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One scene to imagine 想像するワンシーン 小さなものがたり ひと…

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One scene to imagine 想像するワンシーン 小さなものがたり ひとつのシーンから 生まれるものがたり… 小さなエピソードから 広がるものがたり… きっと あなたにもあるはず あなただけのものがたり… そんなものがたりを少しずつ…HARU

マガジン

  • ano hi

    この世界で どれだけの出会いと別れがあるだろう ano hi 会わなければ ano hi の偶然 ano hi は運命 ano hi は必然 ano hi わたしたちは出会った

  • no problem 前進あるのみ!

    大学出てやりたい仕事見つけたのに 上司が最悪(クソ)だったので 辞めてしまったわたしが 次に選んだ仕事は 小さな路地にある 昔ながらの純喫茶な感じ なのにセルフサービスの cafe rinka のスタッフ

  • 私の名は雨*

    私の名は雨 おかんが雨の日が好きだと言う理由から この名前になった おとんとの思い出が多い雨の日の (たまに晴れの日も) ふたりの物語を少しずつ おとんの名は|優《ゆう 》、おかんは|昴《すばる 》

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One scene to imagine

One scene to imagine 想像するワンシーン 絵のない想像する ものがたり ワンシーンにある ものがたり 短いエピソード ワンシーンを積み重ねたものがたり ワンシーンの中の ひとりひとりが ものがたりの主人公 そんなものがたりを…HARU #One scene to imagine #想像するワンシーン #いつかのワンカット #小さなエピソード #STORY#ストーリー #ショートストーリー #ものがたり#物語

    • お料理の上手なお嫁さん

      お料理の上手なお嫁さん 息子のお嫁ちゃん お料理上手 昔から、家事というものが苦手なわたしは 息子夫婦と同居になって 大歓迎なのだけど お嫁ちゃんからしたら 嫌だよね、たぶん と、思ってる わたしは、お嫁ちゃんが大好き 一人息子なのだが おんなのこが欲しかったので 世のお宅のように わたしは息子を溺愛していない なにかと、偉そうに突っかかる息子 わたしも負けてないけど はらが立つ〜 その点、お嫁ちゃんは 素直で可愛い コロコロ笑って 見てる方が楽しくなる この

      • その傘に見覚えがあった

        その傘に見覚えがあった 薙《なぎ》の傘 カラフルすぎる模様の傘 あんな傘を見たのは 後にも先にも 薙《なぎ》の傘だけ 原色で ピカソの抽象画のような 得体の知れない模様が入った傘 追いかけてみる? 薙《なぎ》〜と呼んでみる? 薙《なぎ》は高1の時のクラスメイト 薙《なぎ》はちょっと変わった男の子 人の話を聞いてるのか聞いてないのか 会話していてもキャッチボールできていない 質問の答えになってない話をする 彼はいたって普通な感じで話を続けるので まわりが困惑顔になる

        • あの時、あの場所で見つけたもの

          あの時、あの場所で見つけたもの 人生の中で どれくらいの人に出会うだろう 子どもの時に出会った人もいるだろう 大人になってから知り合った人もいるだろう 学校、仕事場、バス、電車で ながーい付き合いの人もいるだろう 別れる事もあるだろう 人に出会うのは 偶然?必然? あの時、あの場所に行かなければ 出会っていない人もいる 運命の出会いなんてのもある? 今思えば、仕事帰り 少し寄り道をしたその先に その出会いはあった 雨上がりのいつもの道の脇の路地 水色の紫陽花に

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        One scene to imagine

        マガジン

        • ano hi
          38本
        • no problem 前進あるのみ!
          7本
        • 私の名は雨*
          21本

        記事

          ano hi 番外編 シュウへ…

          ano hi 番外編 シュウへ… わたしは香里《かおり》 彼はわたしの事をカオと呼んだ 彼の名は修也 わたしは彼の事をシュウと呼んだ シュウへ… あなたがいなくなって 3年たった あなたがいなくなった後 突然いなくなった喪失感 色んな後悔 日々の出来事で思い出す 彼とのシーン 涙が出そうになって我慢して ひとりになったら、泣いて 頭では分かっているのに 肯定できなくて 何を食べても美味しくなくて それでも、笑って仕事して 泣きながら、眠って こんな事ではいけな

          ano hi 番外編 シュウへ…

          4分56秒のタイムスリップ

          4分56秒のタイムスリップ 仕事帰りに寄った純喫茶 懐かしい曲が流れてた 昔、彼とよく聴いた 2人で、暮らし始めた頃は そのバンドにハマってた 夏フェスに出るみたいと 取れにくかったチケットを取るため パソコンに、はり付いて なかなか繋がらないサイトに 文句言いながら 長い時間、格闘してた 夜中にやっと取れて 二人して “やったー”と 声を出さずに、はしゃいだのを思い出す この歌詞のここが好き とか この曲の暗い感じがいいね とか お酒とおつまみと音楽 夕食後

          4分56秒のタイムスリップ

          あなたの好きがわたしに伝染する

          あなたの好きがわたしに伝染する 特別好きなものなんてなかった 好きな食べもの 好きな街 好きな本 好きなお菓子 好きなパン 好きなドラマ 好きな俳優 好きなバンド 好きな歌 好きなアニメ 好きなキャラクター 聞かれるたびに 悩む、わたしがいた 彼に会うまでは 好きなものは何? その質問をした後 彼は自分の"好き”を語る 彼がわたしに教えてくれた好きなもの 彼の語る好きに わたしは飲み込まれていく 感情豊かな彼の好きなものは わたしの心に浸透していく 何かの呪文の

