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メイクをしていた男が10年後に営業コンサルタントをしている訳。

中小企業診断士でアタックス・セールス・アソシエイツの長谷川です。

2023年9月まで「アタックス社長塾」という中堅中小企業の経営者や社長の後継者を対象にした経営塾のプログラムディレクターをやっていました。

そんな私の自己紹介を兼ねて、『メイクをしていた男が10年後に営業コンサルタントをしている訳。』というタイトルで記事を書きました。是非、ご一読ください!

1.プロフィール

まずは簡単なプロフィールを書きますと、

・1986年 京都市生まれ
・京都成章高校→大阪市立大学・大学院(専門分野は有機材料化学)
・新卒で某大手化粧品会社、転職してアタックスに入社
・持っている資格は「普通自動車第一種運転免許」「統計検定2級」「2級カラーコーディネーター」「簿記2級」「中小企業診断士(2021年登録)」
・2児の娘の父親

といったところです。次に好きなものを3つほど挙げさせていただきます。

好きなもの①:阪神タイガース(野球全般)

父親が重度の阪神ファンで、仕事から帰ってくると毎日のようにビール飲みながら試合中継を見ていました。いわゆる監督タイプで、自分の描く作戦と同じで成功したなら手を叩くし、ハズレだったり失敗したりするとガッカリしたりため息ついたりしています。そんな横で見ていたので「そら、そうよ(ファンになるよ)」と思います。

子供の頃は友人たちと草野球したりはしていたのですが、目が良くなかったので部活動や高校野球のは進まず、もっぱら選手名鑑を見ながらラジオ中継片手にスコアつけたりするような学生時代を過ごし、父親と同じく”監督タイプ”で今に至ります。

虎のマークがかすれてくるくらいユニフォームTシャツを着倒していた幼少期

好きなもの②:ストリートダンス

キッカケは大学時代の盟友であるダンサーたちなのですが、社会人になり、関西を離れて友達ゼロの名古屋で楽しく過ごすための術としてストリートダンスを始めました。ジャンルは「LOCK」です。

盟友が「POP」や「BREAKING」をやっていたので一緒のジャンルをやりそうなものなのですが、LOCKに使いがちなファンクやソウル、ディスコ、R&Bを好んで聞いていたことや「Hilty & Bosch」さんや「KENZO」さんのダンスが好きで色々と調べて名古屋のスタジオに通い出しました。仕事終わりに街角で練習したり、大会に出させていただいたりしていました。

今は子育てで練習の時間が取れなく休んでいますが、子供のどちらかがダンスに興味を持ってもらえれば練習を再開して、一緒に遊べたらいいな、という夢は持っています。

スタジオ主催のショーケースに出た時のやつ

好きなもの③:サウナ

現在進行形で私の研究対象となっているのがサウナです。「サウナのどこが良いの?」と聞かれるとまず言っているのが「何も考えられなくなるから」です。私の業務モードのスイッチをOFFにしてくれるのがサウナです。

サウナの効果効能や「ととのう」とかはググってもらいたいのですが、条件式として「サウナ×水風呂×休憩」の評価点が高くなるような施設や入り方を模索しています。ちなみに、現時点での最高は以下の通り。

■サウナ…KIWAMISAUNA(名古屋市)、落ち着く空間で瞑想できる+ドリ  ンク飲みながらは反則
■水風呂…
サウナしきじ(静岡市)、天然水のまろやかさと飲めるので一気に回復できる
■休憩…
ルーマプラザ(京都市)、ビルの屋上での外気浴と京都の夜景を眺められるのは至福、ガウンなど羽織れるなど気配りも◎

2.メイクをしていた男

そろそろ本題に入っていきますが、化粧品会社時代を振り返ってみます。

・2011年に新卒として入社。ポイントメイク化粧品の研究開発職に配属。
・得意なのはリップで、入社2年目でリップの新商品の開発に携わる(基礎化粧品に強みを持つ会社なので、メイク商品の基本はリニューアルでした)。
・新商品のスマッシュヒットもあり、メイク商品チームで「社長賞」を受賞。
・研究所への見学対応でメイクをしている姿を見せたところ、お客様にウケる。これをきっかけに、男性がメイクしているのを見せることが見学の定番になる。
・販社応援の一環として、イベントでメイクの勉強会を行う。
・海外の規制の改定に伴い既存商品の処方変更を行った際、ある時期は研究所よりも工場にいる時間の方が長くなる。
・製造に必要な用具を3D切削機を用いて自分で作り、製造工程に導入したことがある。
・ポイントメイク化粧品に関する特許を他の研究員と共同で6つ持っている。   など

