ひきはるな

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food愛好家。 元食品バイヤー。 なんでもやってみたい。都市でできる手作り生活実践中 本棚は→https://booklog.jp/users/dadaisdead

マガジン

  • 農業講習

    農業講習1年間の記録

  • 読書日記

    本を読んだ記録

  • 手抜き自炊

    あまりにも適当で簡単な自炊の記録

  • おすすめ食材

    丁寧に作られているおすすめの食材

最近の記事

【暮】業務用でノープラスチック

家庭内のゴミの、70%は、包装のためのプラスチックだと言っていいほど、生活用品と食品はプラスチックに包まれている。(残りの20%は生ゴミ) 毎回毎回、かさばるプラスチックを圧縮して、ゴミ袋の口を閉じるたびに、このプラ包装さえなければ、ゴミの量が減るのにと思い続けて、豆腐を作ってみたり、卵は紙包材を選んだりしているけど、なかなか減らない。 食洗機は重曹対応のものを使っているので、重曹が結構減るのだけど、毎度500gに小分けされたチャック付きパッケージの重曹を買うのに抵抗感が

    • 【食】はじめてのキムチ作り

      あまりにも収穫で多すぎた白菜と大根が食べ切れなくれ、保存食を作るしかないと思って、キムチを漬けてみました。 まずは白菜と大根に塩をして、水気を出します。 芯がついたまま縦4分の1にした白菜に、1枚ずつ塩を塗り込んでいきます。 重しをして、水分が出るのを30分くらい放置している間に、キムチソックを作っていきます。家にあるものでやったので、正確な作り方ではありません。 りんご・にんにく・しょうが・玉ねぎをフードプロセッサーでガーッとやったら、はちみつを入れ、本当はもち米の

      • 【農】とにかく収穫

        ちょっとしばらく前の話になってしまうけど、 ここ最近の農業講習は、とにかく収穫! 今まで育ててきたものが一気に旬を迎えました。 キャベツもしっかり結球している。 ブロッコリーもこんもりと。 ブロッコリーは一株に1つしかできなくて、葉っぱが多いので、面積に対して取れ高が少ないな。なのに安いな、、、ともはや農家。 そう考えるとほんとに野菜って安い。 白菜は、上のしまっている部分を軽く押してみて、ふわふわしてたらまだ。硬かったら収穫していいとのこと。これが結構難しい。 特産

        • 【本】自分の事として考えるために本を読む〜そろそろ「社会運動」の話をしよう

          世界中で起こるデモや、環境問題に関する運動、マイノリティの権利主張、なんだか日本が(自分も含めて)とても置いていかれているような気持ちになって、社会運動に関する本をいくつか読んでいる。 中でも、とてもおもしろかったのが「そろそろ「社会運動」の話をしよう」 なぜ選挙に行かない人が多いのか、すごく疑問に思っていた。 この本の中で自身の体験を語っている学生の話で腑に落ちた。 成長過程で選んできた道や、指導されてきたことは、自ら何かを選んだわけではなく、与えられて、その方法以外の

        【暮】業務用でノープラスチック

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        記事

          【農】収穫・収穫・収穫

          台風でお休みになっていた間に、少しづつ手入れをしていてくれていて、ネギは更に土寄せがされていた。 固定種の大根もぐんぐん伸びている。 もう講習も終わりに近づいて来ているので、ここからは新しい植え付けはしないで、とにかく収穫! 今日は芋掘りをしました。 小学生ぶりにいもほり。紅はるかとシルキークイーンを植えたのだけど、どっちがどっちかわからない。 売っている芋よりゴツゴツしているのは、土の影響かな。 中にはこんにゃく芋ぐらいの大きさのも。 一気にすべて掘り返したので、

          【農】収穫・収穫・収穫

          【本】呪いではなく灯火をー呪いの言葉の解き方

          SNSを(特にTwitter)を見ていると、悪いニュースか、批判的な言葉ばかりが溢れてしまって、辟易することが多い。 特に、自分の言葉で語らずに、「○○だって聞いた」「みんな○○と言っている」自己体験に基づかず、伝聞が伝聞を呼び、なんとなく社会の風潮がそうであるかのように見えてくる。 実際に抑圧されたり、生きづらさを感じている人の声を聞き、社会に変化を求めて声を上げることは本当に大事。だけど、誰かをねじ伏せて、マウントを取って、黙らせる、というような方法が分断が広げていく

          【本】呪いではなく灯火をー呪いの言葉の解き方

          【本】加害者へ治療を望むことはやさしいことなのかーストーカーとの700日戦争

          内澤さんの「漂うままに島に着き」のあとがきで、紆余曲折ありせっかく定住した住居を、転居しなければならない事情があった。と書かれていて、何かなと思っていたら、この本が出版されると聞いて、そういうことか、と。 この本にも書かれているように、ストーカー被害を当事者として書いてある本はあまり見かけたことがない。ニュースになるのは、殺人事件など実際の大きな被害が起こってからだ。 でも、身近に感じられるくらい、ストーカー被害は世の中に溢れている。 交際から発展するような執拗なつきまと

          【本】加害者へ治療を望むことはやさしいことなのかーストーカーとの700日戦争

          【農】小松菜・ほうれん草の種まき、ねぎの土寄せ

          台風の影響もあったり、今年は野菜が高めですね。特に葉物。 今回は、小松菜・ほうれん草の種まきをしました。 今まで手まきだったけど、今回は種まき機を使います。 まずは畝を作って、平らにならします。 種まき機のサイズで、何列まくかを考えて、いつもより幅が広め。6列にまきます。 平にしないと、種まき機が土を噛んで止まってしまうので、できるだけ平らに。この力加減が難しい。 種をセットして、手押して前に進むと、自動で種が出て土をかけてくれます。 講習は人数が多いので種まきを手で

