カメラマンのはるか

カメラマンをしているはるかです。 自己紹介だったり、カメラの真面目な話だったり 割とプ…

カメラマンのはるか

カメラマンをしているはるかです。 自己紹介だったり、カメラの真面目な話だったり 割とプライベートなことをつらつら書くツール。

最近の記事

写真を撮る理由②

私はカメラマンの端くれとして生きている。 簡単にいえば写真を撮って、それを誰かに渡す仕事だ。 なんでこの仕事を選んだか、という話はまあいつか話すとして 今日は「私がそれでもこの仕事を続ける理由」を話そうと思う。 カメラマンという仕事は割りがいい仕事ではない。 収入が高い人もいるけどごく一部、残念ながら私はそちらの部類ではない。 それでもやめないのは純粋に「楽しい」からだ。言ってしまえばやりがいがあると私は感じている。 例えば、結婚式。 新婦様の手紙に誰かが涙した瞬間。

    • カメラと私の歴史。

      わたしとカメラの付き合いは結構長い。 記憶があってれば、初めて自分専用のカメラを持ったのは8歳ごろだと思う。 1 初めての自分専用カメラ 記憶があっていればそのカメラの名前は 「富士フィルム nexia Q1 Zoom」 というちっちゃなカメラ。 群馬の山で黄色い花を撮った記憶しかない。 けど、お出かけのたびに首から下げてた。 ちょっと笑ってるように見えるデザインが好きだった覚えがある。 買って欲しい、ってせがんだかどうかまでは覚えてない。 たぶん父親が、そっとくれたん

      • 写真を撮る理由①

        私が写真を撮り続ける理由は一言で表すことが難しい。 この考えは半分以上が後悔でできてるからだと思う。 私が中学生の頃。 思春期真っ盛りの私は、遠方地に住む祖父の家に出かけた時、祖父の歩くスピードの遅さにイラッとしてしまった。 イラっとして、むすっとした顔で横を通り過ぎた。 別に祖父が嫌いなわけじゃないのに、そんな態度をとってしまった。 その後出かけた場所で、写真を撮ろうと言われたけど 写真に映るのがとにかくに嫌だった私は(太ってる、見た目に自信がなかったんです) 何かと理

        • フリーランス2年生

          フリーランスとして働いて2年が経った。 元々、会社員を辞めてどうしようもなくなって 「もうこれでやるしかない」とある種の覚悟を決めて飛び込んだ業界がカメラマン業界だ。 風当たりは強く、技術職であり体力職で 給料がすごく高いわけではなく いろんなものが経費という名前で飛び去っていく。 フリーランスつら。 なりたいって人はたくさんいるけど 全て自己責任の世界で生きるのはまあまあしんどい。  私が楽しくやっているのは周りの人のおかげと 自分にこの仕事があっていたっていうそ

        写真を撮る理由②

          印象派と写真。

          突然ですが、私は印象派が好きです。 モネ、ゴッホ、ゴーギャン、たくさんの作家たち。 彼らのどこか写実的じゃない世界を見るたびに 「彼らに見えていた世界」に思いを馳せてしまう。 その中でも、特にモネは「空気」を描くのがとても上手だと思っている。 モネの作品には 同じ物や場所を、何年も何枚も書いているものがある。 同じ場所でも、季節や時間帯によって変わる表情の変化があって それを絵という世界に落とし込むのが本当にうまい。 それを見て思ったのは 「カメラでも同じことをしたい」

          わたしのこと。

          初めまして、カメラマンのはるかです。 ノートを書いてみたいなぁ、と思ったのは 自分の思考整理のアウトプットの場所を出してみたかったから。 あとはわたしの人柄(インスタグラムでわかりそうだけど)を知ってもらう一つのツールとして いいんじゃないかと思ったからです。 きっとコレから、このノートでは ・私が普段考えていること ・私なりのカメラとの向き合い方 ・カメラとは関係ないチンチラの情報 ・たまに真面目なカメラ技術面の話 をする予定です。 気になってくれたらみていただけた