といっしょに書き留めておきたいなと思います。 初めてバイトに入った日そのお店は、学生街で安さと量が売りの店が多い中、夜は教授たちが飲みにきたり研究室の宴会で予約が埋まるような、場所柄からすると学生客の少ないちょっと大人っぽい雰囲

          物差しをつくる -マスターに会いに-

          はじめよう、対話型マネジメント -コントロールをファシリテーションに変える3つの視点-

          「マネジメントスタイルを変えなければと思うけど、何からどうはじめたらいいか…」という声をよく耳にします。多様な働き方がひろがって、部下もさまざまな事情や価値観を持って働いている…、もっと互いに理解しあって力を発揮してもらうためには対話を増やさなければ…!わかっちゃいるけど、急に雑談を増やすのも気持ち悪がられるし!! こんにちは、フリーランス×チームの働き方、ナラティブベースのハルです。 価値観もライフスタイルも職能も…多種多様なフリーランスをどうチームビルディングしていくか

          はじめよう、対話型マネジメント -コントロールをファシリテーションに変える3つの視点-

          #14 ‘会社育て’ は ‘子育て’

          思い通りにはいきません。いつも思うのだが、会社は子どもに似ている。 どんなに「こうあってほしい」と願っても、そんな思う通りにはいかないのである。特に初期は、なんでこんなことを始めたんだっけ?というくらい大変でも、始めてしまったのだから投げ出すわけにもいかない感じが、乳幼児期の小さな赤子を投げ出すわけにはいかないのとよく似ていた。生まれちゃったんだからしかたない!のだ。 2016年から2017年ごろ、当初5、6年目くらいにあったナラティブベースにはいろんな問題が起きていた。「こ

          #14 ‘会社育て’ は ‘子育て’

          #13 劇場のセオリー

          板付きのセリフ客席が観客で埋まり始めた開演5分前。定刻通りか、5分押すか、舞台裏に確認が入る。「定刻通り」と指示を出すと、最後の客入りの曲がゆっくりと大きくなり、照明とクロスするように真っ暗な空間に音が溢れる。一転、静まり返ると同時に舞台にスポットライトが当たる。浮かび上がった一人の役者が静かに語り始める。 舞台の専門用語だと思うが、お芝居の明転にすでに役者が定位置に立っていることを板付き(いたつき)という。「板付きのセリフ」には、観客・役者・スタッフ含めその空間にある全意

          #12 ビジョンは立ち昇る

          多様でいい、多様だからいい2015年、会社というより「コミュニティ」だったナラティブベースは、ビジョンらしきビジョンも持たず、事業らしき事業もないまま、すでに会社としては4年目に突入していた。それぞれのワークスタイルを実現するためのしくみづくりに邁進しつつも、私はこのコミュニティの求心力がなんなのか?それを言語化しなければ…とモヤモヤしつつ、一端の会社になるためにもそれらしいビジョンを掲げなければと躍起になっていた。 で、あるとき、じゃあ直接聞いてみよう!と主要なメンバーを

          鬼軍曹、修行僧、女将さん --わたしの中のもうひとりの自分

          ミーティングが終わる5分前、頭の中で号令が飛ぶ。「あと5分だけど?結局何が決まったの?タスク確認まで行って!」--これはとある仕事仲間との対話型会議の中で語られたエピソード。うまく進行しない会議はその場にペースを合わせつつ、必ずもう一人の自分がイライラしてしまう。この対話の中で、これを冗談めかして「鬼軍曹」と名付けた。 こんにちは、フリーランス×チームの働き方、ナラティブベースのハルです。ナラティブベースには「ナラティブ(語り)」を目的にした対話型会議が何種類もあります。冒

          鬼軍曹、修行僧、女将さん --わたしの中のもうひとりの自分