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【台湾出張】2018日本東北遊楽日

お久しぶりです、真野です。
波にさらわれるように慌ただしい毎日を送っており、2ヶ月ぶりの投稿となってしまいました…。12月中旬でその忙しさも一段落したかと思いきや、新たな波に揉まれ、気づけばメリークリスマス。

さて、先週初めての海外出張に行ってきました!

南宮城の地域資源を活かしたインバウンド推進を進める(社)宮城インバウンドDMO様のレシピ開発事業で、アドバイザーと監修をさせていただいており、その一環で台湾へのモニター調査に同行させていただいたのです。

今回は、台湾で開催の旅行博「2018 日本東北遊楽日」で、南宮城の地酒と地元食材を"ペアリング"という形式で台湾の方にご紹介してアンケートを集め、インバウンド訴求のためのデータを集めることが目的。
地酒と食材を、それぞれ単体ではなく組み合わせて伝えていくことで、より魅力的に発信していこうという、素晴らしいプロジェクトです!

地域活性においては、むやみやたらと新しいものを作るのではなく、長年培われてきた地域の産品を、付加価値をつけてPRしていくことが非常に大切なことであると思います。
同じ地域で育まれてきた地酒と食材をペアリングで楽しむというのは、地域の恵みを丸ごと味わえる手段。台湾の方にも、このような「体験」をしていただくことで、南宮城の素晴らしさを実感していただけたのではないでしょうか。

私は旅行博の前々日に現地入りし、当日提供する料理の仕込みを担当。
現地のキッチンでだし巻き卵を30本、180名分巻きました!
DMOの皆さんにもお手伝いいただき、仕込みはスムーズに進みました!

今回は、地元の飲食店様にレシピを考案していただき、料理に合わせて私が日本酒を選ばせていただきました。

【槻木・村田や様考案】 牡蠣入りだし巻き卵 × 乾坤一 特別純米

槻木の「村田や」様にご考案頂いたのは、牡蠣入りのだし巻き卵。
牡蠣の旨味がじんわり感じられる、優しい味わいの一品です。

こちらに合わせるのは、食中酒として万能な「乾坤一 特別純米」。
ササニシキのスッキリとした口当たりと、上品な米の旨味と膨らみが感じられる一本。だし巻き卵と合わせることで、卵の味を引き立て、牡蠣の旨味を増幅してくれます。

【角田・Restaurant & Bar Punch様ご考案】茹で鶏の南蛮味噌ソース&梅肉ソース × 蔵王 特別純米

角田のRestaurant & Bar Punch様にご考案いただいたのは、茹で鷄の南蛮味噌ソース&梅肉ソース。

甘辛い南蛮味噌は、キリッとした日本酒の中のほのかな甘みを引き立ててくれます。角田産の梅干しのソースは、優しい酸味と鰹節の風味が日本酒と相性バッチリ。

【岩沼・蔵人様ご考案】奈良漬クリームチーズ × あたごのまつ 鮮烈辛口

岩沼の蔵人(cloud)さんにご考案いただいたのは、奈良漬けクリームチーズ。
宮城なのに奈良漬け…!?と思われるかもしれませんが、岩沼には相傳商店さんという造り酒屋が奈良漬けを作っており、その歴史は100年以上なのだそうです。

癖がなく食べやすく、クリームチーズと合わせることで更にまろやかになります。
あたごのまつ 鮮烈辛口は、名前に反して適度な香りと甘みがあり、奈良漬けクリームチーズと合わせると柔らかい旨味が広がり、とっても美味しい!

その他、佐々木酒造店さんの「閖」の新酒も試飲して頂きました。

私は当日の提供時にいられなかったので、お客様の反応は聞けなかったのですが、大変ご好評だったとのこと。

これをきっかけに、宮城に来ていただけたら何よりです。
来年は報告会を兼ねたお披露目会がありますので、またご報告いたします!

宮城インバウンドDMOの皆様、酒蔵、飲食店の皆様、引き続きよろしくお願いいたします!

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