見出し画像

427.noteで人間味は伝わるのか?情報発信マンになっていないか?

作家というのはとても厄介な生き物で、とにかく書いた文章を多くの人に見てもらいたい、でも頭の中を直接覗き見られているようで恥ずかしい、という対極のような二面性を持っている。

書いている内容に関しては、伝えたいことがあるときも、ただ書きたいだけのときも、リアクションを求めているときも、そんなものはまったく求めていないときもある。

つまり、面倒くさい。

正確にいうと、僕は「作家という一面がある」という表現が正しい。

たまたま電子書籍を出さないかと声がかかって電子出版しただけで、それ以外は投稿サイトに作品があるだけ。
本屋に並んでいるわけでも、コラムを書くようなフリーライターとして活動しているわけでもない。

ただこのnoteも427記事となり、日記のような文、情報発信のような内容、穿った価値観や考え方、偏った思想をたくさん書いてきた。

そして今、改めて僕のnoteの方向性を、こうして書きながらしばらく探している。

フォロワーは10,000を超えた。
しかし、フォローしてフォロワーしてくれた人がほとんど。
これはあくまでフォロワーであり、ファンではない。(ファンの人がいたら嬉しい。ありがとう。)

今後は、ファンを増やしたい。(フォロワーも増やしたい。)

noteではとても魅力的な文章を書いている人がたくさんいる。
そういう「人」に、人は集まるのである。

コンテンツではなく、人に集まるような人になりたい。

ファン化とはそういうものではないかと思う。

さて、このnoteの方向性を模索している僕は、割とこの20記事ぐらい迷走している。

プロフィールの文言もこの二ヶ月で何度書き直したことか。

書き続けてみたり、フォロワーさんの記事を紹介しようとしてみたり、noteを続けたい人に向けてコツを発信したりしている。

時折見るYouTubeの動画から学んだことを、さも情報発信かのように打ち出している。

たまにエゴの塊みたいなエッセイ的文章を書きなぐっている。
紛れもなく、この記事もそうである。

情報発信が人の興味を惹く入口になるのはわかる。
問題は、入口から入ってきた後の動きだ。

発信する情報に惹かれていては、ずっと情報を発信することに雁字搦めになってしまう。
いずれ疲弊することが目に見えているし、そもそも情報を知りたいだけなら一次情報を取ればいい。

どんな内容を書いていくのであれ、僕のnoteを読んだ人が少しでもやる気が出たり、明日を迎える気力が湧いたり、もっと仕事がしたくなったり、なんだか生き方や働き方を変えてみたいなと思ったり、どこか救われたと感じてくれたり、そんな誰かの日常の傍にそっと存在していればいいとは思う。

いつの間にかここまで読んじゃっていた。
文章に引き込まれた。
他の文章も読んでみようかな。
他もなかなか面白いじゃん。
更新頻度もまあまあ高いな。
一応フォローしとくか。

みたいな導線になれば、理想なのかもしれない。

とにかく、僕は文章を書くことが好きで。

一番のメンタル安定剤になっているのもまた事実で。

読んでほしかったり、読まれて恥ずかしかったり、そんな面倒な多面性を持ちながら、これからも文章を紡ぎ続ける。

方向性はまだ決まったわけじゃないし、探しながら決めるという感じもあるけれど、手を止めることはない。

このnoteからは、いずれにせよそんな人間性も伝わればいいな、なんて思ってる。
文字だけでこいつ面白そうだなと思われるなんて、なかなか作家冥利に尽きる話だ。
ただ、そんな人間味も伝わると思っている。

文章には、熱も想いも込めることができるのだから。

そもそも、情報発信の掲示板みたいな何かに特化した媒体にするには、あまりに僕のスペシャリティ度が足らなすぎる。

それでも。

楽しくnoteを書いて、長く続けていて、書くことが好きで、わざわざここまで読んでくれたような人とは、交流していきたいなと思っている。

僕は有益な情報発信マンではない。

あなたと同じ、好きなことに真っ直ぐで、いろんなことに影響を受けて、割と脆くて弱い一面もある、一人の人間なのです。


・10,000フォロワー超え
・400記事超え
・総ビュー数300,000ビュー超え
・note×マイナビ主催コンテスト〈マイナビ賞〉受賞&漫画化

noteを楽しく継続するコツや、人生の役に立つ情報や価値観考え方、書きなぐったようなエッセイなど、幅広いジャンルの内容を投稿しています。

パラレルワーカーとして複数の仕事に取り組み、仕事もチームも人のつながりも拡張させて、何だか自由で豊かそうな人生を目指しています。

ぜひフォローしてください♪
割と人生のどこかで役に立つ情報が眠っていると思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?