          あなたの好きがわたしに伝染する

          イイね♡する人になる

          イイね♡する人になる 綺麗なものを見て イイね♡する人になりたい 流れる音楽を聴いて イイな♡このメロ、この歌詞とか 感じる人になりたい 人の言葉を聞いて イイな♡この人の考え、良い言葉だなぁ と思える人になりたい 自然は時には、脅威だけど 空、雲の流れ、雷、太陽、月 雨の音、雪の白さ、風の匂い 春夏秋冬 自然はイイな♡と 思える人になりたい 働いて、その報酬頂いて 頑張って良かった イイね♡と 思える人になりたい あの人が 今日会った事を話してる 楽しそうに イ

          イイね♡する人になる

          笑わない彼を笑わせるワタシ

          笑わない彼を笑わせるワタシ 笑わない彼を 笑わせるのがワタシの役目 怒らない彼を 怒らせるのはワタシだけ 泣かない彼を 泣いてもイイよと言えるのはワタシだけ 喜怒哀楽を表情で上手に表せない彼を 表情たっぷりに変えられるのは ワタシだけ ワタシは彼の 笑い袋 ワタシは彼の 怒りを鎮める風船 ワタシは彼の 涙つぼ 彼を変えたのは きっとワタシ ワタシは彼の笑った顔が好き ワタシは彼の怒った顔が好き ワタシは彼の泣いてる顔が好き ワタシの前で幸せそうな彼が好

          笑わない彼を笑わせるワタシ

          わたしのアイドル

          わたしのアイドル わたしは小さな美容室にいた 髪のセットとメイクを担当していた わたしのメイクが人気になっていった わたしはこの仕事が好きだった わたしのメイクで変わる人 笑ってありがとうを言ってもらえて こんな幸せな仕事ないなと思っていた この仕事が 辛くなる日が来るなんて 思ってもいなかった わたしのメイクを見た人から 店長経由で仕事のオファーがあった 男性アイドルのメイクの依頼だった 女性のメイクしかした事ないのに 大丈夫なんだろうか 不安な気持ちのまま現場

          わたしのアイドル

          小さな嘘

          小さな嘘 ひとつ嘘をついた その嘘を隠すために また嘘をついた 嘘が雪だるまのように 段々と大きくなっていった 麻痺していって 本当のことが 分からなくなった 普通に信じてる彼を ほんとに信じてるのか?と疑う 最低なあたし… #One scene to imagine #想像するワンシーン #いつかのワンカット #小さなエピソード #STORY#ストーリー #ショートストーリー #ものがたり#物語#小説 #いちばんの幸せ #スキしてみて #雪だるまのよ

          0時の君のソレ

          0時の君のソレ 日記のような“ソレ”は 毎日0時に投稿される 今日のひとつの出来事 その出来事について思った事を書いてある 文章は丁寧で柔らかい 普段は優しく ふんわり包まれるような内容 たまに 辛辣なことばが並ぶ時もある どんな人が投稿しているんだろう と想像してみたくなる ある日のソレ   今日はなぜか、少し早く起きた  明るく暖かい日差しが  僕を起こした  こんな日は1日気持ちがいい ある日のソレ  めずらしく海外ドラマを見ていた  話は今ひとつ理解に

          異国の空の下で

          異国の空の下で どうしても行きたかった ガウディのサグラダファミリア キラキラ美しい ステンドグラスを眺めた 森をイメージした吹抜け 上を向いて眺めると 光に包まれる幸福感 フロアのどこを眺めても 感動がある きっと、私の目も キラキラしていたと思う 未だ、未完成のこの塔は 色んな表情がある 荘厳な扉 天国に届きそうな吹抜け 優しい光 カラフルなステンドグラス こだわりの形 やっぱり来てよかった 最後に エレベーターで上まで上がって 巻き貝のような螺旋階段で降

          異国の空の下で

          桜の散るころ、風を読むキミ

          桜の散るころ、風を読むキミ 桜の散る頃に 思い出す映像がある 僕の趣味はカメラで その春は 花見シーズンを逃して 桜が散りかけの時 写真を撮りに行った その日は 少し風のある 肌寒い日だった 人もまばら もう、桜も終わりだね と残念そうに帰っていく人たち そんななか 女の人? 少女のような華奢な子が 座って何かを拾ってる? 彼女は 桜の花びらを 集めてた 大事そうにそーっと 手持ちの小さなカバンに入れていた 気になって 桜の写真を撮るふりをして ファインダ

          桜の散るころ、風を読むキミ

          そのカフェにあるモノ

          そのカフェにあるモノ そのカフェには 大きな窓があり 外側に向かって 座るタイプ キッチンは真ん中にあって 四角の一角は扉で あとの三面が窓 おひとりさまには 快適なカフェである しゃべりごえは注文の時だけ 低い声の年齢不詳のマスターが ボソボソッと喋るので 注文する方も同じトーンになる お店に流れる インストゥルメンタルの小さな音色と コーヒーのできる音 食器のなる音 対面のテーブルがないので 隣同士で喋ってる人たちも なんだかひそひそ声 ガラスは二重ガラスな

          そのカフェにあるモノ

          オレの友だち

          オレの友だち オレの友だちの優斗 最近彼女ができた 初めて聞いた時 少しショックな自分がいた 小学校から高校生になるまで ずっと双子のようにべったりだった僕ら お互いの母親も仲が良かった 高校生になった時、母親が 今時の高校生みんなおんなじヘアースタイルなの? 優斗もマサルも同じ ほら、あの子も と言っていた 優斗と笑った そりゃそーだ 一緒に美容院に行って このヘヤースタイルにしてください って、韓国雑誌のKPOPのアイドル指差した 優斗、似合うじゃん マ