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ライターで独立した私が、会社から採用を任されるまで。

こんにちは。はるはるです。数ヶ月前まで、現役アスリートとして活動しながらフリーランスを同時並行で続けてきたのですが、独立してはじめてのお仕事が「ライター」でした。

ブログが流行っていた時代に、はてなブログやWordPressなどで発信をはじめているところ知人に「うちでも記事書いてくれないか?」とお声がけいただいたことがきっかけでした。

そこからはや5年が経とうとしているのですが、ライターとして独立したにもかかわらず、マーケティング、人事、コミュニティマネージャーなどさまざまなお仕事を経験し、現在は90 Englishの採用を担当しています。

ライターとして独立した多くの方は、ライター一本で働いていくことに少し不安を覚えているのではないでしょうか。わたし自身は少なからず、ライターだけの仕事しかしていないころは毎日不安でいっぱいでした。

SEOは競合が多すぎて、低単価で高クオリティを求められるし取材記事となると上には上がいて歯が立たない…。「記事が書ける」のは、意外と特別なスキルじゃないのではないかと不安になった日もあります。

そんな人に向けて、わたしは「ライターって実は採用にも大きな影響を与えられる仕事だy」と声を大にして伝えたいです。今回は、ライターだったわたしが会社から採用を任せてもらっている理由について書いていきます。

ライター出身が採用で出せる強み

実は、ライターのほとんどの方が見落としがちなのですが結局ライティングスキルって=チャットコミュニケーション能力なんですよね。

もちろん、ブログなどはコメントがされない仕組みやチャットコミュニケーションをとる機会はないのですが、記事を書くの根本は「誰かに伝えたいことを伝えるツール」です。そのため、記事が書ける≒チャットでコミュニケーションが取れるのと同じだと気づきました。

例えば、採用ページを作成するときもただ募集要項を書くだけではなく、他者よりも魅力的なページにするよう心がけることができます。ライターの中で戦うよりも、一歩外に出て「採用」という枠組みでライティング力を活かせば圧倒的な差別化ができます。

採用ページで強みを活かす

記事を書くとき、どんな記事でも事前リサーチをしますよね?SEOであれば、キーワード検索をするし、取材検索だと取材をする相手を事前にリサーチして記事を書くことがほとんどでしょう。

となると、採用ページも事前リサーチで他社がどんな募集を出しているのか、魅力的な文章はどんなものかを探すことができます。特に、Wantedlyなどの会社の色を出すためのコンテンツをつくっている企業は真似しやすく、採用ブランディングの要素として入れていくのもおすすめです。

また、採用の文脈でnoteを作成することを会社に提案できますよね。自分がやってきた「ライティング」を活かし、社内報を書いてみたり、社内のメンバーインタビューをしたり、ときには社内の個人で書いている記事を編集してあげたり。

このように採用の文脈だけでも、ライティングを活かす箇所はかなり多いことを知ってほしいです。

ライティング力を社内で活かす

ライティングを得意とされている方の中には「もはや、タイピングするのが全く苦痛じゃない人」も多いのではないでしょうか。わたしも学生時代、友達がいなくて平日のランチタイムはパソコン室に一生こもって「寿司打」を毎日やっていました(圧倒的インキャ力)。

そのおかげか、現在では隣で働いている人から「タイピング速すぎて怖い…」と少し引かれるくらいには速くなりました。←

タイピングが速い人、ライティングが苦痛じゃない人の多くはきっと仕事をする上で社内コミュニケーション、クライアントコミュニケーションが得意な人が多いのではないでしょうか。わたしはチャットが全く苦手じゃないので、雑談とかもどんどんチャットでしてしまうほど、ひたすらキーボードを叩くのが日課です。

少し余談でしたが、ライティング力があるならチャットコミュいケーションが得意なはず。であれば、その力を活かして応募者の人とのチャット対応などもどんどんやって行っちゃえばいいんです。とにかく自分が持ってるライティング力を自分で出し切ってしまうと、採用も含めたいろんな仕事を任せたいと会社から思ってもらえるはずです。

ライティング力を俯瞰的に見る努力を

ライターとして独立した人の多くが、ライティングは記事を書くためのものと思い込みすぎています。でも、よくよく考えてみると社内のチャットコミュニケーションも営業メールも採用ページの作成も全て「ライティング力」が必要なんですよね。

となると、ライティングって実はとんでもない威力を持っていて記事を書く以外の多くの素晴らしい力を兼ね備えていると思っています。今回は、わたしの体験談として採用を挙げましたが、マーケティングや他の仕事にも行かせることがたくさんあります。ぜひ、この機会にライティングを俯瞰的に見てご自身のキャリアを広げてみてください。



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