このあたりが自分が研究員として白衣を着て仕事をしていた時代です。2011年卒の世代はリーマンショック後の就職氷河期世代でして、例年の採用と比べると半分くらいの人数しかとっていない頃でした。同期の研究職は私含め3人で、当時の開発部の部長に後から言われたのは「お前はお試し採用」だったそうです。実際に残りの二人はメインの基礎化粧品の開発と基盤研究の方でしたので。その分、色々と遊ばせてもらいました。

これは基本で、ファンデーション塗っていた時もありました

タイトル回収に繋がってくるのですが、転機は2015年です。研究員として5年目を過ぎた頃に「経営企画室」へ異動となりました。実はこの年に結婚式を挙げていて、祝辞をいただいた研究所の所長から「これからの研究所を盛り上げていただいて……」とメッセージいただいたときには既に移動は決まっていたという。。。

大学4年生の頃から研究ばかりの日々だった私にはインパクトの多い日々でした。言える範囲で携わったことを書いていくと、

・10万円の基礎化粧品の販促ツールの動画制作
・新規事業の立ち上げと軌道に乗るまでの現場支援
・新店舗開発とプロモーション活動(LP制作、イベント企画実行、ポスティングなどの集客施策の立案と実行)
・店舗スタッフの育成と指導   など

研究員の頃は後方支援の方でしたが、経営企画室では前面に出る仕事がほとんどで、やっていた仕事は「ほぼ営業」でした。特に一番は「新店舗開発」のところで、店長を務めておられた販社長には大変お世話になりました。間違いなく、本来の営業担当者以上に現場に入り込み日々の問題解決をしていました(だから思い入れが強く、今でも時間があるとフラっと店舗を覗きに行ったりしています)。

毎日レジから出てくるPOSデータなどを分析して推す商品や棚割りを変えたり、予算内でイベントを打ったりすることで目標達成は出来ていたので良かったのですが、他の店舗にノウハウとして出せるものが少なく事業として苦しかったのが今後の自分に大きく影響しました。

何とか事業として成功させないとと思って書籍を読んだり外部の研修をしているうちに「打席数を増やさないとヒットもホームランも打てない」と考えて転職を決意。現在いる「アタックス」に縁があって入社することになりました。

3.コンサルタントとしてのお仕事

アタックスでは、冒頭に書いたように「アタックス社長塾」でプログラムディレクターをしていました。何かヨコ文字で分かりづらい(自分でも良く分かっていない……)のですが、要は「企画・運営の責任者」といったところです。「社長塾とは?」という方は、簡単にまとめた動画がありますので、一度ご覧ください。

ここでの業務歴をまとめますと、

・2018年~2023年の「社長塾」に携わる。
・この間、延べ10期、172名の経営者や社長の後継者が受講。
・2018年当初はおよそ100万円でのプログラムだったものをプログラムのリニューアルに伴い、集客力を維持・向上させて200万円への値上げすることに成功。
・コロナ禍で会場参加が難しくなった時にいち早く「オンライン研修」を導入。現在の会場参加+オンライン参加の「ハイブリッド研修」に繋げる。
・社長塾の強みである「
伴走コンサルタント」制度をオンラインで提供することにより、受講生の理解とやる気促進につなげた。

といったところです。もちろん、私一人でやったわけではなく社長塾のチームメンバーとともに進めた結果です。一方で、お客様はオーナー企業の経営者ばかりですので、「経営」というものに対する理解や勘所といったところを業務を通じて一緒に成長させていただくことができました。

また、この社長塾に携わっている期間の中で「中小企業診断士」の資格取得をさせていただきました。そのため、研修の運営という役割だけでなく講師や経営者に伴走させていただくコンサルタントとしても活動の幅を拡げてきました。

そして、この度、新たに「アタックス・セールス・アソシエイツ」のコンサルタントとして活動させていただくに至ります。10年前のメイク化粧品を研究していた私自身、予想だにしていなかった状況です。しかし、5年前に悩んでいたことは、

・自分自身が目標達成をしていても、再現性を持って他者に伝えることができない
・事業として成功させるための問題の特定と解決の打ち手を導き出せない
・経営するうえで何を優先し、どういう意思決定すべきか整理できない

でした。いち社員の立場でありながら一丁前に「経営者気取り」でものごとを考え、実際の立場では実現できないことに対するもどかしさがあったのです。(これは、経営企画室の室長が「遠慮はいらない。キミは経営者として振舞いなさい。」と会うたびに言ってくれていたのが悪いんです……苦笑)

このもどかしさ=ギャップを埋めるためにコンサルタントになり、「社長の最良の相談相手」となるべく努めてきました。これからは、より現場に近いところで組織営業や目標達成のマネジメントの現場から、皆さまの経営の目標達成に向けてご一緒に取り組んでいきます。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!

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