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あなたは何のために働いていますか?

あなたは何のために働いていますか?
そんなことを考えたことはありますか?
毎日、業務に追われていると考える時間もとれないこともあると思いますが、一度立ち止まって考えてみてください。
明日からの保育や仕事のやる気やモチベーションにつながるかもしれません。



1.何のために働いているか?を考えてみる

僕はこんなことを考えるきっかけになったことがあります。
というか、これまでどういう価値観で働いてきて、今現在の価値観について考えたきっかけはこれ↓↓

この本の刊行記念セミナーを受けていたら、3つの仕事の価値観ということが出てきました。
葬式マネジメントの本質ではないところでしたが、すごくいい気づきをもらえたので紹介しようと思います。

2.「3つの仕事の価値観」とは


3つの仕事の価値観とは、エレミー・レズネフスキーという人が考えた考え方らしく、下の図のような概念です。

エイミー・レズネフスキー「3つの仕事の価値観」を参照

仕事の価値観は3つに分かれ

①ジョブ(JOB):お金をもらうために働く

このタイプの人は仕事からではなく、仕事以外の活動から満足を得ようとする傾向がある。


②キャリア(Career):自らのスキルアップのために働く

このタイプの人は仕事は収入だけではなく、昇進や名誉を得たり、自己成長のための手段と考えている傾向がある。結果が出ななければやる気を失ったり、今の仕事を将来への踏み台と考えたりしています。


③コーリング(Calling):充実と社会的意義、使命感のために働く

このタイプの人は、仕事そのものに意味と意義を感じており、自分のアイデンティティとさえ感じている。

これらをまとめるとこうなります。

3.僕はどんな価値観で働いてきたのか

実は僕はこれまで15年ほど公務員保育士をしていますが、今思うと、全部の価値観で働いた経験があります。

  新任〜5年目まで
この頃の僕は仕事があまりにできなくて、いうやめようかと思っていました。特に3年目までは。
4年目に組んだペアの先生のおかげで保育が楽しくなりましたが、まだまだ日々をこなしていくのに精一杯。生活のために必死になって働いていました。

  育休明け〜12、3年目まで
6年目に一年の育休をいただいて復帰してからは、もっと保育を楽しもうと思い、スキルアップに励んでいました。
一緒に働く保育士も楽しんでもらいたいという思いもありましたが、自分のことで精一杯で、周りのことを思いながら、自分のスキルアップをモチベーションに働いていました。
ちなみにキャリア型の価値観には昇進等もモチベーションになるそうですが、そこは全く興味なし。ただひたすらに保育を楽しくするには、子どもが楽しいことを追求していたと思います。

  コロナ禍〜現在
その後、コロナ禍を経て、自分の働く価値観も変わりました。
子どもの最善の利益のためには、自分だけの保育の質の向上ではなく、周りの人が働いきやすい環境になったら、もっと子どものためになるのではないかと強く考えるようになりました。
なので、自分の中のプライオリティ、優先順位の上位に周りの人の働きやすさが入ってきました。
もともと、社会のためになることをしたくて保育士になったけど、それが実感できずにいました。なので、この他者貢献は自分の中でかなり強い意識を持てるようになったと思います。
今年度もクラス担任を持っていますが、もちろん子どものためを考え、周りの人が働きやすい環境にするにはということにもアンテナを高くしています。
周りの人が働きやすい環境のために働いていると、自然と自分のスキルアップもしていく感じがして、キャリア型の価値観も満たされている気がします。

こうやって振り返ると、今が一番充実していて、楽しい毎日を送れていると思います。

4.自分の働き方を振り返ってみましょう

皆さんも一度、自分の働き方を振り返り、自分にあった仕事観を見つけてみてください。
めちゃくちゃ忙しいと思われる年度末・年度初めのモチベーションになったり、今自分のしていることの自信につながったりすると思います。

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