日記読んでるよ、と言われると嬉しい

夜中に目がさめ、しばらく眠れなくて、ポカリスエットを飲み、恋人にくっついたりさせてもらう。ふーっとまぶたが重くなってきて、眠れた。

「北欧、暮らしの道具店」のクラシコムさんの仕事で、朝から国立へ。ミーティングスペースに店長の佐藤さんと、代表の青木さんがいらっしゃって会談中だった。そばのテーブルに腰掛けたついでに、いくつか言葉を交わす。

佐藤さんから「日記読んでるよ。しあわせそうねぇ」と言われ、あぁ、恋人のことを書いているからかな、と面映ゆくなりながら「読んでくださってるんですか」と答えた。会社を辞めたあとでも気にかけてもらってることには、やっぱり嬉しい気持ちがある。

実はここ最近、こんなふうに「日記読んでますよ」と声をかけていただくことがある。反応の多くは、恋人とのやりとりを書いていること(マクドナルドのことは何度か言われた)を挙げてくれるけど、それくらい新鮮な反応なのかなーという感触がある。

露悪的になりたいわけでも、惚気ているわけでも殊更はなくて、ただ日々の嬉しいこと、こぼれてしまいそうなことを掬うと、書かざるを得ないという感じ。だから、あまり恥ずかしいとかって気持ちはわかない。

明日がどうとか、あんまり考えてないから、今日のことを一つひとつ、この日記で書き留めておくことで、未来の自分が何を感じているのかが楽しみ。

取材を終えて、国立駅の本屋に立ち寄ったら、まだ買っていなかった吉行淳之介の文庫本が復刊でいくつかあったので買っていく。仕事をしながらめくる。ぼくにとって、やはり必要で愛すべき文章だなとおもう。

#日記 #エッセイ #コラム

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