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日本の量子コンピュータ元年な2023年

はじめに

2023年12月31日。
2023年の最終日となりました。
記事を書き始めて4ヶ月くらいになりました。今年もありがとうございました。
来年も引き続きよろしくお願いいたします。

さて、本日も普通に記事を書いていきますが、量子コンピュータに関する記事が出てたので、こちらについて書きたいと思います。

2023年に量子コンピューター元年を迎えた日本。2040年には数十兆円の市場価値になると予測され量子コンピューターを制する者は世界を制す、とも言われる中、日本の開発者は、今後の成長には「人材育成が欠かせない」と語った。

記事の中で、2023年3月に国産量子コンピュータの初号機が稼働を始め、量子コンピュータ元年を迎え、これから成長していくためには来年からは人材育成が欠かせないという記事です。


いや遅くね

というのが正直な気持ちです。

中国・アメリカが量子コンピュータにどんどん資金を投じ、アメリカでは、2018年に国家量子イニシアチブ法を制定し、5年間で13億ドルの投資が決定されている中で、日本ではまだまだスーパーコンピュータに力を入れていました。

日本のスーパーコンピュータといえば、「2位じゃダメなんですか」で話題になった「京」が有名ですね。
世界一を目指して追加で開発投資するかどうかの事業仕分けにて、この名言が誕生しました。
結局2011年に世界一のスーパーコンピュータとなりました。

次に有名なのが「富岳」ですかね。
こちらも世界各国が量子コンピュータに力を入れている2020年に、世界一となりました。
ちなみに2021年、22年にはアメリカのFrontierというスーパーコンピュータが世界一となっており、富岳は世界2位が続いています。

という形で、スーパーコンピュータにはガンガン資金を投資してきましたが、個人的にはやっと量子コンピュータにも力を入れるようになったかと思っているところです。


量子コンピュータとは

そもそも量子コンピュータとはなんぞやということですが、記事中の説明を引用しますと

量子コンピューターとは、2022年ノーベル物理学賞を受賞した3人の研究者が発見した量子もつれと呼ばれる量子独自の性質が活用されたもので、従来のコンピューターで使用される半導体の代わりに、超電導で制御された量子ビットを用いている。そして、力学や電磁気学といった、いわゆる古典物理学の計算方式を使わずに、量子力学という新しい計算方式を使うことで、桁違いの計算能力を実現させた。米カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授ジョン・マルチネスらのチームは、2019年に、スーパーコンピューターでも1万年かかる複雑な計算を、量子コンピューターを使って3分20秒で解いたと発表した。

ということです。

日本が力をせかせか入れていたスーパーコンピュータは簡単にいえば、僕たちが使っているパソコンを超絶つよつよにしたものです。
パソコンにCPUという実際に計算したり、あれやこれやの処理を実行する装置があるのですが、それがめちゃくちゃ強くなったやつと思っていただければいいと思います。

それに対して量子コンピュータは、量子力学という新しい計算方式で、スーパーコンピュータよりも強い処理能力を持ったものです。

引用のところにある「スーパーコンピューターでも1万年かかる複雑な計算を、量子コンピューターを使って3分20秒で解いたと発表した。」というのはスーパーコンピュータによっては不得意で、量子コンピュータにとっては得意な計算だったということみたいです。
なので、こちらの文章を見ただけで「量子コンピュータすげぇ!」ってなるのはやめましょう。

なので、どちらにも得意不得意はありますし、もちろんメリットデメリットもありますので、一概に量子コンピュータの方がすごい!みたいなことにはならないので、気をつけてください。

ここからは完全に僕の想像の記事なので、ご留意ください。


止められてた?

日本がなぜ世界が量子コンピュータの開発をガンガン進めていたのにも関わらず、その間もスーパーコンピュータの開発をしていたかを考えると、アメリカに止められてた説が考えられます。

日本はちゃんと今でもアメリカの従属国ですから、アメリカ様の指示には従うしかありません、という前提です。

スーパーコンピュータには半導体がめちゃくちゃ必要です。
この数年、半導体不足がめちゃくちゃ叫ばれており、価格も高騰したというニュースもありました。
それを待たされ、また高騰した金額で買わされてたんじゃなかろうかという予測です。

一方で、記事中にもありますが、量子コンピュータは「超電導で制御された量子ビットを用いている」ので、半導体は使われてないっぽいです。
この半導体不足の中では開発を進めるにはもってこいの状況だったかもしれません。

また、量子コンピュータが進めば半導体もいらなくなる・・・と思うかもしれませんが、そんなことはなくというか、スーパーコンピュータと量子コンピュータは全くの別物だそうで、「飛行機ができたから自動車はなくなる」くらいのものだそうです。


これもやられてた説

これは僕の中で知れば知るほど闇感がある事件なのですが、「Winny事件」はご存知でしょうか?


ファイル共有ソフト「Winny」の開発者・金子勇氏逮捕に関する社会問題と、それに一部係る警察の不正行為(裏金づくり)を描いた映画が2023年3月に公開されました。
※アマプラでもレンタルできるのでぜひご覧ください

知りたい方はwikiか映画をご覧いただければと思います。

このWinnyというのは今では主流となりつつあるP2P技術を用いたソフトウェアで、完璧なP2P技術としてはWinnyが世界初と言われているくらいのものです。
P2P技術は簡単にいえば、サーバーを経由せずに、個人同士が直接ファイルのやり取りをする技術です。
有名なところだと、LINEにこの技術が使われていると言われています。
またブロックチェーンでもP2P技術は使われており、web3.0の世界でも使われている重要な技術です。

金子氏が亡くなっていなければ、逮捕されていなければ、この技術は日本の企業からリーディングカンパニーが生まれていたかも知れません。
そうなっていれば、今の日本の衰退はそこまで大きなものではなかったのかも知れない、というかIT業界で上位に入れた可能性すらあります。

それをほぼ間違いなく何らかの圧力によって、不当に逮捕され、警察から騙され、無罪を勝ち取った1年半後に亡くなっています。
(誰かに殺されたか、食生活が絶望的でシンプルに亡くなったかはわかりません)

これはあくまでも僕の妄想ですので、信じれなかったら別にそれでOKです。


おわりに

と、こんな感じで、本来なら日本が世界をリードできたかも知れない技術が止められたり、世界が開発しているものに手を出せない状況に置かれるということがあるんじゃないかなと思っています。

今回は一例(二例?)しか出せていませんが、もしかしたらこれもそうなんじゃないかということがあれば教えていただけたり、また自分で調べてみたらいいんじゃないかと思います。

また、今回は完全に妄想の記事、裏取りができていないものですので、信じるか信じないかはあなた次第です。

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