「子どもがいるから」をどう使うかは自分次第だと思う。

最近は、
子どもの下校時間から逆算して
買い物に出かけるのだけど、

行って、帰って、買った物を片づけて、
それから少し読書できるくらいの時間を
逆算して買い物に出る時間を決めると、
それまでの時間を集中して過ごせる。

以前の私は、家事が気になって
先にやり過ぎていたと、今なら思う。

洗い物が終わったら、掃除、
前日に乾燥機に入れた洗濯物を畳み
あれやこれやと
「今じゃなくてもいい家事」を
見つけてやっていた。

「もっと大事なこと」に
取り掛からない言い訳に、

「やるべき家事がたくさん」
と言っていたような気がする。

でも、「家事の後に仕事や学び」
という順番だと、

「もうすぐ子どもが帰ってくる！」と
焦ってしまうし、午後は眠くなるしで
パフォーマンスがとても悪く、

「今日も終わらなかった」と、
スッキリしないまま、1日が終わる。

それならばと、
午前中は仕事や学びに集中し、
午後から家のことをするように
実験的に変えてみた。

やってみて得たのは、
「終わりの時間を強制的に作るほうが
私に向いてるかも…」という新鮮な感覚。

もちろん、仕事がはかどらないときは
午前中に買い物に行くし、

10時から仕事があっても
9時開店のスーパーに行っておく方が
安心して仕事に集中できる日もあるけれど。

理想は、「子どもがいるから」と
言い訳をする私より、
「だからどうするか」を考える私。

そんな在り方のほうが、人生が前進する。

折角だから、「子どもがいるから」を
「だからできた」につなげよう。