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30年後にあったらいいな…iPS育毛

皆さん、こんにちは。H2です。

今回は30年後にあったらいいな…というテーマでiPS育毛についてお話します。

私があったらいいな…というものはiPS育毛です。

京大の山中教授のグループがiPS(人工多能性幹細胞)を発見してから、13年ほどが経過しました。普段、生物系に興味がない方でも山中教授がノーベル賞を受賞したことで、多くの人が知るものとなりました。

このiPS細胞、お名前の通り様々な細胞に分化することができます。その為、現在の治験では皮膚シートや網膜等において、臨床実験の段階に進んでいます。

主に、再生の効かない部位に対して、外部から作ったiPS組織を移植することで治療することのために、現在医療界では注目されているiPS細胞。それでは、今後はどういう方面に向けて進むか……。

ずばり、育毛ですね。抜け落ちた髪は再生しませんので、きれいに禿げた中年男性の皆さんには、今まで植毛、かつらしかありませんでした。

しかし、これらはいずれも固定した状態のものですので、周りの人から実はあの人……と気付かれてしまうかもしれませんね。

ここで、iPS細胞によってできた髪の毛は分裂を繰り返し、成長するので日々変化を見せれるため、周りの人にも気づかれないことでしょう。

そんな育毛に関しては、現在医療業界ではどう考えているのでしょうか。
今のところ、育毛会社が表立って研究を進めていることを公表してはいません。現在の主流のビジネスでは、育毛剤、植毛によって稼いでいるため、1番手をとれば確実に現在のビジネスを超えることができますが、2番手以降になった場合は、ただただ現在のビジネスを縮小させられるだけになるでしょう。ですので、周りの会社とけん制し合っているのではないのでしょうか。また、育毛会社だけでは、治療ができませんのでiPS細胞を管理する会社や、医療技術として認められた場合はお医者さんとも協力していかなければなりません。(これは筆者の想像ですが……)

では、普及の面から考えるとどうでしょう。まずは、iPS細胞から作った髪の毛の安全性をとるため、治験を行う必要があります。治験はいくつかのフェーズに分かれておりまして、動物実験で安全性を担保した後、初めて人で治験に入ります。そこで、3つの規模で治験を行った後、国に申請し、許可されると初めて安全な治療法として認可されます。ですので、現在は動物実験で安全性の確認をおこなっているのではないかと考えられます。現時点から安全性が担保されるの10から15年ほどかかるのでないでしょうか。そして、一般の方々が利用するまでの普及を考えると30年後というのはちょうどいい目安になるかもしれません。

もし、ご興味のあるかたは治験をおこなうCRO業界の人や育毛会社の人とコネクションを持ってみるといいかもしれません。守秘義務に引っかからないところでお話しして頂けるかもしれません。

末筆ですが、私たちの髪の未来に幸があらんことを願います。


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