          【農】小松菜・ほうれん草の種まき、ねぎの土寄せ

          【本】視点を変えると見えてくるーまともがゆれる

          いろんな作家の人たちがTwitterでおもしろい!とつぶやいて話題になっていた「親の年金をつかってキャバクラ SWING EXPO」に、行きたかったのだけど知ったのが遅くて見に行けなかった。 その後、この本が出たことを知り読むタイミングを逃していたらこんな時期になってしまった。 京都で障害福祉NPO法人を立ち上げ、ちょっと変わった地域との繋がり方など実践しているスウィングの木ノ戸さん。 レンジャーの格好で(しかも全員青)で地域のゴミ拾いをしたり、市バスの案内を勝手に行ったり

          【本】視点を変えると見えてくるーまともがゆれる

          【農】かぶの種まき・さつまいものつるかえし

          夏野菜が終わりになっていき、畑はまた新たな作物を植え替えていく時期。 大根は急に葉っぱが大きくなってきた。 大蔵大根は、種をまくときに葉が横に広がるからマルチの穴の間隔が広め、だったのがそのとおりで、地を這うように横に広がっている。 こちらは青首大根。葉が上に伸びている。 同じ植物でも品種が違うと育て方も少し違うんだなぁ。 こちらは白菜の芽。こんな小さい芽からあんな何枚もの葉っぱが詰まった白菜ができるなんて。 今日は畝を作って、種まきをしました。 上からピーチかぶ・

          【農】かぶの種まき・さつまいものつるかえし

          【本】他者からの基準で判断しないー美容は自尊心の筋トレ

          美容本をほとんど読んだことがない。 もともと、化粧品自体にあまりいいイメージを持っていなくて、莫大な広告費が上乗せされている商品価格に、原価割合を考えてしまうから。 当然、長年の研究費や商品価値を高めるブランド化にお金がかかることは分かっている。それでも、私、なんのためにお金を払っているんだっけ?と、あまりそこに価値を感じてこなかったからだ。 そして、一番根源的な部分は、「誰かにどう見られるか、誰かと比べるために化粧をする」という刷り込みのイメージが、好きではなかったから。

          【本】他者からの基準で判断しないー美容は自尊心の筋トレ

          【本】人の歴史を知ることは、理解への一歩ー「三代」

          先日のTHE M/ALLでの、Mooment Joonさんのトークショーで話に出てきた文藝2019年秋号に掲載された、自伝的小説「三代」が、i-dで全文無料公開が始まった。 トークの中では、父権主義の韓国の歴史的背景や、徴兵で軍隊にいたときに経験したことなどが語られたが、実際にこの小説を読んでいないと、断片的にしかわからなかった。 1時間のトークの中で、Mooment くんはものすごく深く自己対峙し、根源的なところから選んだ言葉を喋っていると感じた。 もちろん今の立場や情

          【本】人の歴史を知ることは、理解への一歩ー「三代」

          【農】大根の間引き・更にたねまき

          台風で畑がどうなってしまっただろうと思って見に行ったけど、 終わりかけのナスが枯れていたくらいで、特に被害はなさそうでした。 しかし、千葉県の農家さんも多くの被害が出ているそうで、心配。 農業は自然に左右されることを思い知らされました。 先週植え付けしたキャベツも無事でした。 今日は大根の間引きをします。 1穴に3粒種をまいたのだけど、3株出ているところ、全く出てないところまちまち。 連続して出てない穴もあり、農家さんに聞くと、ネキリムシにその一体が根がやられているかも

          【農】大根の間引き・更にたねまき

          【農】カリフラワー・キャベツの植え付け

          先週雑草を引いて、ヘロヘロになっていた人参を心配していたけど、なんとか復活している! よかった・・・弱々しいけど、ここから大きくなってくれ。 種をまいた大根も、芽を出しています。 今日は、カリフラワーとキャベツの植え付けをします。 久々に、畝を作るところから。 マルチを張って、植えていきます。 カリフラワーは、紫とオレンジ、ブロッコリーも植えました。 なんか、しなしなだけど大丈夫でしょうか。 まだめちゃくちゃ暑くて、人間もしなしなでした。 ブロッコリー系は実際に生え

          【農】カリフラワー・キャベツの植え付け

          【イベント】[今]を知り考えるーTHE M/ALL

          様々なクリエイターたちが参加して、社会的メッセージを発信するTシャツを企画販売している、THE M/ALLの、イベントが渋谷で開催された。 ライブやトークなどのプログラムを通して、社会課題や現状について考えるきっかけを作るイベント。 クラウドファウンディングや、現地でのドネーションによって入場無料で、誰でも参加することができる形になっていた。 会場内では、香港のデモを切り取った写真展や、韓国のZINEを販売もしていた。 トークプログラムを2つ参加して、ライブをいくつか見

          【イベント】[今]を知り考えるーTHE M/ALL

          【本】消費者側からエシカル消費について考えるーサカナとヤクザ

          環境問題の影響や、資源保護の観点から、漁獲制限がニュースになることが続いている。今年もサンマは少ないのだろうか、と思いきや、日本では「資源保護のため」とかいいつつも、例年の漁獲高を上回る漁獲制限をかけて、全く意味ないとかなんとか、、、というニュースも聞こえてくる。 実際に、水産加工業者さんからよく聞くのは、ほんとに入ってこない、足りなくて作れない、出荷を安定できない。という声。 業界では、「棚に穴をあけない」「(商品が入ってこなくて)チャンスロスをしない」ことが最も重要だと

          【本】消費者側からエシカル消費について考えるーサカナとヤクザ