カッテ2エッセイ 2023 7/7


今日は七夕ですね。今、0時を過ぎたばかりなので織姫さんと彦星さんは出会っていることでしょう。




なんで今日は眠れないんだろう?いつもはグースカ寝ている時間なのに。




ちなみに昨日も深夜の3時に起きて、眠れないと思いYouTubeで映画「怪物」の徹底解説の動画を観ていた。



なぜかって?3連休の初日に看護学生時代の友達と「怪物」を鑑賞したから。大好きな是枝監督の作品。




新作が出るたびに必ず映画館で観る。監督が出る舞台挨拶的なものにも行ったことがある。そして今回は坂元裕二さんが脚本。



今年、坂元さんが脚本を書いた「Mother」で胸をエグられた私。夢のタッグ。しかも音楽は坂本龍一さん。やば過ぎ。



こんな凄い作品を友達と観ることができるなんて。私は普段、誰かと映画に行くことはほぼない。なので映画を観終わった後に友人と語れることは嬉しい。



特にこの映画は評判的に答えがない映画。誰かと話したくなるような映画。と聞いていた。だったら尚更、友達と語り合いたい。



そして待ち合わせ。再会。嬉しい。が、1ヶ月くらい前にも会ったよな。笑



映画館へ。1300円。高くなったねぇとか言いながら行く。私は映画館が大好きなのでまぁ1500円くらいになるまでは観ようと思う。これ以上、高級になってくれるな。と願っています。



そして鑑賞。絶句。立てない。あまりにも話すことが多過ぎて、思わず鑑賞後に椅子に座りながら友人と話していたら他の人はみんな外に出ていました。



外に出てからも話が止まらない。あれってどういうこと?こういうこと?え?違うでしょ。だってあの言葉、あの行動・・・。みたいな。



さすが是枝監督。色々と思うことが沢山ある。


映画を観て思ったことは親には自分の味方になって欲しいこと、でもそうならないこともあるということ、そんな時はかなりキツイということ、でも生きていかないといけないということ。自分だけのものさしで人を判断することほど怖いことはないこと、そうしないようにしていても気づかぬうちにしてしまうことがあること。



誰かの話をちゃんと聞いて自分のこともしっかり話して対話することは大切なこと。想像力を持って人と接したいけど難しいこと、でもそれを諦めてはいけないこと。真実はその人にしかわからないということ。自分の考えが変わるのは当たり前のこと。常識なんてないこと。人は嘘をつくということ。誰を好きなってもいいということ。


ここでは書ききれないけど、色んなことを考えた。そんな作品を作る坂元裕二さんと是枝監督はやはりすげーなって思う。心、グラングランに揺さぶられました。




そのあとで食べたトンカツと皇居まで歩いた1時間弱の道のり。凄い一日でした。ちなみに皇居の後はカフェへ行き閉店間際の21時までいました。



話が尽きない。つい最近、会ったばかりなのに。ちなみに話す内容は自分の職場のこととか。やはり変な人ってどこにでもいる。その人とどう付き合うか。距離を取るか。みたいな。



私は自分を攻撃するような人がいたら多分辞めるという選択肢をとる。友達はチームが違うからアンポンタンともなんとか戦えると言っていました。いい人もいれば悪い人もいる。



人間を相手にする職場ではやはり人間関係が一番大切です。これは私が出した答え。どこにでも怪物はいるし、自分もなれる。それが怖い。怪物かどうかは他者が評価する。自分で評価してもどうにもならない。



