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レポ#58 のとじま水族館

※2023年12月に訪問したときの記録です。現在は閉館中。
ジンベエザメを飼育している数少ない場所で、昨年からずっと行きたかった水族館。2023年も終わりの時期に、ついに行くことが叶いました。カニもおいしい季節ということで家族で旅行。

基本情報
場所:石川県 七尾市
入館料:1890円(大人、2024.01.08時点)
飼育点数:約500種40000点(水族館ぴあ2015)



チケット・パンフレット

チケットはこちら☟

青が目白押しの写真たち。日付がハンコなのも良き。

パンフレットはこちら☟

よくある折りたたみサイズではあるけれど、片面これの7枚分というボリューム。
片側は見どころ紹介。
見るだけで思い出してワクワク。充実しています。
裏面は、館内図。いくつかの建物が独立しているタイプ。


水族館まで

行きたい気持ちはあったけれどなかなか足が伸びなかったのはアクセスの難易度にある。日本海側に住んでいる方に、前泊しないと開館に間に合わないと聞いていた。羽田から「のとじま里山空港」に行き、そこからレンタカーで向かった。着いたのは家を出てから約4時間後。

羽田空港で初めて「サテライト」という別棟初の飛行機だった。リラックス全開の椅子。
駐車場から歩く道のり。生き物の旗が並ぶ。
着きました!天候は残念ながら雨。
ジンベエザメのオブジェ。来館の日付が入っているのが良いですね。


ジンベエザメ館

建物・ショーごとに写真をまとめていきます。

全体の入口はジンベエザメ館。
水量1600トンの大きな水槽。いきなり大迫力。
ジンベエザメどこかな~と見ていると下から現れた!
2匹いました。交差する瞬間。
水槽の上には何もなく、ジンベエザメを上から覗ける贅沢。
クリスマスが近かったので、館内はクリスマス仕様。サンタさんも水槽を覗いている。
1つの水槽をだんだん下りて行って、いろんな角度から見られる。
たまにエイが顔を出す。
通路も飾ってありました。
小窓から覗ける。ちょっと広角で見られる。
いちばん大きなガラス面。2匹が一列になって泳いでいた貴重な瞬間。
メガネモチノウオが小さく見えてしまう規模感の水槽。
もう一人のヌシ、タマカイでしょうか。
「青の世界」という館のタイトルにふさわしい空間でした。
全身写すのは一苦労の大きさ。何度見てもこの雄大な泳ぎには心を動かされる。
一番最後は、大きめの広角に見える窓。

2匹のジンベエザメ、1月9日に1匹、翌日にもう1匹が亡くなってしまいました。うまく言葉にできませんが、本当にショックが大きいです。ご冥福をお祈りいたします。

水族館本館

ジンベエザメ館を出ると、次に現れるのが本館です。

こちらも大きな建物です。
向かいには、トイレと見せかけて、上にはろ過装置が並んでいるのでは?丸見えです。
「のと回遊回廊」床と天井のプロジェクションマッピングで幻想的な感じ。
泳いでいるのは、ブリやヒラマサなど能登近海に生息する魚たち。中に入れる仕掛けも。
能登と海と。
クリスマスツリー刺さってる。これはちょっと雑なクリスマスで笑ってしまいました。
マダイやハタが泳ぐ。
北の海の魚たち。メバルの仲間が泳いでいた。
小さめな水槽も並びます。
ホッケは北海道のイメージがあるけれど、能登にも来ることがあるんだなぁ。
おたる水族館からやってきたそう!水族館同士の交流にはテンションが上がります。
飛行機で来たんだね。
マングローブの水辺コーナー。
並んで張り付くヨダレカケたち。
南の海の魚コーナー。
ハマクマノミの稚魚。1年経ってもまだまだ小さいんだね。
この魚の群れはなんと2000匹のマダイ。時間で音と光のショーが行われているらしい。
企画展をやっていた。解説も種類も充実していてびっくり。
深海コーナー。
テナガダコ。隅にいる理由は・・・
7月に生まれた卵を守るため!
珍しいらしいタケウツボ。石川県で初めて確認され、のとじま38年間の中で初展示。
クラゲコーナー。
タコクラゲ。透き通っていてきれい。
キタミズクラゲは、横と天井の水槽が繋がっていてトンネルみたいになっていた。
目玉焼き・・・?いえ、サカサクラゲです。
円柱に入ったクラゲたち。


