とんでもない遠くの未来に、

とんでもない高嶺の花のことって、

なかなか信じられないものです。

まさか手に入るとは思えず、

いつのまにかあきらめてしまう。

だから、身近なところで、

少しずつの間でいいから、

ちょっと、がんばってみる。

「毎日、10キロのジョギング」じゃなくて、

「毎日、1分の深呼吸をする」くらいからでいい。

「世界一周する」じゃなくて、

「世界一周のパンフレットを探す」くらいからでいい。

いきなり、がんばりすぎると、

なかなかモノゴトは続けにくいもの。

だから、ちょっとずつ、

ほどほどにがんばることを、

つづけられたら、いいと思う。

小さな階段をのぼっていくように。

その小さな階段をのぼることそのものが、

自分の小さな幸せになっていく。

たどりつく喜びよりも、

途中、途中の、自分らしい過ごし方の中で、

しあわせを感じられることが、

きっと、大切なんだと思う。