2019年10月の気になったニュース
Ruby 2.6.5リリース
脆弱性対応が行われたリリースでした。みんなはもう本番に投入したかな?
また、同様の対応が行われた、2.5.7と2.4.9がリリースされましたね。2.4系では、2.4.8が脆弱性対応のリリースだったようですが、公開されたtarballにインストールできないという問題があったため、それを修正した2.4.9がリリースされています。
GitHub上での複数行を対象とするコメントが可能に
これまでは、関数全体などの複数の行に対してコメントをしたいときに最後の行に対してコメントをしていました。その場合、続くcommitで変更されたものの最後の行にはdiffがない場合にコメントが消えてくれないという問題があったのですが、この機能によってしっかりと特定の範囲に対してコメントできるようになって最高ですね!
Arukas サービス終了
お手軽なコンテナ実行環境として便利だったのですが、サービス終了してしまいましたね。代替となるのは Google Cloud Run が挙げられるでしょうか。
新型Surface発表
「UMPCはロマン」と言いますが、Surface Neoはまさに夢のようなデバイスだと思っています。これでWSLが動くのなら…
sudoに脆弱性が発見される
sudoにセキュリティ設定を迂回できる脆弱性が見つかりました。主要なLinux distributionでは既にsecurity releaseが行なわれているので、ちゃんとアップデートすればひと安心ですね。
Google TitanセキュリティキーのUSB-Cモデル発売開始
製造自体はYubiKeyで知られるYubicoが行っているようですが、Google TitanがUSB-Cに対応したSecurity Keyを発売開始しました。形もソックリですね。日本ではまだ買えないようなので、同じようなものが欲しい場合はAmazonでソフト技研さんからYubiKeyを購入することになるでしょうね。ところで、YubiKeyとこのTitan security keyの違いはどこにあるんでしょうか?
Python 3.8.0 リリース
セイウチ演算子と呼ばれる、新しい代入演算子の導入や、f-stringsでのデバッグが便利になる変更など数々の変更が含まれていますね。
CircleCIでWindowsの実行環境が使用可能に
いつの間にか、FREE planでWindows上でのjobを実行できるようになっています。これで、Windowsだけ別サービスでCIを実行する、という手間が減る方もいらっしゃるのでは…?それにしても、これってGitHub Actionsの影響だったりして?
MicroSoftによるマイクロサービスのためのフレームワーク「Dapr」公開
なんて読むの…
Ubuntu 19.10 Eoan Ermine リリース
毎年4月と10月といえばUbuntuリリースの月!コードネームは日本語にすると「黎明のオコジョ」とのこと。Yaru themeが導入されて、UIが一新されたのが見た目には一番大きな変更でしょうか。Yaru Dark、カッコイイですね。
Ruby 2.7.0-preview2 リリース
Compaction GC、実験的パターンマッチングの導入、irbの大幅な改善などなどが含まれる、2.7に向けてのpreview releaseが行われました。結構破壊的な変更が多いので、手元で動かすと警告やエラーがいっぱい出て大変です。みんなはもうインストールしたかな?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?