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信頼関係を構築する

本部から指導員が派遣されている道場では、本部の都合で指導者が変わってしまうことがあります。

大学の合気道部もそうですね。

指導者の育成という観点でいえば必要なことですが、それによって以前の先生に終わっていた生徒がパッタリ来なくなることもよくあります。

その理由としては、技の変化もありますし、年功序列でどうしても新しい指導者のキャリアが劣ることもあるでしょう。

そして何より、指導者と生徒間に信頼関係が全く構築されていない点も大きいです。

今まで慕っていた先生が全く知らない方に変わってしまい、次回からその人に教わるというのは、なかなか受け入れがたいでしょう。

指導者としては、既に離れてしまった方は仕方ないにしても、今後の道場の雰囲気や生徒たちのモチベーションの悪化を防がなくてはなりません。

それでは新たに指導することになった場合、どのような対応をとればいいのでしょうか?

今回は「営業」の視点を取り入れて、信頼関係を構築する4つのステップをお話ししたいと思います。

指導以外にも広く使えると思うので、興味のある方は是非取り組んでいただければ。

それでは始めましょう。

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