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バンダってナンダ?!

こんにちは、
ヨガインストラクターの はる です!

先日のレッスンで、
「どうやったらお腹を締められますか?」という質問を頂きました。

ここでいう「お腹を締める」とは、
“お腹の肉を減らす”という事ではなくて、
“お腹に力を入れる”という事。

ヨガはポーズによって、
いつもは背骨と脚で支えられている体重を、
手首や腕、頭などで支えるポーズがあります。

ふつうに立っている時は、
意識しなくてもバランスがとれるのに、
いつもと違う場所でバランスをとろうとすると、
急に不安定になってしまいます。

例えば「板のポーズ(プランクポーズ)」

これは重心が上半身にあると、
手首に体重がのり過ぎて、
腕だけで支える状態になります。

ここで大切なのが腹圧です。

よくレッスンでも
「お腹は締めたまま」と言いますが、
イメージしやすいようにいろんな言い方に変えています。

おへそを背骨に近づける

お腹をへこませて

などなど・・・
言いだしたらたくさんになってしまいそうですwww

このお腹を締めるという事を、
ヨガでは「バンダ」と言います。

正確にはお腹だけじゃなくて、
のどと肛門の3ヶ所あって、
締める=バンダなんです。

バンダを意識する事で、
ポーズが安定して、
余計な力を入れずに、
リラックスする事ができます。

ただ、このバンダ、
なかなか見つかり難いんですよ。

私もヨガを始めた頃は、
お腹を締めてって言われると、
全身に力が入っちゃうくらい、
頑張ってお腹に力を入れていました。

どうしても余計な力が抜けなくて、
ヨガの後はすっかり疲れてた。
もちろん爽快感や達成感はありましたが、
同じくらい筋肉痛にもなりましたw

ヨガを続けていくうちに、
筋力もつき、身体のバランスが良くなったのか、
いつも頑張っていたポーズが、
ふっと軽く感じる瞬間がありました。

ポーズが安定するだけじゃなくて、
いつもより心地よく伸びている感じ。

頑張って力を入れて伸ばすより、
力を抜くことで、
もうひとつ伸びを感じられる事に気づいた瞬間でした。

筋肉や腱、筋などは、
硬いまま動かすとケガの原因になります。

また、伸びきった筋肉などは、
もと通りに戻ることはありません。

もちろん可動域を増やす事は、
いろんなポーズをとるために必要だけど、
傷つけちゃダメ!

なので、ヨガでは反動をつけてポーズをとらない事が大切です!

私はこのバンダに気づいてから、
ポーズが格段にとりやすくなりました。

なかなか気づきにくいバンダですが、
ぜひ自分の締め方を見つけて欲しいです!

私のクラスでも、
バンダを意識したポーズを、
毎回取り入れています。

今日はそのひとつをご紹介。
さっきの板のポーズからのフロー

チャトランガ(四肢で支える杖のポーズ)

手だけじゃなくて、お腹を引き上げる方に意識を向けて、
脚はかかとで後ろへ押し出すイメージです。

はい、イメージだけなら出来そうですが、
バンダを意識しないと、
お腹が落ちて腰をそってしまったり、
お尻が上がりすぎて肩まわりに力が入ってしまうんです。

はじめ、ホントこのポーズが苦痛で・・・w

軽減方法もあるので、
ムリなくバンダを見つけていきましょうね!

Namaste

#YOGA #HARUYOGA #ヨガツライ #バンダ #力の抜き方