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レポ#29 世界淡水魚園水族館 アクア・トトぎふ

関東に住んでいるが、半年に1回程は名古屋に行く。理由は、兄が住んでいるので水族館巡りを第一目的として遊びに行くのだ。これぐらいの頻度で行き始めて2年ぐらい経つが、愛知県周辺は水族館が豊富なのでまだ制覇できない。今回も初訪問のこちら目当てで遊びに行った。

基本情報
場所:岐阜県 各務ヶ原市(かかみがはらし)
入館料:1540円(大人、2022.08.05時点)
飼育点数:約260種28500点(水族館ぴあ2015)

今回が初訪問。その名にもある通り、淡水生物飼育展示種類が世界有数ということで、水族館好きの間では有名な水族館だが名古屋から行ける距離なんて知らず。兄に聞いたら車で連れていってもらえるとのことで行きました。

チケット・パンフレット

チケットはこちら☟

美術館のような芸術性の高いデザイン

パンフレットはこちら☟

折りたたむと一般的なサイズなのですが・・・
広げると大きく、A3サイズぐらいになる。上半分に3階・4階の館内図。
下半分に1階・2階の館内図。とっても広いぞ。

今回の記事は、カエルやイモリなど両生類の写真も多いので、苦手な方はご注意ください⚠️

長良川の源流から河口まで

高速道路を走っていると水族館に隣接している観覧車が見えてきます。川島パーキングエリア内にあるので高速をおりずに行けます。

観覧車の右にある建物が目的地。
メコンオオナマズ(たぶん)のシンボル。

この日は日曜日。開館の時間の10分後に着きましたが、チケット売り場は外まで列ができていました。
入口を入ると、中庭のようになっている部分にさっそく生き物が。

カメがいました。この日は雨が降っていたのでささっと館内へ。
順路を進むと、まずはエスカレーターに乗ります。
4階まで上がって、上からおりてくるように進む順路になっているよう。
長良川を上流から河口に向けて巡っていく粋な順路です。
4階は、森をイメージしたフロア。
ヤマトイワナかな?映り込みがひどいけど・・・
ところどころに岩とそこを流れる水が見られる、マイナスイオンたっぷりの展示。
ここには何がいるんだろうと下をのぞくと・・・
いました!コツメカワウソ。2頭が追いかけっこをするように動き回っていた。
3階の水槽を上からのぞけます。
小さい生き物がいる水槽もあって、こちらはカジカガエル。
クロサンショウウオの後ろ姿。
一つ一つの解説がボリューミーです。
ヤマトサンショウウオ、後ろ姿×2。
4階から3階へはこんなスロープをおりていきます。わかりづらいですが、左側の壁には水槽。
ガラスがないので手を伸ばせば触れてしまう。
タゴガエルが岩の下に隠れていました。
上流ツアーが続きます。
アカハライモリ。カメラ目線をくれました。
アジメドジョウ。口が吸盤状になっていて、コケを食べるらしい。食用で食べるとおいしいんだとか・・・。
ニホンイシガメ。甲羅に年季を感じます。
サツキマス。長良川のシンボルフィッシュと呼ばれるらしく期間限定の展示だそう。サツキの花が咲く4,5月に海から川に上ってくるらしい。
立体の展示もありました。点字があるから、触って形がわかるようになのかな?
オオサンショウウオ。体全体の迫力とつぶらな瞳のギャップ。
シュレーゲルアオガエルかな?緑と青間の絶妙な色できれい。
4階とつながっている大きめな水槽。
種類はわかりませんが、様々な種類が泳いでいました。
ヨシノボリ属の1種かな?石に紛れている。
3階からはコツメカワウソを目線の高さで見られる。岩の下でのんびり。
木の丸太の下で仲良く。
ちょっとピント合わなかったけど、横顔が気に入ったので。
丸太に背中をこすってかきかき。
水中を泳いでいたのですが、速くて写真にはおさめられなかった・・・。
さて、ここから中流ゾーンです。
たぶんニホンカナヘビ。先日東京23区では絶滅危機というニュースがやってたな。
用水路の生き物。緑が多いです。
用水路に馴染のない人生を送ってきてしまいましたが、こんな色鮮やかな魚もいるんですね・・・!
ウシモツゴ。名前が面白いので撮ってしまった。オスが卵を守るそう。人間も見習おう。
ハリヨ。岐阜県の絶滅のおそれがある生物として登録されているそう。
オスとメスで全然模様が違った。こちらがメス。
こちらがオス。青がかっている。
恋ダンスをするそう。見てみたい。
希少淡水魚が小さな水槽に並びます。
チチブという魚。埼玉県かな?
シロヒレタビラ。名前にもあるように、ヒレの白さがきれい。
こちら2階に続くスロープ前にあったカメの置物。異国情緒。



