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3月2週目

練習テーマ

この日の練習テーマは以下の2つです。
①パスを受ける準備/動き出し
②守⇔攻の切り替え

先週に引き続き、攻⇔守の切り替えは変わらずテーマとしてあります。
自分たちの最大の長所である機動力をいかすために非常に重要なポイントです。
今週のテーマであるパスを受ける前の準備/動き出しは、ポゼッションのクオリティを上げるために必要な要素です。
パスを受ける前に良い準備することで、ボールを持ってからのプレーの選択肢が広がります。
ポゼッションの鍵は、ボールを持ってないときにあります。

TR内容

①ロンド
②パストレ:対面
③パストレ:四角
④5vs2
⑤3vs3+1
⑥ゲーム 7vs7

■試合で使えるリターンパス(ーがパス、‥‥が人の動き)

〈前を向きたい時〉
下の選手が①のパスを受けにく

相手を背負っているからリターンパスする

リターンパスと同時に横に動き出しスペースをつくる

③のリターンパスをもらって前を向くことができる

パターン①

このリターンパスは、縦関係のみならず、ボールがサイドにあるときに、中盤の選手がパスを受けて展開する際にも効果的です。
一つのパターンとしてもっておくとポゼッションをしやすくなります。

■3パターンの動き出し

相手を外す基本的な動き出しは大きく分けると、
離れる・寄る・抜ける
の3パターンです。

①離れる動き

離れる動き

②寄る動き

寄る動き

③抜ける動き

抜ける動き

この3つの動き出しを相手のプレス状況に合わせて使い分けることができると、フリーを創ることができてパスを受けやすくなります。
また、この3つの動きを単発でやるのではなく、組み合わせたりすることで、さらに相手のプレスを外しやすくなります。

98%はボールを持っていない時間

サッカーの試合は90分間。
この90分間のうち、自分がボールを持っている時間は、多くても全体の2分くらいです。残りの88分間はボールを持っていません。

ドリブルやパス、シュートに良いプレーがフォーカスされがちですが、良いプレーをするためには、ボール持っていない時間に何をするかが超重要です。

身体の向き、ポジショニング、相手との駆け引きなどはもちろん、攻撃時の守備の準備やインターセプトを狙いつつ、裏のケア、カバーリングなど…。

ボールを持っていない時間に考えるべきことはたくさんあります。

ただ、いきなり良い準備ができるようになったり、動き出しの質が良くなるということは稀だと思います。

まずは、頭を休めないこと。

ボールを持っていない時間に頭をフル回転させ考え続ける習慣をつけることをやっていきましょう。
すると、だんだんと身体が思考についてくるようになります。

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