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女子力不足への万能薬、虫。

こんにちは、はるこ《公式》です。

突然ですが皆さん、女子力足りてますか?
ん?足りてないって?
そこの貴女、「女子力」についてお悩みですね。

良いでしょう。聞かせてごらんなさい。
ん?なになに?

女子力低下のせいで
彼氏とマンネリ化している?

女子力低下のせいで
好きな人となかなか進展しない?

女子力低下のせいで
お肌の元気がないみたい?

ん~、それ、
「虫」でまるっと解決しちゃいましょ♡

彼氏とのマンネリ化?
好きな人と進展しない?

昆虫食デートはいかが??
ワクワクドキドキの初体験。
目の前のテーブルに突如として登場する虫達に
ハラハラする気持ちはまさに「吊り橋効果」

「キャッ…怖い。」なんて怯む貴女に
彼のハートはずっきゅんドキドキ。

ついでにゲテモノ効果で夜もずっこんばっ
……きゃ…♡

お肌の元気がないなんてあなたも
「虫エキス」に頼れば朝飯前。

余計なものを含まないうえに
栄養豊富な「虫」は、美肌効果も絶大。
お肌もぷるんぷるんのもっちもち…かも。

…さて、前置きが長くなりましたが、
行ってまいりました。昆虫食。
ここから先はモザイク無しのゲテモノ画像が
並びますので【閲覧注意】でお願い致します。

そう、女子力向上には勇気がいるのです。


訪れたのは高田馬場。
駅を出て脇道を歩き、
続いていく怪しい路地をすすみます。

(怪しいな、アングラ感が凄い)
高鳴る心臓を抑えながら歩くこと1分。

ん…?
これは…

そう、一店目は「米とサーカス
知る人ぞ知る獣肉の専門店でございます。

獣肉?虫やあらへんの?
そこの貴女、良い質問。
実はこちらのお店、
期間限定で「昆虫食フェア」を開催中。
(2016/09/11まで)

そんな話を聞いちゃったら、
行くしかないでしょっ!ということで
手始めにやってきたわけであります。

店に入ると…

ドドン!

なんともハイセンスな昆虫メニュー。

「いやん!こんなおしゃれなゲテモノメニュー、
私、見たことないわ~♡」

なんてはしゃいでいる私に罰が当たったのでしょうか…。昆虫食はまさかの完売…(22時すぎ)

虫は2店目で食べようと心に決め、
獣肉をいただくことにしました…。

数多くのメニューからいくつか
チョイスしたものの、
ビジュアルもお味も普通にうまい…。

この記事は虫メインなので、
普通に食べられて美味しかったものは割愛。

(上:カンガルー 左:らくだ 右:うさぎ)
いやぁ、全部うまかった。獣感0!


残るは…ドドン!

すずめのタンドリー串焼き。

「お前達…本当にポッポなのか?」思わず
涙を流しそうになるこのビジュアル。
身体を貫く串と、クチバシまでそのままな頭部。それでもこの時はるこは、「所詮ただの鶏肉。グロテスクでもなんでもない。」と、鷹をくくっていたのであった…

恐れを知らずスズメと微笑むはるこ(25)

舐めきっていた私は、丸焼きを頭からぱくり。
さっくりした鶏肉をイメージした私の口に
なんともいえない味が広がる…

はるこ「ん…これは…カニ味噌…?
なにかがトロッと出てきたんだけど…。」
同行者「あぁ、脳みそでしょ。」

その言葉に、思わず動きが止まる

の…脳みそ。

脳みそ…。
そ、そうだよな。頭だもん。
スズメだって「あのポップコーンとろうと
おもたらハトに取られたわろたw」
なんて常日頃から考えてるわけだし、
の、脳みそくらいあるよな。そうだよな。

そんなことを考えながらもぐもぐすると…

脳みその他にも全身の骨を砕く感覚、
足を食べている時、ふつふつ湧いてくる
「あぁ、スズメの足を食べているんだな」
という実感。

まさに 丸焼き でした。

(だけど味は普通に美味しい、ちゃんと完食)

さて。獣肉も食べたことだし、
本題の虫を食べに行きましょう。

虫煎餅をお土産にいただき、
店員さんに見送られながら向かったのは、
「米とサーカス」から徒歩1分のこちらのお店。

ノングインレイ
本場のミャンマー料理を提供してくれる
貴重な場所でございます。

ここ、行くと分かると思うのだけど、
店員さんの笑顔がとってもキュート。
気持ちの良いさわやかな接客。すき。

なんとも味のある特別メニュー。
なあ、「あり虫」さっき書いたやろ?

