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初詣のお賽銭でリミッターをはずす?

パワースポットで知られる松戸の総鎮守「松戸神社」

 千葉県松戸市の総鎮守、松戸神社へ初詣に行ってきました。
本来、昨日の自己紹介の続きを投稿すべきですが、今日はその報告とお賽銭について書いておきたいと思います。

 松戸神社は柏モディでご一緒している四柱推命・九星気学のS先生が信奉していている神社です。「今日は松戸神社に行くから、途中で抜けるわよ」とおっしゃり、定期的に参拝されています。

 恋愛をはじめ、パワースポットの力が強いことで有名だそうで、初詣やお宮参りなどのほか、運気アップを願う人々が多く訪れる神社として知られています。JR松戸駅から徒歩7分とアクセスの良さも人気の理由でしょう。

 私は数秘術師ですから方角はあまり気にしませんが、S先生曰く、今年の夫の吉報位は南とのことで、松戸神社は自宅から真南にあたります。日頃からどんな神社か興味を持っていたので、車で30分もかからないこともあり、行ってみようということになりました。

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 ホームページによると、松戸神社の御祭神は日本武尊(やまとたけるのみこ)です。御神徳は「必勝」「家内安全」「交通安全」「除災招福」など。社殿は、寛永3年(1626)年の創建とされ、神仏習合思想の影響で、かつては御嶽大権現と称されていたとか。

 水戸街道にあったため、水戸徳川家からも崇拝を受け、数多の奉納品(御神宝)が納められているとか。明治になった1863年に松戸神社と改称したそうです。ちなみに、ホームページには「松戸」という地名の由来が下記のように紹介されています。

 景行天皇の御代40(110)年、武蔵国へ向かわれる際に、当地にご陣営を設けて従将の吉備武彦(きびたけひこ)連と大伴武日(おおとものたけひ)連の 方々と待ち合わせたため、『待つ郷』(まつさと)=『待土』(まつど)と呼ばれ、『松戸』の地名が生まれたと云われています。

 昨日の夜に上記のような情報を頭に入れ、ワクワクして現地に降りたったわけですが、想像とは異なり、意外に小さな神社でした。社殿は壮麗とは言い難く、境内も広いとは言い難く、丁寧にお参りしても10分とかかりません。
 
 参拝記念におみくじを引いたところ、結果は「吉」。後で触れますが、今年は3つの神社に初詣に行き、すべてが「吉」でした。

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 共通しているのは、運は次第に開けるが、幸運に乗って大望を抱き、深入りするなということです。これは神様の御言葉に違いないと思い、肝に銘じました。

お賽銭のポイントは自分にとっての気持ち良さ

 さて、前書きが長くなりましたが、私は初詣のとき、お賽銭を次のようにして入れています。

 ①お賽銭は新札を用意する。
 ②お札を桜の描かれたポチ袋に入れる。←単に好みです
 ③表書きは墨で「神恩感謝」と記す。
 ④ポチ袋投げずに、滑らせるようにして賽銭箱に入れる。
 ⑤日頃のお礼を言うだけで、個人の願いごとをしない。

 金額は1万円と言いたいところですが、千円です(笑)。実は初詣は徒歩圏の地元の神社、いつもお参りしている車で10分ほどの弁天様に既に行っており、松の内に産土神社(うぶすなじんじゃ)である月島の住吉神社にも参拝する予定ですが、いずれの神社も新札で千円と決めています。

 ポイントは自分にとっての気持ち良さです。 

 お賽銭といえば、「ご縁(5円)がありますように」「始終ご縁(45円)がありますように」「四方八方からご縁(485円)がありますように」といった語呂合わせで小銭を入れる人も多いことでしょう。Dr.コパは風水的に「115」は天下を取れる強力な数なので、おさい銭を115円にすることを勧めています。

 ですが、そもそも賽銭箱が置かれるようになったのは近世以降ですし、異次元の存在である神様がお金を欲するとも思えません。

 なので私は、初詣のお賽銭は神様に日頃の感謝を伝えるのに失礼のない金額で、かつ、普段より少し多めで良いのではないかと考えています。

 それが1万円の人もいれば、百万円の人だっているでしょう。各々違っていいし、惜しいではなく、気持ちよく出せる金額の方が、神様は喜ばれるのではないかという結論に至ったのです。

「風の時代」にふさわしいお金への向き合い方がある

ミニ財布

 占い師をやっていると、金運の相談を受けることも少なくありません。なので、お金に関する本は色々と読んできました。その中には、近くの神社に1万円のお賽銭を入れることを推奨されている先生もいれば、「誕生数秘学」で有名なはづき虹映先生のように、セミナーで1万円札を破るというワークをされている方もいます。どちらもお金に対するとらわれや思い込みを捨てて、「リミッターをはずす」ためにやっていることです。
 
 1万円札は物理的には紙ですが、聖徳太子が刷られていると、破るのに勇気がいります。破る時に自分のお金に対する深層心理があぶりだされ、偏見や誤った考えをクリアにしてくれるというわけです。

 ところが昨今では、SuicaとかPayPayとか、スマホの電子決済サービスが普及しはじめて、お財布から紙幣を出すことが少なくなりました。お金は目に見えないもの、「概念」へと変化しつつあります。お金が目に見えなくなれば、破ることもできませんよね。

 これまで、お財布は長財布が良いとか、金運が上がるのは金色や黄色だとか、お財布に関する説も色々ありました。私自身、10万以上もあるうブランド物の長財布を使っていた時期もあります。ですが、スマホの電子決済が主流になれば、お財布だって最低限のものが入るミニマムなものでいいはずです。

 人も社会も一刻として留まらずに変わり、価値観も変わります。

 お金に対する考えも、人の意見や考えを鵜呑みにせず、トライ&エラーを繰り返しながら、自分なりの正解を見出していくのが、「風の時代」にふさわしいような気がします。

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