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ポール・ルヌアール その後

以前、こちらに書かせていただきましたポール・ルヌアールの作品を再び観る機会がやっと訪れました。実に41年ぶりのご対面でした!

場所は東京国立博物館平成館1階の企画展示室「ー創立150周年記念ー時代を語る洋画たち」展会場です。残念ながら7月18日までしかやっていないので観に行かれない方の為に画像を貼付けますので、どうぞご覧ください。
実は私もつい最近Twitter経由で知った次第です。

二人の踊り(エッチング、アクアチント、ドライポイント)
鏡(絵コンテ)
スローンスクエア駅(黒コンテ、インク)
ブレスト港の古いいかり(黒コンテ、木炭)
オーケストラの打楽器奏者たち(エッチング)
雛鳥ひなどり(エッチング)

以上6点、初めて観る作品ばかりでした。東博さんありがとう!
たとえ199分の6点(199点収蔵していらっしゃるとの事)でも見せていただき嬉しいです。
この後は新装なった国立西洋美術館のリニューアルオープン記念「自然と人のダイアローグ」展をはしごする。

国立西洋美術館前庭
国立西洋美術館前庭

植栽がなくなって随分とスッキリしましたね。
さすがドイツのフォルクヴァング美術館から借りてきただけあって、知らない画家の作品も多数出ていました。私の押し画家ノルデの作品も2点出ていましたが、撮影はダメ(油彩なのに何故?)
それに比べて東博さんはふところが深い!何も表示されてなかったので写真を撮らせていただきました。秋の国宝展も楽しみにしています。
二つの美術館をはしごして、満ち足りた気持ちで上野を後にしました。

(註)タイトル画像の150周年記念ロゴは東博HPよりお借りしました。


(補足) ポール・ルヌアールの作品は、日本では東博だけでなく、前回の記事にテレビディレクターのjaroさんがコメントを寄せて下さったように横浜市の大佛次郎記念館にもあるんですよね。2016年に大規模な展覧会をやったらしいけど、これも見逃しました。思い余って記念館に次回の展示予定はあるのか伺ったところ、今はないけどまたやる予定とのご返事でしたので、それも楽しみにしています。ところでjaroさん、番組制作の方は進んでいますか?