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「心の声に身をまかせる」スイッチとはどこに…

始まりはこの写真。のような気がする。

メモから引っ張り出したこの文章は2017年7月のもの。もう半年も経ってる…。

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夏だったので、バイト終わりに帰りの電車を待っていたら、本当に本当に暑くて、でも、遠くが熱でぼんやり揺らいでいる感じや、線路の鉄がじりじりと暑そうな感じが、うわ夏っぽいなぁ、と思い何気なく撮ったもの。

私はあまり写真を撮らないし、インスタも全然おしゃれじゃない。だけど、ただ何となーく撮りたい気分に任せて撮って、感じたとおりの鮮やかさに変えてみたりして。カメラアプリなんて何も入れてないし、加工なんて普段しないのに、急にiPhoneのカメラで加工し始めました。見たままの風景に近づくのが、なんだか楽しかったわけです。


電車を降り、最寄駅からの帰り道、歩きながら夕ご飯に何を食べようか考えていると、真っ先に、買って置いてある素麺が一番経済的だな、と思い出すわけだけど、コンビニ飯が食事の8割くらいを占めている私にとって、素麺なんていう炭水化物の塊は、まっったくテンションが上がらない。

通り過ぎたスーパーに並んでた野菜をぼーっと見て、自然とものすごく野菜の食べたさに襲われ、しかもそれが、もやしとかではなくて、パプリカ・かぼちゃ・トマト、と揃って夏野菜(旬だから前に出してるのもあるけど)。結局トマトを買って大好きなカプレーゼにして満足した。一人暮らしを始めてから、トマトなんて買うの初めてだったかもしれない…。

その日帰宅して、最近エアコンの浴びすぎで身体がだるいのが不快で、ちょっと思いつきでウォーキングに。するとそれがまあ気持ちよかった!

走るつもりじゃなかったけど、ちょっとなら走れそうと思って走ってみたら、想像の数倍気持ち良い。運動神経ゼロの私にとって、走るのが気持ち良いということ自体が快挙というか、未知の領域だったのでした。

心の声に身を任せる勇気

何が言いたいのかというと
身体や心がちょっとでもこうしたいと発したときに、それに身を任せる勇気と考えすぎないスタンスは、最近の自分の変化だなということ。

例えば、駅の写真を撮ることだって、「どうせ私が撮っても上手い人から見たら大したことないし馬鹿にされるかも」とどこかで思ってるからやらなかったわけで。

でも、身体が素直に、この時期栄養満点の夏野菜を欲するみたいに、何となく発するサインに敏感に、それに身をまかせることがやっぱり身体も心も喜ぶことなんだと身をもって体験しているのです。

「どうせ写真うまいプロから見たら…」「私が外を走ってたらいかにもダイエット中って感じでダサすぎる」

みたいなことを、私は常日頃、いろんな人の立場に勝手に立って、自分に評価をつけて、自分を酷評しがちなのですが(しかも自分にとってなにもポジティブではない厳しさ)、そんなことで、身体や心が発するサインを歪めてしまうのは、まず健康上よろしくなく、さらに心もそれ以上なにも発さなくなってしまうような感覚になる。危険。

これ食べたい、食べよう(アイスとかは食べ過ぎ注意だけど実はそんな心も身体も求めてなかったりする)とか、
あれいいなぁ、やってみようとか
そんな素直な気持ちを愛してあげなければ!と思う今日このごろなのでした。

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アンテナが高くなった日から半年経って

明らかにこの日、わたしは心の声に敏感になるアンテナが張られていて、思いのままに行動する気持ち良さを知り始めたのだと思う。

この日の気持ち良さから、ランニングを始めて、日常的に軽い運動をするようになったし、この日写真を撮り始めてから、インスタで可愛い写真を見て保存したり、いい感じに撮るのが楽しくて。今や私は、暇な時間のほぼ全てをインスタに費やしている。保存したコレクションを可愛くするのが生きがい…!(笑)


それからというもの、いい美容師さんに出会って髪型を変えてもらったことで、ヘアアレンジも楽しくなったり、そのおかげで髪の毛を褒めてもらうことが増えると、メイクもちょっと楽しくなったり、髪やメイクが楽しくなると、やっぱり似合うためにダイエットがしたくなって、少しだけ痩せたことを彼氏が気づいてくれて嬉しかったり…

わりと好転していてハッピー。

考えすぎず、心の声に身を任せるスイッチってどこにあるの?

ただ疑問なのが、なぜ急に「心の声に身をまかせる」スイッチが入ったのか?ということ。

私の周りには、「やりたいことをやれ」風潮があるゆえに、自分の行動と心の不一致に悩んだり、体に不調が現れたり、やりたいこととは…?というか、やりたいことで意思決定したことって今まであったっけ…?と考え始め空虚感に襲われたり、という友達が結構いる。私もこういうタイプなので、類は友を呼ぶとはこのこと。

さて、この「心の声に身をまかせる」スイッチってどうやって入るの…?待ってればいいものなの?ということを最近考えているのです。

私も前の自分からは少し脱した気はするけれど。なんだか素直に突っ走って行動できる人は、やっぱりなんとなく羨ましい。

私の友達を見ていると、頭をひねり常によく考えて、冷静で俯瞰的な視点も持ちながら、ユニークな視点も持っていて、だからといって頭でっかちなわけではなく、普通の人よりも行動力もある人たちだから、悩む必要なんてない、ってか悩んでたの?(笑)と周りからずっと思われてきたんだと思うんだけど。

さてこのスイッチはどうやって入るものなのでしょうか、無理して入れる必要はなくても、オフなままで悩むのはしんどいんだよなぁー。

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