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アロマテラピーとはどういうもの?どうして効果があるの?

よく聞く「アロマテラピー」という言葉。結局のところどういう意味なのかよくわからないという方のために簡単にご説明します

精油を用いた自然療法

アロマテラピーはズバリ「精油を用いた自然療法」のことを指します。精油とはエッセンシャルオイルのことです。これは100%自然のものをいいます。

「アロマオイル」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、その名称で売られているものの中には合成香料もあります。アロマテラピーには「精油」「エッセンシャルオイル」という名称のものを使用します。

自然療法なので医療とは異なります。私たちに本来備わっている自然治癒力を引き出すものなので、病気を治すものではありません。健康維持や美容目的で使用します。

医療の代替、薬の代替ではありませんよ。たまにそういう捉え方をする方もいるのですが、医療は医療。自然療法は自然療法です。それとこれとは別ものです!

アロマテラピーのメカニズム

嗅覚は五感の中で唯一脳に直接働きかけます。味覚、触覚、視覚、聴覚の四つは

大脳皮質→大脳辺縁系→自律神経など・・・の順で作用しますが、嗅覚は
大脳辺縁系→自律神経など・・・の順で身体に働きかけます。
メカニズム的に直接体に作用するのです。(実際の経路はもっと詳細です。かなり簡単に端折って言うとこんなかんじです)

どうして脳が関係するの?

私たちの身体は脳の指令により動いています。身体の動きもそうですし、呼吸や血圧や感情も脳が関係しています。

アロマテラピーというと、なんとなく体に良さそうとか、なんとなく心が癒されそうというイメージがあると思いますが、きちんと理にかなっているのです。

私個人としては病気の予防につながるものじゃないかと考えています。

100%自然由来だから100%安全なのか?

精油の中には刺激の強いものもありますし、光毒性という皮膚に塗布した状態で日光に当たると炎症を引き起こすものもあります。

使用する前に注意書きをよく読んだり、販売員の説明をよく聞くことが大事ですし、刺激に敏感な子どもや高齢の方は使用量を少なくしたり、妊婦さんは主治医の先生に相談してから使うようにしたほうが安心です。

精油だけではなく、ハーブティーも同様です。

専門店では「妊娠中、授乳中の方はお控えください」のような注意書きをしてくれていますよ。ぜひ雑貨店などより専門店を利用してみてくださいね。


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