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アロマテラピーの楽しみ方

アロマテラピーと言えば、お部屋に香らせて楽しむものというイメージがあるかもしれませんが、それ以外にも様々な楽しみ方があります。

芳香浴

アロマデュフーザーなどの専用器具を使ったり、素焼きの石やティッシュペーパーに精油を垂らして香らせたりして楽しむ方法です。お部屋に香らせることで空気をきれいにしたり、心身のバランスを整えたりしたいときに行います。

・ティッシュペーパーやハンカチに1~2滴
・キャンドル式芳香拡散器に1~5滴
・電気式芳香拡散器は取扱説明書通りに

沐浴・手浴・足浴

お風呂で精油を使う方法です。全身浴だけではなく、半身浴や足浴などにも使用できます。

全身浴:浴槽に1~5滴
半身浴:浴槽に1~3滴
手浴:洗面器やたらいに1~3滴
足浴:洗面器やたらいに1~3滴

熱めのお湯(42℃以上)は交感神経を優位にして心身をリフレッシュさせてくれます。

ぬるめの湯(38~40℃)は副交感神経を優位にして心身をリラックスさせてくれます。

湿布法

洗面器に水または湯を張り、精油を1~3滴落とし、タオルを浸します。タオルを絞って湿布したい部分に当てます。

温湿布法:一般的に慢性トラブルに効果的と言われています
冷湿布法:一般的に急性トラブルに効果的と言われています

湿布をする時間の長さにも気をつけましょう。温湿布は温かさを感じなくなったら早めに外すようにしましょう。

目の周りや皮膚の弱い部分への使用は控えてください。

蒸気吸入法

積極的に香りを吸入します。呼吸器系の不調を改善する方法です。マグカップなどにお湯を入れ、精油を1~3滴落として立ち上がる香りの湯気を吸入します。

咳が出たりぜんそくのときは、蒸気が咳を誘発することがありますので控えるようにしましょう。

また、精油成分が粘膜を刺激することもあるため、目は閉じて行うようにしましょう。

トリートメント法

精油を植物油などで希釈してトリートメントオイルを作製し、肌に塗布します。濃度が1%以下になるように希釈します。(顔などの敏感な部分にはさらに低い濃度にします)

希釈に使われる基材

・ホホバ油(液体ワックス)
・オリーブ油(植物油)
・マカデミアナッツ油(植物油)
・スイートアーモンド油(植物油)
・植物性スクワラン(飽和炭化水素)

かゆみや炎症などトラブルが発生した場合は使用を中止し、大量の水で洗い流しましょう。

トリートメントオイルを使用する前にパッチテストを行います。前腕部の内側にトリートメントオイルを塗布し、24~48時間放置して異常が起こらないか観察します。

作製したトリートメントオイルはなるべくその場で使い切ります。余ったオイルは高温多湿を避け、遮光ビンに入れて保管します。


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