イルカたちの楽園・海の自然生態館・ウミガメペンギン館

本館の出口から近いのが、イルカたちの楽園。

ここものとじま水族館に来たら楽しみにしていた場所でした。
トンネル水槽で、魚も泳いでいるのですが・・・
カマイルカがいるのです!天気がよかったらもっときれいなんだろうなぁ。
隣にあるのが、海の自然生態館。イワシの群れが住む大きな水槽。
カワウソ。目立つ1頭の下にもう一頭が下敷きになっています。
アザラシ水槽はいろんな角度から見られる、仕掛けがいっぱい。
海の自然生態館の向かいにあるのが、ウミガメ・ペンギン館。
のとじま水族館には2種類のペンギンが居て、外にはマゼランペンギン。屋内にフンボルトペンギンがいました。
プールには1羽もおらず、巣箱に入っていました。


ペンギンのお散歩タイム

これも言わずもがな目当ての一つ。1日に2回開催されていたのでどちらも見ました。

1回目

12:30の回。初回なのでどんな感じなんだろうとワクワク。

展示場の横に個体紹介があったのですが、なるほど、留守番メンバーとお散歩メンバー分かれているのね。
開催時間の前になると、展示場から出てごはんタイムになるみたい。
待っています。こんなにたくさん出てくるのか・・・?
こちらは留守番メンバー。展示場がそもそも分かれている。気になる様子。
さあ始まりました!
すごい数のペンギンが待機していたのですが、出てきたのは5羽。
雨がまあまあ降っていましたが、気にせず元気に歩く。
もう言葉が要らないかわいさですね。
コースは、飼育場に沿って少し曲がったらあとは一直線で、奥のクリスマスツリーまで進んでいきます。
ちゃんとまっすぐ進んでいってえらいです。ペンギンの通った後は、お客さんが後からついて行けます。
カメラ目線も忘れずに。
おらおら歩き。
ゴールのツリーに到着しました!
クリスマスツリーと"はいチーズ!!"
ツリーが気になる様子。
ツリーの周りで飼育員さんが個体紹介をしてくれます。
この子は今年生まれの亜成鳥の「おかゆ」
さてクリスマスツリーをバックに帰り道。
帰りも堂々と歩きます。
両サイドの白い線から見るのですが、近い近い!
歩いているペンギンってなんでこんなに愛おしいんでしょう。
線をはみ出たときは人間が避けます。

2回目

14:30の回です。

みんな準備ばっちり。
1回目よりもお客さんが増えた気がします。見守られながらぐんぐん進む。
亜成鳥の「おかゆ」2回目も登場。個体紹介によると「なんでもそつなくこなす優等生タイプ」だそう。
到着!
今回の5羽、2歳までの若手メンバーだそうで、うろちょろしてました。
若手メンバー、帰り足が速いそうで、たしかに一直線に帰っていきます。
先頭の子はなんか意気揚々として見えるのが面白い。
見事な整列!
後ろ姿もいいですね。今さらですが、飼育員さんはサンタの格好をしていました。
さて最後のコーナーを曲がります。
おつかれさまでした!!


イルカ・アシカショー

1日に3回行われるショー。初回は間に合わなかったので、2回目と3回目を見ました。

1回目

13:00の回。朝よりは弱まりましたが、ちょっと小雨が降っていました。

席には屋根付きでほっとした。
ショープールの後ろはすぐ海。天気が良ければ海をバックにきれいだったのだろう。
ショーに出るメンバー。スタッフさんの愛を感じる手作り。
クリスマス仕様のプール。
始まりました!まずはイルカが登場。
5頭一斉ジャンプ。コマ撮りしたかのような見事な階段。
カマイルカのジャンプはとっても高くて軽々跳ぶので大好きです。
雪玉に見立てたボールを運ぶ。
今度は飛び出すジャンプでステージに投げます。すごく器用。
どんどん跳びます。
後ろ姿もかっこいい。
ハイジャンプ。ターゲットは雪だるま。
ハードルジャンプ。今期のショーで初めての種目だそう。
ベルがついたボールにタッチ!
お次はアシカの出番。雪だるまつく~ろ~♪
ボールを二つ重ねてもバランスを保つ!2頭いるアシカのうち「コウスケ」です。
ショーの途中で、席でちょっとしたお手伝いをする場面があって、手伝うと缶バッジがもらえ「いいな~」と思って周りを見渡すとまさかの父が手伝っていた。結果もらえて嬉しい。