仕事場だけでも怪物なんかになりたくない。いや。もちろん、大切な人の前でもか。いや、どんな場合においてもだ。でもそんなのわからない。既になっているかもしれない。



映画の解説動画を見ながら更に考えさせられる。また来週、行こうかなと思うくらい。時間、深夜の3時過ぎ。だから変なことも考えるのか。寝よう。



そして7月6日。連休2日目。



昨日は結婚相談所で知り合った人と30分程度のお見合いをしまして。自己紹介的な。



それで良かったらご飯にも行って自由にどうぞ的な。



3連休の2日目にお見合いかぁとか思いながら明日は七夕だし、もしかしたら私にとっての彦星様かもしれない。



と思いつつ、運命の出会いになるかもしれないので頑張って行きます。



久しぶりのヒールの靴。痛いな。これで既に疲れる。本当はいつも履いているスニーカーを持ってきて、お見合いが終われば履き替えようと思った。




でもなぜか、まぁいいか。と思い持っていかなかった。



今、眠れないのは足が痛くてマメができたのと、ヒール靴の疲労と37歳という年齢によるものだと思われます。


今日、最大の後悔がスニーカーを持ってこなかったこと。まぁこんな日もある。



そして運命の彦星様とご対面。でも今日は6日だから正確ではないけど、一日くらい勘弁してくだせぇ。




まず目に入ったのはネックレス。ネックレスというか、よくスポーツ選手がやるチタン的なものか。いや、でもなんかゴールドだしな。ネックレスか。EXELE的な。



もう彦星ではないことが決定。彦星はネックレスなんかしない。そこでまずグムムムと思う。



こんなことで気になったら今後の未来が思いやられるけど、どうしてもネックレスに目がいく。なんでやねん。小さい鎖やんけ。



色んな話をする。通勤は車で2時間のところに通っているらしい。チャリで10分の私とは雲泥の差。でも、その2時間でYouTubeを流したり、テレビを見たりしてストレス発散できているらしい。



運転で2時間。往復4時間。プチトリップですね。毎日が。



ほうほう。なるほどですね。見た目が結構ウスウス的な人で。私は顔はあっさりの人が好きなんだと改めて気づけました。




そういやこの20年くらい一貫して好きなのは妻夫木聡さん。私が天の川へ行くべきですね。妻夫木くんはこんな結婚相談所に来やしません。



色んな人に出会って自分が結婚に何を求めるのかわかります。ということにさせて頂きます。本日はありがとうございました。



ということで退散。気を遣いながら飯は食べません。そこまで私は親切心はない。難しいな。お見合って。写真じゃネックレスしていなかったし。



襟元も開いていたな。むむむ。きっと私もいろんなことを思われていると思う。ということでフィフティフィフティですよね。




またお見合いしていきましょう。まだ野球でいうとワンボールくらいだと思います。9回まで超絶長いですね。



横澤夏子さんもメッチャお見合いパーティーに行ったと言っていたしな。今日の洋服は結婚相談所の写真用に55000円くらいした。マジで元を取らないとなって思う。



このワンピースはあと5年は着まくろうと思う。5年後はどうなっていますか?と自問自答しながら東中野へ向かう。



ここは「ポレポレ東中野」という映画館があって、普通の大きい映画館ではまずやらないようなドキュメンタリー映画などが長期にわたって放映されたりする。



私は以前、「なぜ君は総理大臣になれないのか」と「香川1区」をここで観たかった。が、観られず。という後悔。の話です。なので今日は観ていきましょう。


6日の日はサービスデーで1000円の日。観たいのないかなぁって思っていたら「みちのみちのり」という映画を発見。



宮崎県の西都市の「記紀の道」と名付けられた水辺の道を開発して区画整理するはずだった場所がありまして。が、多くの遺跡が発見されたため保存していく方向へ舵を切り、15年以上かけて昔のこの土地にあった神話に基づくような場所へと戻ろうと住民と市が協力して完成させたドキュメンタリーの話。



宮崎県は神話が溢れる県。住民にとっても身近なんだと実感。蛍が水辺に戻ってくるように奮闘する人がいたり、蓮の花を育てている人がいたり。




やっぱり住む場所って、環境って大事だなって思う。私は東京の出身ですが思いますもん。もし、自分が自然が多い場所で生まれていたら何か違ったのかなって。



いや、そんなに人は環境に左右されないか。いや、されるだろ。え?うん?みたいな。上映後に監督のプロデユーサーの舞台挨拶というか、この映画を作った経緯を丁寧に説明してくれてありがたかった。



ちなみに映画の前にこの映画館のすぐ近くのモーゼというイタリアンのお店でパスタを食べた。めっちゃ美味しい。明太子としめじとアサリのパスタ。


ちょうどパスタが食べたかったし、美味しかったし、最高。映画までまだ時間があったので駅近くの本屋さんに寄り「怪物」を特集していたSWITCHという雑誌を立ち読みする。


