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【第二子妊娠・出産レポ】無痛分娩の予定がスピード普通分娩へ

こんにちは、静岡県浜松市をメインで活動するスタートアップFromToの八木です(^^)
私は2024年3月14日に第二子の女の子を出産しました。出産からこの3週間で母体の回復と赤ちゃんの成長をひしひしと感じています。
人間の治癒力や生命力って改めてすごい。

今回5年ぶりの出産ということもあり、新しい生活にワタワタしながらも、第一子の時とは全く違う妊娠・出産体験になりましたので、記憶が薄れないうちにnoteにとどめておこうと思います。

妊娠中

妊娠初期・地獄のつわり

第一子の時はつわりはかなり軽く、匂いつわりがある程度。出産まで元気に過ごしていました。

しかし!今回の第二子は第一子とは全く逆で吐きづわりが約3ヶ月続きました。。。本当に辛かったです。
食べ物を口にしてもしなくても吐いてしまい、つわり初めの1ヶ月で体重が約4kgほど減りました。
肌も髪もガサガサになり、ベッドから起き上がれない日もありました。ただただ時間が過ぎるのを待つ日も。

仕事にももちろん支障が出て、パソコンの画面を見ていると気持ち悪くなってしまうので、朝や夜も含めて細切れで行ったり、夫にお願いできる部分はお願いしてみたり。
メンバーにも最低限の状況を共有をしていましたが、自分から能動的に発言する気力もなくなってしまい、今思うと「休職」という選択をすればよかったなと思います。自分自身への期待値を下回りたくないという見栄というかプライドというか、そんなものがあったと思います。
チーム全体を見て判断すべきだったと思うし、メンバーにも迷惑をかけたと思います(反省)

ちなみに毎月月末にメンバー同士でお互いの業務について、振り返りをしています。つわりが落ち着いた後の振り返り会でメンバーに思いの丈を伝えました。そして報告しながら号泣するという事態になりました笑

【当時の振り返り会でのメンバーに向けたメモ抜粋】
基本的にこの1~2ヶ月でがんばろうというマインドが一切なくなりました。家のことも仕事も世の中のことも無関心・無気力で、身体の変化とマインドの変化に自分でもびっくりしました。 ホルモンの変化と罪悪感で涙が出ることもあり、夫には休職した方がいいんじゃない?とも言われていました。皆さんに相談した方がいいと思いつつも無気力から相談する気もなく、気持ちを話す機会もなく、性別的に共感を得れる人がいるわけでもなく、言われたことをやるで日々が過ぎました。 先週から安定期に入り、つわりが明けてくると喋れるようになってご飯も普通に食べれて、身体が元気になってやっと前向きな気持ちが復活してきました。家族にはうるさくなってきたと言われ始めて、ようやく未来軸のことを考えられるようになりました!トンネルを抜けたかもと思っています。 今になって思うと休職するという選択をすればよかったと思っています。

妊娠中期・夫が海外駐在へ

私の妊娠発覚とほぼ同時期に夫が会社から海外駐在の打診を受けていました。夫としては海外駐在の経験を積みたいと以前から上司に打診していたこともあり、ぜひ挑戦したいとのことでした。

私としても「やりたいことはやりましょう」というスタンスだったので、駐在行きは承諾しましたが、私は妊娠・出産と今の会社でやり遂げたいことがあるので、帯同はせず夫が単身で行くことになりました。

ただ
・長男/生まれる赤ちゃんが父親と離れて暮らすことになる
・家族のコミュニケーションが減る
ことなどが、どう家族に変化をもたらすのかと不安要素ではあります。
(こちらは今も都度何が正解か考えています)

妊娠8ヶ月の時に夫は海外に旅立ち長男と2人暮らしになりました。
といってもじーじばーばが横に住んでいるので、長男にとっても私にとっても頼るところがあり、大変助かっています。(ほぼ入り浸る笑)

妊娠後期・予定が未定の仕事納め

私は現在、浜松を中心に活動するスタートアップで新規事業を作っています。色々な課題解決の種を見つけビジネスになるか検証を進めています。
株式会社FromTo

出産予定日の3週間前からお休みを取る算段で進め、その時点で一つ検証のキリをつけて引き継ぎを行いたいと思っていました。
少人数かつスピードを重視して進めているため、産休に入るタイミングの仕事の予定は全くわかりませんでしたが、なんとか引き継ぎを終えることができました。

