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「よきチーム」のSlackコミュニケーションを紐解く

はじめまして。採用チームの中村です。
アドベントカレンダー企画の主導が我がチームということで、僭越ながら寄稿させていただきます。

桜の開花状況in仙台

まだまだ咲く気配がなく、どの木が桜なのかもいまいちはっきりせず。。
平気で雪ちらつくし、まだまだ春の気配は感じられない今日この頃です。
(余談ですが仙台って国内でもめちゃ風が強い都市らしいですね、
春一番がほんとに激しくて毎日寒いです)
代わりに3分咲きくらいの梅の写真にしますね。

うちから車で30分くらいの里山に咲いてた梅

フルリモートでのよきチームとは

今回はフルリモート勤務におけるチームって実際どんな感じなの?を伝えられたらという意図でテーマを決めました。
面接の場では「Slack、google workspaceなどのツールを用いてコミュニケーションをとります」とお話ししていますが、未経験の方には伝わりにくいし、経験ありでも会社によってそのスタイルはだいぶ違うはず。
CAMPFIREに入社してからずっと、ありがたいことにチームメンバーに恵まれ、よきチームに所属していいコンディションで仕事できてるなと感じてます。(みんなもそう思ってくれてるといいな)
今回は、何を持って「よきチーム」と感じているのか、日々どんなコミュニケーションをとっているのかを棚卸ししながら、フルリモート勤務でのチーミングをイメージできる内容にしたいです。

前提

  • 現メンバーは4人(同世代の女性)

  • みんなが携わる業務は採用に関するオペレーション全般

  • 他に個々人のミッションがある

よきチームの要素

言語化して分解するとこんな感じでしょうか。

  • slack越しにメンバーの気配を感じる

  • ミーティングで話し合うべきことが見えている

  • 仕事外での流行りが生まれる

これらが満たされている時に、チームとして最高のパフォーマンスを上げられている気がしています。

もう一歩踏み込んで、どうやったら↑の状態になるのか?を考えてみます。

・気配の正体はスタンプ
側にいなくても気配を感じるのは、slack左カラムのアクティビティで押されたスタンプがきっかけなことが多いです。
スタンプがついた投稿で「今この辺チェックしてるのかな」がわかったり、逆にしばらくスタンプないな?となったら集中タスクやMTG中かなと察しがつきます。
そしてインパクト強いスタンプが急に上がってきて何事か?と思って見に行った先でくすりと笑えるやりとりができたりして、離れてても繋がってるなーと思えます。

・誰が何やってるか見える化されている
オペレーションタスクは細分化して担当を割り振っているので、誰がどの流れで対応しているのかは共通認識を持てています。
さらに誰かが休みの時は朝イチで担当スイッチスレを立てて、イレギュラーにも対応できる仕組みづくりがやっとできました。足掛け3ヶ月くらいかな。。
その他メンバー個別タスクの把握には、弊社の目標設定制度であるOKRがとても役立っています。半期に一度、部目標→チーム目標→個人目標のステップで目標設定を行うので、誰がどんな目標を持ち業務に取り組んでいるのかが見える化されています。

難易度の高い目標を掲げて進捗状況を確認できるようにするために Google でよく使われているのが、「目標と成果指標(Objectives and Key Results:OKR)」という手法です。

Google  re:Work ガイド:OKRを設定する

チームでの目標達成に向けた過不足分を互いに理解し助言し合うことで(得てして自分の不足分は見えなくなりがちです)、目標まで最短距離で行けるようになるのかなぁと思います。

・雑談できる関係性
現チームでは、画像のように毎日日報を投稿する仕組みになっています。
業務と関係ないこと(これまであったのは子供の長引くものもらいへの対応法とか、失敗した料理の話とか、チームで流行ってるキングダム診断の話とか)を書いて、そこにレスがつくことで失われがちな雑談が生まれるきっかけになってます。

全ては心理的安全性の担保から

↑で書いた良きチームの要素が揃っていると、メンバーの心理的安全性が担保されます。
ちなみに、心理的安全性は楽しいことだけを言い合えるのではなく、必要なフィードバックを健全に言い合える状態があるべき姿だと思っています。
ある意見に対して反対意見を言う場面や、コミュニケーションにおいて相手の言動に違和感を感じた時にそれを伝える場面など、心理的にハードルを感じがちな発言であっても率直に伝え合える関係性を日頃から作っておくことは、チームで目標を達成するために必要不可欠です。
上記はリモートか否かによらず大事なことなのですが、今の弊社で大事な理由について考えてみました。

リベロが正しくはみだせるチーム
チーム内での個々人の役割が明確になってるなら、逆にコミュニケーション少なくても成り立つのでは?という説もあります。
全てが理想通りに行けばそうなのですが、実際はイレギュラータスクやAさんとBさんの間に転げ落ちるタスクがまぁまぁな量発生します。
創業10年以上とは言っても日々挑戦を続ける風土なもので、変化は大きい環境だなぁと感じてます(それが楽しいのですが)。
そこをカバーするために、いわゆるリベロ的な立ち位置で自分の範囲外を拾いに行くメンバーが必要なのです。まだまだ未熟者ですが、私はそういう役割を担いたいなぁと思ってます。
ただ、なんでも拾っておせっかいになるのは逆効果だし、その塩梅が難しいのですが、心理的安全性があるチームだと最速で最適化できるんですね。
はみ出したら「ごめん、やりすぎちゃった」だし、お見合いしちゃったら「ごめん、次は私とるね」ってコミュニケーションをとりがら各人の守備範囲を最適化するイメージです。
オフラインと違って表情や声色の機微が見えないから、Slack上でのスタンプや文章表現、レスまでの間を材料にしてコミュニケーションをとる。
その上で、心理的安全性が高いと投稿量やスタンプ量が増えて、分析材料が増えることが強くアドバンテージとして働くのだと考えています。
まずはチーム内でのスーパーリベロ、ゆくゆくは社内でのスーパーリベロになりたい。それが今の私の目標です!

嬉しい瞬間

業務の優先順位がチーム内でちゃんと共有されてるとき、自チーム外のスレで同時に集合し始めたりする。
シンクロし始めると同じタイミングで同じスレに書き込みし始めます。
そしてまるで側にいるかのようなスムーズさで事が進みます。
日々のやりとりの積み重ねがシンクロをうみ、物理的距離を越える。
これがフルリモートだからこそ感じられる醍醐味で、私はそれが大好きです。

部署とのやりとりでいただいたコメント。シンクロ極まってました。

しめくくり

もちろん会えたらなぁと思う瞬間もあるし、仕事帰りに一杯とかもっと気軽に雑談したいとかはあります。だけど、会った回数がこんな少ないのにこんなに深い関係になれるんだ!って感動も大きいです。
ここまでお目通しいただきありがとうございました。
読んでくださった方にとって、何か得るものがある内容になってますように。


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