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裏金問題の裏側も考えてみる

はじめに

2023年12月26日。
前回からまた空いてしまいました。
(メンバーシップの方、大変申し訳ありません。)
取り戻すが如く、年内は1日1記事あげられるように頑張ります。

さて、一応世間を賑わせているこちらについても書いてみようかと思います。

自民党の裏金問題です。
安倍派の5人衆が事実上更迭されたり、岸田さんが岸田派を離れたりと裏金発覚からもうすぐ1ヶ月が経とうとしていますが、いまだに収集する見込みがないのではないかと思います。


政治資金パーティーとは

そもそものところですが、政治資金パーティーとは

政治資金パーティーとは、政治活動費を集めるために政治団体によって開催される有料の催し物のことです。政治資金パーティーの様々なルールを定めている「政治資金規正法」では、対価(会費)を徴収して行われる催物で、当該催物の対価に係る収入の金額からその催物に要する経費の金額を差し引いた残額を、催物を開催した者またはその者以外の者の政治活動(選挙運動を含む)に関し支出することとしています。

政治山「政治資金パーティーとはどういうもの?」

とされています。

政治家個人への献金は禁止されており、また政党への献金は個人献金だと年間150万円まで、企業献金は企業の資本や出資金によって上限が設定されています。
個人的にはもうこれの時点で、明らかな癒着とみなされていたり、その見返りを求めたりと言うのが見え見えだなと感じます。

こちらのパーティー券はおおよそ1口2万で売られていて、20万を超えない限りは購入者名は控えなくてOKとのこと。

これは政治資金規正法によって規制が行われています。
なんともゆるい法律ですね。

で、このパーテイー券にはノルマがあって、それを超えた分についてはキックバックされていたということや、そもそも政治終始報告書に不記載だったりというのが判明してきています。

余談ですが、特別職の国家公務員給与引き上げ法案も余裕で通過するわ、文通費も非課税で報告義務なしなのに、名称を変えて「調査研究広報滞在費」にするだけの法案を通過させるわで、国民には厳しく、自分たちと海外には優しい政府だなと感じます。

しかも今回の問題や政治資金規正法に関しては政治家に直接責任があるわけではなく、会計責任者に責任があって、起訴されるのもこういう事務方の人になるのだから、政治家は自分たちが作った法の元で守られています。



なぜ発覚したのか

今回のリークに関しては神戸学院大学の上脇博之教授が調査した結果で、東京地検特捜部が捜査を進めているとのことです。
インタビュー動画があったので、ぜひこちらをご覧ください。

今は安倍派5人衆のメンバーからも任意で聴取をしているとのことですが、こう言ったのはあくまでも氷山の一角で、政治家の政治資金収支報告書を調べたらどんどんこういうのが出てくるんだろうなと思います。
(たぶん文春とかNHKとかは握ってると思います。それをいつ出すかのタイミングだけなんだろうなと推測します。)

また、今回は自民党、もっといえば安倍派が標的になっていますが、他の政党ももちろんやってるわけですから、他の政党も含めやましいことがないのであれば、政治資金パーティーは実施いただいて、収支をオープンにするのがいいんじゃないかなと思います。


別にやってもいいと思う

「政治資金パーティーなんてやめた方がいい!」という意見もあるかと思いますが、個人的な意見としてはやっていいんじゃないのかなと思います。
(もちろんちゃんと収支報告はする前提です)
別に今の自分の状況がどうというわけではないのですが、1口2万のパーティーで政治家と繋がったり、そこの参加者と繋がりを持てるのであれば安いと感じるからです。
この世に生きている以上はお金で関係も買うし、情報も買うしかないところはあるので、それで解決できるなら安いもんだなと。

最近いろんな事件や時事ネタに対して、あれはダメだこれは良くないなどと思ってきたのですが、あくまでも自分目線で物事を見すぎていて、自分の前提が「搾取される側」になっていたからだと感じています。
例えば、「天下り問題」に関しても、天下り先の企業からしたら、自分の企業に有利になるように口利きしてくれたり、政策を進めてくれるなら安いもんだなと思うようになりました。
それでうまく回っていくのであれば、別に文句を言うこともないでしょう。
そこに自分が払った税金が使われていると感じるからあーだこーだいうんじゃないかなと。
(別に「搾取する側」になれという事ではありません)

だから別にやってもいいと思うんです。
生かすも殺すも自分次第みたいなところで思っておけばいいなと。


一応裏も考えておく

今回は神戸学院大学の教授の調査によるものでしたが、これでことごとく安倍派の議員が要職から退けられました。
要職を決めるときには一応ひとりひとりの財務や人間関係や家族関係を調査するみたいなのですが、調査した結果で役職に就けたりしています。
そこの財務状況を握っているのはもちろん財務省です。

マジでこの国を操っているのは財務省(さらに財務省を操っている某団体)だなと感じ得ますが、国会議員の財務状況を握っているので、ちょっと追い出したい人がいたら、いくらでもリークなりなんなりできるし、おそらくハニトラ的なこともしてるんじゃないかなと疑ってしまいます。

最近財務大臣を輩出している麻生派も1月に刑事告発されていたとして、バタバタしていますが、鈴木財務大臣や河野デジタル大臣はノーダメージです。
一応他の派閥と同様に槍玉に上がっただけで、大きく調査はされないだろうなと予想しています。

一応これで河野さんが総理大臣になる道のりができてきたという感じです。
(なんか次期自民党総裁になってほしいランキングで3位らしいですね。2位も小泉進次郎・・・。誰に聞いたランキングなんですかね?笑)


結局国民が変わることしかない

この裏金問題に関わる法律やら、何かがおかしいランキングやらを考えると、結局のところ、国民が舐められてて、どこかの誰かのいいように進められていると考えるのが妥当なところでしょうか。
舐められてるなら、その分なんかしら行動し続けるしかないと思います。

いつかの時代のどこかの誰かが「野球と政治と宗教の話題はするな」ということを言っていますが、野球はさておき、政治と宗教の話はしろと。特に政治の話はしろと思います。

投票率の高いノルウェーでは日常的に政治の話は出てくるし、選挙が始まるとこういうふうになるみたいですよ。

※コンドームステッカーはやばいですね・・・。

それくらい政治が身近なものであるというふうに受け取っていただければいいんじゃなかろうかと思います。


おわりに

どうすれば投票に行かない層を減らせるのか、そういう層に興味を持ってもらえるのかを考える日々です。
まずはこのような記事を書き続けるしかないし、これを一人でも多くの人の目につくようにして、読んでもらうようにするしか僕個人でできることはないかなと思っています。

ひとりひとりの行動が変われば、世界が変わると信じてやるしかないです。
やりましょう。

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