バリキャリじゃない働き方を選んでる人たち

バリキャリっていう言葉が少し古くなってきているかもしれないけど、バリキャリじゃない生き方をしてる人はどんな感じなのか、私は非常に興味があります。

仕事以外に存在価値を見出すのってけっこう大変じゃないですか? (私が自己肯定感低いだけですかね?)

バリキャリ志向だったけど方向転換した人たちの人生観みたいなのが覗けないかな〜と思ってブログとか記事を探してみたのでいくつかシェアします。

親の支援なしで子育てしながらフルタイム勤務→主婦

2019年の記事。

ただ主婦になるためだけなら、これまでの人生に果たして意味などあったのか。

辛いよね…  家事や子育ては誰でもできると書いてあって、仕事と存在意義が直結しちゃう社会人共通の危うさを感じる。けどさ、仕事だって、極論、誰でもできるじゃん…? 子育てに専念する期間として自信持って生きてくれ〜(きっと私より年上の方かもしれないですが…)

今は同ブログのURLがとあるアプリ(地域密着で保育園情報をまとめている)の公式HPになっている様子。もしかしてこのブログを書いたひとがサービス立ち上げたのかな?  会社を辞めても「仕事」とか「活動」をしていらっしゃるんだとしたら、ご立派だなぁ。

独立志向が強くて会社勤めを辞める

そのパターンもあるかぁ。たしかに「バリキャリOL」は辞めてるけど、バリキャリは辞めてないんだね。このブログ、2記事で止まってしまっているのが残念。いまどうしてらっしゃるのか、すごく気になる。

都会でバリキャリ暮らし(?)をするのを辞めて長野に移住する

とあるニュースレターの登録ページ。なんか見覚えあるなと思ったら、ご自愛通信の人か。数年前にもこうしてインターネッツの海をうろうろしていて、偶然見つけた覚えがある。

2022年の記事にはこのようにあり、必要な時に休む選択をされたのはとても偉いと思う。お疲れ様です。そのあたりからニュースレターのテーマを変えたらしい。

この半年で体調がにっちもさっちも行かなくなってしまい会社を休職する運びとなったのである。己のご自愛に専一する必要があり、それをニュースレターで配信している精神的余裕がなかったのだ。寓話みたいなオチだ。

「金を稼げないことを受け入れる」の記事なんかも、けっこう沁みる。暮らしていけるだけの稼ぎがあればいいよねぇ。

働かないやつはダメなやつだみたいな価値観もあると思うけどさ、すごい資産家で土地含む資産が生まれたときから有り余ってますみたいな人は、働かずに優雅な暮らししてるんだろうし。その人がダメなやつってわけじゃないもんね。

そしてこのニュースレター、2022年1月で更新が止まっている。過去記事にあったように冬季うつにあたってしまったか…? つっきーさん、配信、待ってます。そしてどうか健康でいらっしゃいますように。

大企業のSEから色々経てベンチャーのCSへ

いや、その働き方、十分バリキャリじゃない?とも思っちゃったけど、たしかに狭義のバリキャリからは少しズラした生き方なのかな。ご本人曰くこう。

仕事も育児もバリバリこなされてるバリキャリ先輩ママ社員の働き方を見ても、どうしても自分の思い描く女性としてのキャリアを積むことの難しさを感じたんです。

人生常に仕事にフルスロットルとはいかないよね、という趣旨のことをおっしゃっていて、ほんとそれなと思うよ〜  子育てやら自身の体調不良(メンタル含む)、家族の病気とか、色んなことがあるもんねぇ。

バリキャリかどうかはさておき、こんなふうにおっしゃっているのだから、そもそも、立ち上げ〜拡大フェーズのベンチャーで働く方が合っていたのかなぁ。辿り着けてよかったですね。

新しい仕事を開拓している瞬間は非常に燃えるタイプなのですが、ある程度慣れてきてこなすだけの業務になった途端に一気にやる気が無くなるタイプみたいで。

外資系メーカーで子育てしつつフルタイム→フリーランスでコンサル

こちらもむしろキャリア積み積みでいらっしゃるけれど、会社での活躍や出世を目指すことをやめて家族との時間をつくったということで、「脱バリキャリ」なのかな。

きっとご本人は辞めるにあたって相当なものを失ったと感じただろうし、もしかしたら仕事を完全にお休みされてた期間もあったのかもしれないけれど、結果としてこれは理想的なキャリアチェンジですよね…? 羨ましい…

バリキャリじゃなくても、会社勤めしてなくても、みんな生きてて偉い

そういうこと。キャリア積むのとか戦略的に転職してくのとか、現代社会・ビジネス界に適応した生き方ができたら、効率よくお金を稼いだり貴重な経験を得られたりするんだろうけど、当たり前ながらそれ以外の生き方もあるよね。

まあそんなことは分かっちゃいるんだけど、キラキラキャリアの人を見たら憧れたり羨ましかったりしちゃうわけで、自分も案外よく深いのかもしれない…。とりあえず健康に生きていきたいなぁ。

◎誰かの人生経験談とかキャリア観とか聞くのけっこう好きなので、もしインタビューさせてくれる方がいたら気軽に声かけてください。「クリエイターへのお問い合わせ」とかからどうぞ。

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