9月8日のクレオパトラ第11回単独公演「散文的な景色、詩的な歩行」に向けて作る過程を書いていこうと思う。

まず去年の単独の反省から。去年は良くも悪くもお祭り的になってしまった。一昨年の単独が自分的に凄く良くて、一皮むけられた感があったのだが、去年の単独は、また一皮増えちゃった感が強かった。当たり前のようにお客さんを満足させて、当たり前のように終わった。それだけならまだしも、稽古不足感も強かった。

今年は、その反省を活かし、僕の主宰する劇団エンニュイで経験した演劇の作り方など、色々織り交ぜて、妥協しないで追及して作るということをテーマに、今までで一番入念に作ろうと思っている。

今回のイメージは散歩。

いつもの通り道のあたりまえにある世界を斜めからみたらどうなるのか。

刺激があるのか？　感動があるのか？　苛立ちがまっているのか？

このテーマにしたときに一番初めに思いついたのが、いがらしみきお先生の「今日を歩く」

この漫画のあたりまえの道での少しの発見。そしてその発見への無駄な想像。それをすることによって得られる少しの楽しみ。

こんな雰囲気の身近な世界のお話にできたらいいかなと。

だから、めずらしくさわやかなフライヤーデザインにした。

今回はいつものクレオパトラ単独の世界観とはかけ離れた感じのイメージなので僕自身もわくわくしている。

クレオパトラ第１１回単独公演

「散文的な景色、詩的な歩行」

2018年9月8日

会場：VACANT原宿

出演：桑原尚希、長谷川優貴　以上クレオパトラ

脚本・演出：長谷川優貴（クレオパトラ／エンニュイ）

構成：桑原尚希、大桶純一、中村元樹

照明：渡辺敬之（仕立て屋のサーカス）

演奏：大原巧、小金丸慧

運営協力：K-PRO

協力:CHARA DE asagaya

エンニュイ

１公演目

開場： 13:30／開演： 14:00

前売券3,500円

当日券3,800円 （当日券料金）

開場： 17:30／開演： 18:00

２公演目

前売券3,500円

当日券3,800円

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