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道草のススメ2021

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道草氏による日々の考えごと
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記事一覧

2年前の大晦日

活発な惰性の力を借りて自分自身の奴隷になる以外には、私は働く気にならない。(フェルナンド…

「極私的・今年の10大ニュース」の背景

誤解されればされるほど、人は豊かになる。(岡本太郎) 今年・2021年の仕事は今日まで。明日…

帰省客にまぎれて

今、この星にやさしいとは、人間の活動の速すぎる部分を見直すことではないか。(竹内敏喜「今…

サンタクロースの椅子と歌

子供の頃にサンタクロースとか、ドラゴンとか、いるはずのない架空の生き物を心底いる、と信じ…

気づくというより、感じること

“知る”ことは、“感じる”ことの半分も重要じゃない。(レイチェル・カーソン) 今週は毎日…

1ヶ月前の自分が書いた、短い文章のこと

間違いを恐れてはいけない。間違いなどないのだ。(マイルス・デイビス) 最近、必要があって…

峠にて

一生おなじ歌を 歌い続けるのは だいじなことです むずかしいことです あの季節がやってくるたびに おなじ歌しかうたわない 鳥のように (岸田衿子) 人生を考える、考えてしまうような時がある。亡くなった人のことを想う時。親しい人の病気を知らされる時。家族のこと、とくに親のことを想う時。自分の年齢をふり返る時。私は最近、よくふり返っているような気がする。後ろばかり向いている? それでもいいや、と思う。自分ももう若くはない(ようだ)。若くないのだから、若くないなりの感じ方を、素直

雨が(  )降っている。

主体はただ対象に向かって動くだけ。客観的判断など立ち入る余地もなく、対象が主体を惹きつけ…

未来への手紙

無理をしてまで展覧会を開く必要はないと思ふ。今の世は内容より以上のものを人に見せつけよう…

世紀をこえて(12月のある1日)

朝、起きて、今日も「朝のページ」を書く。昨夜、寝る前に読んだもののことを書きながら、先週…

自信と不安、蘇ってくる声

全員一致するということはたぶんないんだと思います。そこを目的にすることに意味はないし、そ…

手紙を書く、手紙を読む

彼女が真剣に聞いてくれたせいで、何度も話したこの話が素晴らしい輝きを得た。(ナタリー・ゴ…

実力でも、運でもない何か

何かを始めたら、勝手に進むものだよ。(ジョージ・ハリスン) 昨日は、調子のいい日とわるい…

水くさい

「見出しぐらいよめるよ。見出しさえよめれば、天下大動乱だということ位はわかる。天下大動乱とわかっても、もう何ということはないね。人類の歴史はじまって以来、ずっと天下大動乱で、これから先もずっと天下大動乱にきまっている。人類が大動乱のもとだし、本質的に大動乱なしには生きておられないからな。だから、見出しだけでもいいのかも知らん。活字というやつは水くさいからね。写真などをつけるとますます水くさくなる。報道は口コミにかぎるよ。口コミの方がよほど滋味(じみ)ゆたかになる。」(富士正晴