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朝のノート

モーニング・ページというのを毎日書きはじめてから1年が過ぎた。

ジュリア・キャメロンという人が本に書いて紹介しているワークだけれど、ぼくはその本のなかにあるプログラムに取り組んでいるわけではなくて、「モーニング・ページ」というツール(コンセプトというか)だけいただいて、自分用に都合よく使わせてもらっている。

毎朝(できるだけ朝)何でもいいから頭に思い浮かぶことばを書いて、ノートの1ページを埋める。内容はとにかく何でもいい。何も思い浮かばなければ素直にそう書こう。1ページを書いたら終わり。ノートを閉じて自室の見えるところに置いておく。他人にはもちろん自分にも読まれない。自分では、何ヶ月も過ぎてから、ちょっと見返すことはある。でも基本的には「書く」、つまり、ことばを吐き出すこと「だけ」に集中するノートだ。

モーニング・ページには、不思議な自助作用があるようだ。つまりノートが書いているぼくを助けてくれる。思いもよらない声が、ふいに降ってくることがある。

忘れていたが、たまたま先日「アンコール「道草のススメ」(2011年3月)」というブログを見たら、そこにも「モーニング・ページ」をやっているという記述がある。たぶん少しやったところで東日本大震災があり、情報を追いかけるのに夢中になり止めてしまったんだろう。

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