集中して読みたいのにここでもヒールの痛さがあたいを邪魔する。なんでやねん。やはり普段履き慣れていない靴で行動するのはアカンですね。


痛い、読みたい。痛い、読みたい。あー!スニーカー持ってくればよかったのループ。そして映画を観ました。




まだまだ続く。ヒールの足の痛さはマックス。でも東中野へいるならここへ行きたい。高円寺の蟹ブックスというお店。東中野から高円寺までは総武線で数駅。


以前、花田菜々子さんの「出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと」と「シングルファーザーの年下の彼氏の子ども2人と格闘しまくって考えた「家族とは何なのか問題」のこと」という本を読んでいた。



この方が日比谷コテージというお店の書店で店長をしていて、そのお店が好きで2回ほど行った。その花田さんが高円寺で蟹ブックスという書店を開いているらしい。



そして高円寺には前から行きたかったアール座読書館という本を読む専用の喫茶店と言いますか。基本、おしゃべりは禁止で店員さんと話す時は小声。というお店がありまして。


水槽があり植物が盛り沢山。ここは高円寺ですか?状態。ちなみに高円寺へ来ると誰もがそこに馴染む気がする。どんな格好をしていても誰も気にしない。そんな需要感がある街だと勝手に思っています。


蟹ブックスで買った本をアール座読書館で読む。最高。でも足が痛いので少し考える。いや、せっかく近くにいるのだから行きます。本屋。


ということで4冊の本をゲット。
「彗星交叉点」 穂村弘さん
「持たない幸福論」 phaさん
「鯨オーケストラ」 吉田篤弘さん
「あと1週間で世界が終わるとしたら、どこのサウナへ行きますか?」


です。去年は月に1万円以上、本代に費やしたので今年はその半額の5千円を目指していきます。貯金する1年と決めたので。



ちなみに最初の3冊の作家さんはどの方も好き。穂村さんのエッセイは痺れる。人の会話ってやっぱり面白いよなって思う。穂村さんのフィルターを通すとより一層そう思う。吉田篤弘さんの本の題名にはいつもハッとさせられる。鯨とオーケストラってどう繋がっている?って感じ。帯にはこんな一文が。「僕は地元のラジオ局で深夜の番組を担当している」って。



ラジオ好きとしては買うしかない小説。もうこれだけで楽しそう。なので買いました。



もう足が痛過ぎて泣きそうですがここまで来てアール座読書館を諦めるわけにはいかねぇ。ということで勢いで行きます。靴屋さんを通るたびに履きやすそうな靴だなって謎の思考回路へ陥る。金持ちだったら絶対にもう靴、買ってるわ。いや、タクシーで直帰やな。


とか謎のループを繰り返しながら喫茶店へ到着。なんとか席も空いていて、購入した本を読む。1時間半くらい。


そのあとで最終目的地のユニクロへ。どうしても買いたかった洋服があって買う。が、他に気になる服があって試着したりして気付けば21時くらい。


もうユニクロへ行くまでの道のりと帰りは「中日ドラゴンズ 応援歌」で検索してYouTubeで聞きましたよ。誰かに応援されたい。ちなみにビシエドの応援が個人的に痺れます。「ビシエド」の響きもいいんだよな。


ようやく一日が終わりました。ありがとうございました。




ちなみに連休最終日の今日は実家の母から「桃を買ったから来ない?」と言われて行きました。桃、普段はなかなか食べられないので。



実家へ行ったらいつの間にかフルーツ大国になっていてスイカ、メロン、桃を食す。なんでこんなにフルーツあるの?お父さんが買ってくるのよ。らしいです。



確かに小さい時から異常にフルーツが出てくるなと思ったけど、父が好きなのか。私もあったら食べるけど、一人でスイカやメロンを買おうなんて思わない。もう今年の夏のフルーツは全部食べましたね。笑。



濃い3連休でした。もう寝よう。時間は20時。



応援しているドラゴンズがもう8点の大差で勝っている。7回の裏なのに。今日は勝ってくれると信じています。



私はドラゴンズのドアラが好きなのですが、ドアラのように愛を持って仕事をしていきたいと思っています。マスコットのプロです。明日から仕事、頑張ります。


おやすみなさい。



今日の一句
休みだよ 寝たい衝動 押し殺し 動く日々 幸福疲労

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