生物的に女性しか子供を産めないので、どうしようもないのですが、
新規事業のPoC(ビジネス上でのプレイヤーが揃い、最小の検証をすること)が始まる前に抜けてしまい、「これから面白くなりそうだったのにな」「関わりたかったな」と色々思うところはあります。

一方でお休みをもらって子供と密に関われる経験も今しかできません。メンバーを信じて、今の期間はお休みを楽しもうと思っています。


出産予定日・超過

出産予定日は3/11。
2人目は早まることが多いと聞いていたので3月に入ってからはソワソワでした。
1人目の出産が想像を絶する体験だったことから、今回は無痛分娩を希望していました。(長男の出産時には痛すぎて叫んでいたし、赤ちゃんが産まれて嬉しいというより、やっとこの苦痛から解放された、、疲れた、、という感想を持ちました)

出産予定の病院が個人病院だったこともあり、先生の都合や当日の環境により麻酔を打てないリスクもあるとのことでした。
自然分娩になっても良いように、何より今回はポジティブに楽しく出産に臨めるようにyoutubeを身漁って、呼吸法やマインドセットなどをインプットして自分の中でイメージを膨らませていました。
出産前に「赤ちゃんとの初めての共同作業、赤ちゃんのペースに全て合わせて頑張ろう」という気持ちになれたのは今回に安産にめちゃくちゃ役立っていると思います。

ちなみに参考にしたyoutubeはこちら↓
https://www.youtube.com/channel/UCFQ-kjcWEmRTF0rkzevxSDw

そして何も兆候がないまま、出産予定日当日に。
のんびり屋さんな長女です。
超過したらしたらで赤ちゃんのペースがある、ゆっくり待とうといった気持ちになり、どーんと構えられた気がします。(私の両親や兄夫婦の方がソワソワしていました笑)


予定日3日遅れでいよいよ出産

予定日より2日超過した早朝の3時ごろ、寝ている最中に破水しました。
「こんなに羊水出て大丈夫!?」とびっくり。寝室や階段がびしょびしょになってしまいました。軽くパニック。

急いで両親に連絡。産院にも連絡し、入院することに。

長男にも事前にしっかり説明していたので、夜中でも状況をよく理解してくれていました。ありがとう。

破水が起こるとその後ズンズンと陣痛が始まると焦っていましたが、さっぱり来ず。拍子抜けな感じで元気なまま病院で丸一日ご飯を食べて、テレビを見て過ごしました笑

そして破水から丸24時間経った早朝にお腹の張りが規則的に痛みを伴ってきました。

結構痛かったのですが、麻酔は子宮口が5センチほどに達したら開始するとのことだったので、5センチ開くまで体の筋肉が緊張しないようにひたすら呼吸のみに集中しました。(ある種、念仏のように)

そしていよいよ子宮口が5センチほどになったので、麻酔を打つために分娩室に移動しましょうと立ち上がって歩いていたところ、
「んんんんん????あれれ、イキみたい!!あかーん!!!」
助産師さんに伝える暇がないくらいもう勝手にイキみが始まってしまいました。
(多分歩いて一気に赤ちゃんが下がってきたのだと思います)

子宮口5センチから一気に全開になっていて、助産師さんも「あかーん!産まれちゃう!」と急いで準備。
なんと分娩室に移動してからものの10分で産まれました!!陣痛から約3時間の超スピード出産・安産でした。

無痛分娩の注射もやる暇がないのはもちろんですが、諸々の着替えや先生の到着も間に合わずで産まれてから私服の先生が到着して、「早かったね〜〜」と言っていたほど。

陣痛の時間が少なかったので出産時の体力の消耗がかなり少なく、長男の出産時の疲労がレベル10だとすると、今回はレベル2くらいだったような。マインドセットと呼吸法のおかげだと思っています!


体はボロボロだけど赤ちゃんはひたすら尊い

約5年ぶりの新生児。
ただただひたすら尊い笑

約10ヶ月間お腹の中で元気に育ってくれた赤ちゃん。
出産直前からおっぱいを飲む姿を見て、力強い生命力を感じました。人間って本当にすごい!

一方で母体はあちこちが傷ついているし、寝れないし、後陣痛は痛いしで特に産後2週間はあっという間に日々が過ぎていきました。
そう、これも母の定め、、とにかく寝れる時は寝よう。

長男もやきもちを焼く時もありますが、基本的には優しくておもちゃを使って赤ちゃんをあやしてくれています。

今後2児の育児がどうなるのかは想像がつきませんが、やれないことはやれないので、良い意味で諦めてやっていこうと思います。
子供2人といろんな経験をして楽しんでいきたいです✨


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