お祭りが好き。地元のお祭りは6月で、もともとは雨乞いのお祭りなんだけど、その時期が近づくとあぁもうすぐお祭りだなーって心がワクワクしてくる。

みんなで法被着て、お神輿を担ぐ、「わっしょい！わっしょい！」の掛け声と、笑い声が街中に響いてて、屋台からはいい匂い。暑くなりはじめで、太陽はジリジリするけど風はまだ涼しくて気持ちいい。

「お祭りだから！」を合言葉(？)に、みんな大盤振る舞いで。地元では、お正月以上にお祭りの方がみんな気前がいい。あっけらかんとした雰囲気が心地いいんだよね。

子どもの頃は、お小遣いを貰えてすごい嬉しかったな。笑

お祭りは土日の2日間。町内会ごとにお神輿が出て、子ども神輿もあったり、宮神輿もあったりと結構大きめ。小さい頃から毎年お祭りの日は2日とも、ババんち(おばあちゃんの家のことをババんちと呼んでて未だにそう呼んでる。)に行ってた。ちっちゃい子どもからおじいちゃんおばあちゃんまで、親戚がみんな集まって、お刺身やお赤飯が用意されていて、美味しいものをいっぱい食べながら、大人は美味しいお酒を浴びるほど飲んで(笑)とにかくわいわいする。

中学生くらいになると、学校の子に会ったりして。友だちと浴衣を着て行ったり、好きな子に会わないかなってドキドキしたり。笑

大学生くらいになって大人になっても、お祭りだけは欠かさず行ってた。

社会人になって、彼氏をいきなりババんちに連れて行って紹介しちゃったり。妹は、お祭りで彼氏を初めて両親あわせるということもあったな。そんな風にお祭りの開放的な雰囲気を利用したり。笑

今は、結婚して、子どもができて、大集合すると更に賑やかになった。4世代が集まるって、なんかいい。ジジ・ババが、目尻を下げて娘のことを見ている姿を見ているととっても嬉しい気持ちになる。

普段は完全に核家族というやつなので、お祭りという機会に、賑やかにたくさんの親戚に囲まれて、色々刺激を受けてほしいなぁと思う。お祭りがあってよかった。

これからも毎年、楽しみ。