アジア、アフリカ、南米の河川

2階におりると、日本を飛び出して世界の川ゾーンです。

雰囲気が全体的に海外のよう。
某テーマパークにこういうエリアあるよなと思ってしまった。
世界と言いつつ、一番初めに出会うのは釧路湿原の魚。
イトウだ!どうぶつの森でしか知らない!
体表がキラキラしていてきれいでした。印象に残った魚の1匹です。
展示室の全体はこんな感じ。3,4階とは雰囲気が全く違う。
へりにつっつくように休んでいた魚。
オオアタマガメ。頭が大きすぎて、甲羅の中に隠れることができないそう。
さてこちらおそらくメインと言ってぐらいのメコンナマズ。これが等身大の大きさらしい。
さまざまな言い伝えがあって伝説になっているそう。
小さいお子さんと比べてこのサイズ。大人が見てもびっくりの大きさでした。
何匹もいるのです。個体によっては3m・350kgもあるらしい。
顔をアップにすると意外とかわいい顔をしている。
名前についているメコン川にしか生息していないそう。
この水槽にはメコンオオナマズ以外にも大きな魚がいるのに、他が小さく見えてしまう不思議。
オニテナガエビ。手と尾の青が鮮やか。食材としても有名らしい。
世界の河川ゾーンが続きます。
ゾーンに入る時には船に乗っているような演出。世界観の切り替えがうまいですね。
モノダクティルス・セベエ。背びれと知りびれが特徴的。
目が飛び出していそうな魚。
湖の魚。大きめな水槽でいろんな種類がいるのですが、1種類も分からない!
魚名板がカタカナだらけです。
青がきれいだった魚。
1階に向かうスロープ。
アマゾン川ゾーンにいたポルカドットスティングレイ。
魚名板撮るの忘れたけど、肉食性っぽい魚。
お魚くわえたお魚。
ピラルクー。立派!
あくび?
アマゾンツノガエル。目の上のツノがチャーミング。
常設展の魚が終わりに近づいた通路。
巨大ピラルクーの置物。
通路にも水槽があります。


企画展 スウィミングスタイル~さかなの泳ぎかた~

ちょうど訪問日まで開催していた企画展。アクアトトぎふは、けっこうな頻度でいろんな企画展をやっているよう。3月頃に「フグざんまい」という企画展がやっていてほんとはそのときに訪問したかったんだよなと思い出した。

「スウィミングスタイル」泳ぎ方に焦点を当てた企画展でした。
体のどこの部分を使って泳いでいるかの解説。
オニボラ!一度見てみたいと思いながらなかなか出会えていなかった。
想像していたより小さな個体で泳ぐのも速く撮るのが難しかった。
ちなみにオニボラは、準アジ型。
ホシモンガラ。ハギ型の泳ぎ方。
フグ型は、ヒレをパタパタ。これもフグが好きな理由の一つ。
ハチノジフグ。模様もかわいい。
最後は中庭にふれあいプールがあってエサあげもできた。
雨宿りするカピバラ。
出入り口近くの企画水槽は、七夕が近かったこともあり天の川がテーマ。
ネオンテトラとプリステラ。


グッズ

グッズは3つ買いました。

まずは缶バッチ。1回100円とはお安い。
しかも種類が半端なく多い。
イタセンパラという魚が当たりました。回った中では見つけられなかったので次回は本物も見よう。
2つ目はクリアファイル。このデザイン、ときどき水族館で見かける。
最後は、公式ガイドブック。
内容が充実しすぎている。水族館自身で出版しているところはすごいなと思います。
袋も淡水魚だらけ!


まとめ

水族館に行くと、カラフルな熱帯魚やイルカ・ペンギンを見てしまいがちなのですが、「淡水魚でもこんなに鮮やかな魚がいるんだ」「面白いヒレの形してるな」とか淡水魚の発見がたくさんありました。途中でも書きましたが、館内のストーリー性がある順路も素晴らしくて、世界観の作りこみに引き込まれました。淡水の生き物だけの展示でここまでの規模・充実具合はすごい。
混雑していたこともあり、あまりゆっくり見られなかったのは残念でしたが、また行きたいなと思います。

帰りに立ち寄った犬山城。あまりいい評判を聞いたことがなかったのですが、私はすごく楽しかったです!城下町もぶらっとできて満足でした。


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