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印象派と写真。


突然ですが、私は印象派が好きです。
モネ、ゴッホ、ゴーギャン、たくさんの作家たち。
彼らのどこか写実的じゃない世界を見るたびに
「彼らに見えていた世界」に思いを馳せてしまう。

その中でも、特にモネは「空気」を描くのがとても上手だと思っている。

モネの作品には
同じ物や場所を、何年も何枚も書いているものがある。
同じ場所でも、季節や時間帯によって変わる表情の変化があって
それを絵という世界に落とし込むのが本当にうまい。

それを見て思ったのは
「カメラでも同じことをしたい」だった。

私は実は、小さい頃から絵を習っていた絵描きの端くれのそのまた端くれの人間だ。
なんとなく、どうやったらそういう配色になるのかを知ることはできる。
朝方の、5時台の、キラキラ光る雪は、太陽の光を受けて少しオレンジやピンクが混ざる。
じゃあそれを雪の色に入れたらいい。

同じ白でもそれだけで見え方はだいぶ変わる。

けどコレを写真で再現するなら
朝の5時にカメラを構えるしかない、のだろうか?

そうじゃないやり方だってある気がしている。

それを今は模索中。

まだ答えは見つかっておらず。

行き着くまでに相当な時間もかかると思う。

けど、好き✖️好きの化学変化って
とんでもないものを生み出せると思ってるから
どーにか形にしたいな。

がんばるます。

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