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うぶゅう。

私だめだなー、とか

私ひどいなー、とか

私よわいなー、とか

さみしーなー、とか

むなしーなー、とか、

だれもいないなー、とか、

必要とされてないなー、とか、

いるだけでいいのかなー、とか、

役に立たなくちゃなー、とか、

なんか申し訳ないなー、とか、

ふとしたときに、あれなんだか

ワタシカチガナイだなんて、

想い過ぎり浸ることがあるもの。

もっと遡って、振り返って、

生まれてきたときのことまで、

よくばって、がんばって、思い出す。

いまなかなか合点がいかなくて、

ワタシミタイナモノガが蔓延るけれど、

なぜ、わたし、いのち、はじまっているのか。

そもそも、ほんとに、そもそも、

コトバもわからぬ、目もひらかぬよな頃、

生まれてきてくれてありがとうの産湯に、

つかった瞬間があるはずです。

誰かから、必ず。誰でも、必ずや。


きがついたら、ものかきのはしくれ歴17年。 詩みたいなエッセイみたいな思いつきみたいな短文を、小さなしあわせを数えながら綴っております。それ以外にも、絵本作品を書いています。