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大学院のゼミ選び

私の通っている大学院のコースは、入ったときからゼミが決まっているコースと、1年間はゼミに入らず、2年生になってからゼミに入るコースがあります。

私はその2年生からゼミに入るコースだったので、1年の終わりにゼミ選びというのがあるのです。

ゼミ訪問に行って、いろんな先生とお話して、最終的に私は2名の先生に志望を固めました。

一人は私とは全く専門分野も違いますし、そのゼミに入ってくる人たちも私の環境とは違う。でも、先生は実務で大企業のトップまで上り詰めたすごい人。お人柄を含め、とても興味がある。

もう一人の先生は、どちらかというと私のやりたいことの専門分野に近しい人。私がこんな研究をしたいと行ったところ、早速論文を紹介してくれるアカデミアの先生。実務経験は無いですが、もとにある知識は本当にすごい。

どちらの先生も素晴らしい先生で、選べない。ゼミの先輩たちにも色々と聞いて、どんなゼミなのかインタビューしても、なかなか自分の中でまとまらず、1ヶ月くらいもんもんと悩んでおりました。

そこで、私は「そうだ、ビジネススクールに来たのだから、合理的な選択をしてみよう」と思いつき、自分にとってゼミに対して必要な評価項目を書き出しました。5つぐらいですかね。具体的には「専門性の合致」とか「ゼミ生の多様性」とか。それを感覚ですけど5点満点で点数をつけていきました。それで、点数の大きい方を第1志望にしよう。と。

そうするとなんと、同点!自分で「いや、これは迷うわけだわ。」と納得してしまいました。

で、じゃあ何をやるかというと、各項目の優先順位をつけました。そして、真ん中の3項目を1倍とし、0.1点刻みで1.1倍、1.2倍、低い方には0.9倍、0.8倍と点数にかけていきました。そうして合計点を足したところ、0.2点差で、第1志望が決定。実務家の先生でした。

そしてそのまま、第1志望を選び、選考に合格し、第1志望のゼミに配属されました。

このゼミ選び、結構体力がいりました。私のコースの人たちは、この1ヶ月会うたびにこの話題をしていました。「早く決まってほしいよね」と。

もちろん、倍率とか誰がどこのゼミを志望するとか、そんなこともずっと話題になっていたのですが、私としてはあまりそこに振り回されないことを意識していました。とにかく「後悔しないゼミ選び」を実践したかったので。

まだゼミ活動は始まっていないので、何が正しかったかはまだわからないのですが、選んだあとは「そのゼミで良かったとするのは自分だ。」と思い、今後のゼミ活動を頑張ろうと思います。




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