2回目

15:00の回。帰りの時間も近かったけれどももう一回見たくなった。

ショープールの横には、歴史の写真展。
カマイルカは顔もかわいくて好きです。
ボールを運ぶのは尾びれでキックもありました。何度も挑戦していた。
ジャンプの後はプールに向かって一直線に。
水しぶきだって飾りになっちゃう。
2回目は「ユウキ」が登場。種目が全然違って2回観た甲斐がありました。



ペンギン

ペンギンのお散歩タイム以外のペンギンの写真を載せていきます。

展示に向かう道に、個体紹介が並んでいました。愛を感じます。
いました!10月に生まれた子。
Twitter(X)で情報を知って、タイミングが巣から出ていれば見れるかなと期待してました。

2日前の様子がこちら☟

すっかり綿羽が抜け落ちてますね。成長おそるべし。

水しぶき!
亜成鳥特有のもっちり感がたまりません。
外はそこそこ雨が降っていましたが、気にしてない様子。
おっと失礼。
誇らしげ。
からの…
のびー!
飛行機のポーズ。
大人たちも元気です。
すごい伸びている。何等身…?
全部抜けちゃったかと思っていた綿羽、ちょぴっと頭に残っていました。
バンザイ!
のびがまだまだぎこちない。
プールに入りたいみたいです。
体を縮めて…
いざ!
小さな水しぶき。
着水!
プールに入るのも一丁前ですね。
ペンギンプールにもクリスマスの飾りが。
体がふくらんで眠そうですね?
やはり( ˘ω˘)スヤァ
バンドで見分けができる表。
関係図も。ノトとスマは子だくさんですね!


ジンベエザメのごはんタイム

ショップで買い物をして帰ろうと思ったら、ショップのレジの方に「〇時からジンベエザメのエサやりですよ」と言われ(おそらく公式には出ていない)、RPGの隠し情報みたいでめちゃくちゃテンションが上がった。

せっかくだから見て帰るかと思うも、ほんとに始まるかなとソワソワ。
飼育員さんが来ました!上の足場からあげるんだ。
ひしゃくでエサを落としました。
水中からは吸い込む姿。
泡と幻想的な雰囲気に。
吸い込む水量も圧巻。
エサを食べる時には水面に口を持ってくるため、縦の姿勢を見られる貴重な機会。
貴重なシーンが見られて本当に嬉しかった。レジのスタッフさん大感謝です!
手を振るイラストかわいい。


グッズ

グッズは4点購入。

クリアファイル。いろんな生き物のシルエットが良い。
靴下、ポストカード、マドラー。園館限定のマドラーなかなかないので嬉しい。
袋はロゴデザイン。


まとめ

現在閉館中でもあり、更新するのは今のタイミングでいいのか迷いましたが、能登にこんな素敵な水族館があるのは事実で、思い出は思い出として大切にしたいのでまとめました。
広さもあり、生きものの種類も多く、全体的に満足度の高い水族館でした。イルカショーも屋外でカマイルカだけのショーを見られるのは貴重だと思います。天気が雨だったのは残念でしたが、最近は「また訪問する理由ができたな」と前向きに考えています。

大変な状況が続いていますが、微力ながら、下記サイトから募金をしました。今できることは何もないけれど、応援させてもらえる機会がきたらできる限りを尽くしたいですし、営業が再開されたら、また訪問して楽しい思い出を作りに行きます。


【2024.01.21追記】

日本動物園水族館協会が、のとじま水族館への見舞金の受付を始めました。振込でこちらからも支援いたしました。各地の動物園・水族館現地でも募金箱の設置があるようなので、見かけたらまた支援したいと思います。

【2024.02.10追記】
2月にクラウドファンディングが始まりました。開始されてから3日目には目標金額を達成し、現在ネクストゴールに挑戦中だそうです。さっそく支援しました。


2024年の抱負

毎年その年始めのnote恒例、2024年に行きたい未訪問園館を挙げておきます。

・登別マリンパークニクス
・加茂水族館
・城崎マリンワールド
・箱根園水族館
・みなとやま水族館

昨年も箱根園水族館以外は達成し、2年連続、1ヶ所以外達成しています。城崎マリンワールドは2022年に達成できず、箱根園水族館は2023年に達成できませんでした。リベンジなるか!?

今年は5ヶ所達成できますように!

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