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お米の魅力


こんにちは、嘉瀬遥です。

今回は、管理栄養士としてお米について書いていきたいと思います。

全国各地、様々な品種があるお米ですが、今回は栄養価にフォーカスをあてて種類ごとに説明していきます。

まず、お米の主成分は炭水化物です。
炭水化物は三大栄養素のひとつで、体の中でブドウ糖に分解されます。
ブドウ糖は、脳を働かせる唯一のエネルギー源です。
さらに、お米には血や筋肉など身体づくりに必要なたんぱく質の他にもビタミン・ミネラルも多く含まれています。

そして、今回取り上げる種類は以下です。
・精白米
・玄米
・発芽玄米
・胚芽米
・古代米

*精白米
玄米からぬか層と胚芽を完全に除いたもの。
栄養価としては、炭水化物が豊富なため、身体の中でブドウ糖となり、脳や身体のエネルギー源になる。

*玄米
精米する前のお米。
収穫した稲を茎から外、籾殻を取り除いただけの状態のため、お米の鮮度を維持しやすい。
玄米からぬか層と胚芽を何割取り除いたかで3分づき、5分づき、7分づきと呼ぶ。
栄養価としては、精白米に比べて脂質、食物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富。

*発芽玄米
玄米を水につけて、わずかに発芽させたもの。
発芽することで玄米に比べて表皮がやわらかくなっているため、精白米のように炊飯しやすい。
栄養価としては、精神を鎮めたり、血圧を低下させる作用があるといわれているGABAが精白米の10倍と豊富。

*胚芽米
玄米からぬか層を除いたもの。
特別な精米方法により、栄養価の高い胚芽を残している。
栄養価としては、精白米に比べて、ビタミンB1、ビタミンE、食物繊維が豊富。

*古代米
黒米や赤米がある。
黒米は、中国が原産で2000年以上の歴史があり、世界三大美女の一人、楊貴妃も美容食として愛用していたと言われている。
赤米は、邪馬台国や大和朝廷へ献上されていたと言われている。
現代では、雑穀米の中に入れて食べることが多い。
また、色合いをいかした田んぼアートでも注目されている。


皆さんは、どの種類のお米を食べていますか?

私はこれまで家庭では精白米でしたが、最近玄米を取り寄せました。
応援している農家さんがつくられており、それをきっかけに玄米を食べてみようとなりました。

また、外食でも精白米以外も扱っているところが多くあります。
家庭で購入するのはちょっとハードルが高くても、外食するときにお試しで食べてみるところからスタートしてもいいと思います。


日本が誇る健康食「お米」に改めて注目していきましょう!

いつもありがとうございます♪

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