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美女たちの国、魅惑のイランを行く〜vol.1

さて、連載中の旅日記があるにもかかわらず、新鮮なうちに書き留めようと思い、いつの間にか旅から2ヶ月も経ってしまった。

2019年ゴールデンウィーク、旅に出た。

新天皇の誕生、そして新元号「令和」の話題に日本中が沸き立つ中、私はというと1日早くお休みをいただき、4月26日から5月6日まで旅に出た。行き先は、西アジアの大国、イラン。

イランといえば、今まさにアメリカが拳を振りかぶってみせるなど一触即発な状況だが、この時も今ほどではないがアメリカのと関係はすこぶる悪い。
頼むから戦争なんてことにならないでくれと切に願うばかりである。

訪れてみて感じたイラン

イランは、とても人に優しくとても美しい国だった。歴史的建造物の造形の美しさもさながら、なんとも美人が多い。スカーフが必須だがそこも私のような異国人から見ると「魅惑的」と言えるのではないだろうか。パキスタンのペシャワール(アフガニスタン寄りの町)でブルカを着用した女性を見たときは、顔が見えない怖さを感じたけど、イランはと言うと普通にスカーフ被っているだけなので、「お洒落」な印象だ。昔は前髪を出すのも取り締まりの対象だったようだけど、チャドルを着ている人以外は、普通に前髪を出している人が大半だった。そしてスカーフも柄や布など種類が豊富。私も旅の間に何枚もスカーフのお洒落を楽しませて貰った。

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さて、そんなイランだが、おそらく訪れた多くの人が訪れる前と後で印象の変わる国として上位に挙げるのではなかろうか。メディアを通して知る世界情勢からのイランのイメージは、実際に訪れてみると微塵もない。怖いことも危ないことも、一度たりとも起きなかったし、その影すら見えなかった。(もちろんイランに限らず文化の尊重とマナーあっての話だが)
私の場合、もともとイランに対してマイナスの色眼鏡はなかった。と言うのも、イランに行きたい理由が旅先で出会った旅人のうちイランに行ったことのある人は大抵、一番良い国、また行きたい国にイランを挙げ、誰もが「良いところ」と高く評価していたからだった。ただ私自身はどうであれ、「イランへいく」と言うと周りの人には「大丈夫なの?」とよく聞かれた。

ただ、色メガネのない私自身にとっても、イランは予想を超えていたと言わざるを得ない。

「Welcome to Iran!」

危険の影も微塵も感じられなかったイランであるが、逆にそのイメージを払拭するかのごとく、外国人への歓迎ぶりがすごかった。街を歩けば、たくさんの人たちに「イランへようこそ!」と声をかけられた。
むかし、『イランは親日』という話を聞いた。そう、あれは昔の話だ。何も私が日本人だから歓迎してくれているわけではない。
なぜって?
「チャイナ? ウェルカム!」「コリア?チャイナ?ウェルカム!」といった風に、私が日本人だという前からウェルカムなのだから。

現在とても不安定な情勢の下にあるイランだが、彼の国で暮らす人々はどこぞのアジア人か分からない私を迎え入れてくれたし、旅を助けてくれた。

毎度のことだが、何もハプニングのない旅はない。だからこそ楽しい。

では、私のイラン旅行記をここに綴っていきたいと思う。

イランでの旅は、いやはや色々あった。これから行く人の参考になれば幸いである。

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未熟ですが書くことは好きです。もっとたくさん書いていけるよう頑張ります。