なんてにやにやしながら、
ここは大人っぽく。と、
店員さんに話かける私。

はるこ「虫、全部ください」

店員「スイマセン。竹虫とコオロギ小、ナイ」

…な、なんだと!?

唖然とするはるこ(25)

はるこ「…では、虫は何がありますか?」

店員「と、コオロギ大、アル


生きていく中で、
虫は何がありますか?と聞く日がくるとは
思わなかったし、コオロギって…なに?
という疑問が頭の中にめぐるし、
なにより「あ、虫あるんだ」って微笑む自分が
怖いし…だ、だけどとにかく…

はるこ「じゃあ、それで!」

とにかく私は、虫を食べて世界中の
女子に伝えなければならないのだ!

待つこと数分。

「おまたせしました~」

「コオロギ大デス~」

で…で…でかい!

覚悟はしていたものの、鳥肌がたつ。
脳みそが拒否している。

「コチラ蝉ネ~」

oh...羽根をもがれた蝉。
こちらは小さいけれども…その量に怯える。
何だってそうだ…
虫も田舎のヤンキーも、集まると怖い…。


私は思い出していた…

カミキリムシに鳴かれて
おしっこを少しだけもらしたあの日。(19歳でした)
マンションにクモが出て職場に緊急連絡をしたあの日。
そして、ゴキブリが出る部屋に住むという理由で元カレと別れたあの日…

そう、私は虫が死ぬほど嫌いなのである。

それでも女子力をあげたい、あげてほしい…
その執念が、私を駆り立て…。

白目を向きながら手に取る

こいつらを…

ぱくり。


ん…んぬぬ………。

…これは…

これは……

美味しい

事実を受け入れられないはるこ(25)

サクサクする。

想像していた草のような味や土のような味、
なにかしらの汁っぽい味。
そう、妄想上の虫の味が…しない。

これは…エビの殻だ!

海老の殻のような香ばしさと、
少しだけ広がるジューシーな苦味。

コオロギもセミも、同じくうまい。

とくにコオロギの足なんて…

スナック菓子やん!

嬉しそうにコオロギを噛みちぎるはるこ(25)

虫は鰹節の味がして、
口の中に虫味が広がる…等とよく聞くが、
私には感じられなかった。
とにかく海老の殻をさくさくと食べる感覚。

その後もどんどんぱくぱく箸がすすみ、
しばらく立つと、
ひとつぶずつなんてやわなことを言わず…

ぱくりと一気食い。
ん~ざっくざく~。
おいし…

おえっ…(やっぱり)

1粒ずつだと美味しいのですが、
大量に口に放り込むと、「虫感」が増し、
少しだけえずきました。
これはコオロギのせいではなく、私のせいです。

そんな感じで楽しく食べすすめ

ほぼ完食。(完食後の皿は一瞬でさげられた)


どうでしたか?
「昆虫食レポート」

昆虫食は、食べて美味しいというのも
そうですが、とにかく楽しいんです。

強烈なビジュアルにキャッキャ言うもよし。
昆虫食の可能性について語り合うもよし。
一緒に食べに行った人と、会話が弾みます。

女子力とはなんぞや、と、よく考えますが、
なによりも大切なのは、「挑戦すること」
ではないでしょうか?

その理由が美肌になるためだって
マンネリ化した彼氏との関係を
修復するためだって
なんだって良いんです。

新しいことに挑戦し、共有する。
そんな前向きな生活を送っていると、
悩んでいたことが嘘みたいに、
「女子力」が、あがっているかもしれません。

皆さんの女子力が、あがりますように。

ps.次はゴキブリとウーパールーパーを食べに行きます。

☆special thanks☆米とサーカス様、ノングインレイ様、dow ju(同行者)

#昆虫食 #女子力 #ゲテモノ #恋愛 #虫 #料理 #コラム #エッセイ #写真

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