マジックミラー
駅構内のカフェとかによくある、外の通路に向かってガラス張りになってるおひとりさま用カウンター。
きっと外の足音とか話し声が、カフェの感じのいいジャズでかき消されてるからなんだと思うのですが、
座ってコーヒーを啜ってると、目の前のガラスはマジックミラーで、行き交う人たちは画面の中のエキストラで。相手からは見えてないんだろうという気もちになります。
そんな時にこっちを見た通行人とふと目が合うとなんだか気まずくなって、"あぁ、見られているのか"と、当たり前なはずなのになんとも言えない感覚に陥ることがあります。
一方的に行為をしているつもりが、実は双方向のものだったと気づくときって、変な汗をかいてどぎまぎしませんか。
一方的な行動だと思っているのが悪いとはかぎりませんが、それだけだとなにかいろいろ大事なことを見落としているような気がしてうまくは言えないけどハッとした午後でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?