長谷川賢人

86世代のフリーランス編集者/ライター。日本大学芸術学部文芸学科卒。ウェブメディアを中…

長谷川賢人

86世代のフリーランス編集者/ライター。日本大学芸術学部文芸学科卒。ウェブメディアを中心に仕事しております。

マガジン

  • フリーランス編集者の日常

    フリーランス編集者・ライター 長谷川賢人の日常記録

  • なるべく上等な劣等感日記

    誰も劣等感を脱ぎ捨てることはできない。人生はけっして素晴らしいものではないが、どうせ生き続けなければならないのなら、なるべく上等な劣等感を身につけた方がいい。 ──吉行淳之介

  • ホメル社の肯定的制作日誌

    2019年秋に誕生予定のひとり出版社「ホメル社」の制作日誌です。写真集、ビジネス書、文芸書の刊行を目指します。代表はフリーランス編集者/ライターの長谷川賢人(@hasex)です。

  • まいちゃんねる

    • 37本

    この音声番組は、元まかないを食べるホステスこと「まい」が、日々の営みから感じたことをお伝えしつつ、恋愛や人生に使えるかもしれない格言を生み出していく番組です。好きな言葉に出会ったら、ぜひツイートやコメントしてくださいね。

  • ホメル社のデジタルで読む「名著」

    • 1本

最近の記事

  • 固定された記事

編集者/ライター・長谷川賢人の代表的な仕事まとめ(2023,1〜2023,12)

2016年9月からフリーランスになって、おかげさまで編集者やライターとして様々な仕事をいただいています。いつもありがとうございます。 「これまでの仕事」をまとめたnoteの最新版をつくりました。掲載した記事やコンテンツはタイトル期間中の全仕事からの抜粋です。 前回のまとめは下記より。それ以前のものは最下部に載せています。 ※連絡先、略歴、制作環境は文末に記載しています。これまでの実績にないようなご相談もお気軽にいただければ幸いです。 ・・・・・ インタビュー△年末恒

    • 編集者/ライター・長谷川賢人の代表的な仕事まとめ(2022,1〜2022,12)

      2016年9月からフリーランスになって、おかげさまで編集者やライターとして様々な仕事をいただいています。いつもありがとうございます。 「これまでの仕事」をまとめたnoteの最新版をつくりました。ここに掲載した記事やコンテンツは期間中の全仕事からの抜粋です。 前回のまとめは下記より。それ以前のものは最下部に載せています。 ※連絡先、略歴、制作環境は文末に記載しています。これまでの実績にないようなご相談もお気軽にいただければ幸いです。 ・・・・・ インタビュー△年末恒例

      • 「ほんとうに美味しいビール」がいつでも飲める喜びを知った

        ビールは美味しい。どこでもいつでも、美味しい。 赤瀬川原平はビールの美味しさを100とすると、「80ぐらいまでがシチュエーションの力だと思う」として、残りの20を「ビール本体の固有の味にかかわる問題では」と書いている。これがウイスキーになると内容が逆になる。80が味にかかわり、20が氷や雰囲気といった力になるわけだ。ただ、ビールがその80をシチュエーションに委ねられるということは、僕はそれが「そもそも美味しい」というベースがあってこその話なんだろう、と受け取った。 こと居

        • 編集者/ライター・長谷川賢人の代表的な仕事まとめ(2021,1〜2021,12)

          2016年9月にフリーランスになって、おかげさまで編集者やライターとして様々な仕事をいただいています。いつもありがとうございます。 以前より「これまでの仕事」をまとめてきたnoteの最新版をつくりました。なお、掲載した記事やコンテンツは期間中の全仕事からの抜粋です。 以前までのまとめは下記より。 ※連絡先、略歴、制作環境は文末に記載しています。これまでの実績にないようなご相談もお気軽にいただければ幸いです。 ・・・・・ インタビュー△キャストのオフィシャルインタビュ

        • 固定された記事

        編集者/ライター・長谷川賢人の代表的な仕事まとめ(2023,1〜2023,12)

        マガジン

        • フリーランス編集者の日常
          長谷川賢人
        • なるべく上等な劣等感日記
          長谷川賢人
        • ホメル社の肯定的制作日誌
          長谷川賢人
        • まいちゃんねる
          長谷川賢人 他
        • ホメル社のデジタルで読む「名著」
          ホメル社 他
        • 二九会(仮)録
          長谷川賢人

        記事

          編集者/ライター・長谷川賢人の代表的な仕事まとめ(2020,4〜2020,12)

          2016年9月にフリーランスになって、おかげさまで編集者やライターとして様々な仕事をいただいています。いつもありがとうございます。 以前より「これまでの仕事」をまとめてきた最新版をつくってみました。 なお、記事やコンテンツは期間中の全仕事からの抜粋です。以前までのまとめは下記より。 ※連絡先、略歴、制作環境は文末に記載しています。下記の仕事実績にないようなご相談もお気軽にいただければ幸いです。 ・・・・・ インタビュー対談構成記事広告執筆△秋葉原についてのエッセイを

          編集者/ライター・長谷川賢人の代表的な仕事まとめ(2020,4〜2020,12)

          編集者/ライター・長谷川賢人の代表的な仕事まとめ(2019,4〜2020,3)

          2016年9月にフリーランスになって、おかげさまで編集者やライターとして様々な仕事をいただいています。いつもありがとうございます。 以前より「これまでの仕事」をまとめてきた最新版をつくってみました。なお、記事やコンテンツは期間中の全仕事からの抜粋です。以前までのまとめは下記より。 ※連絡先、略歴、制作環境は文末に記載しています。仕事実績にないようなご相談もお気軽にいただければ幸いです。今回ですとアニメ関連の脚本や制作、YouTube動画用のナレーション台本制作は、そのケー

          編集者/ライター・長谷川賢人の代表的な仕事まとめ(2019,4〜2020,3)

          確定申告がずっと白色のダメ個人事業主でも500万円を融資でゲットした手順

          「よーく考えよ〜 お金は大事だよ〜」ってCM、覚えてますか? 保険会社のアフラックのCMなのですが、フリーランス稼業を営んでいると「いやマジでお金は大事だよな」と思う瞬間が結構あります。 確定申告の領収書の整理とか、保険料や税金の支払いとか、あとは「やべー!今月ちょっと仕事少なくない!?」みたいな焦りとか。「大きめの仕事が翌々月払いのクライアントばかりで来月の入金がヤバそう」とか……。 で、「お金は大事」と思いつつ、貯金や貯蓄はもちろん、株式購入やつみたてNISAなどの

          確定申告がずっと白色のダメ個人事業主でも500万円を融資でゲットした手順

          三浦崇宏『言語化力』は帯を外して読むのを勧めたい #言語化力

          頭のイメージを、感情を、そのまま相手に伝えられたら、どんなにラクだろう。脳と脳が、心と心が直結して、あなたの悲しみをわたしに注ぎこめれば、どれほど、わかちあえるだろう。 ……でも、ほんとうに? たとえそうなったとしても、あなたの悲しみを「なぜ悲しいのか」と知るには、きっと言葉がいる。状況を説明されても、追体験をさせられても、その悲しみを知るには、まだ足りない。 「言葉について考える」とは、人生の捉え方を考えることと、きっと同じだ。世界は各々の知覚によって成り立っていて、

          三浦崇宏『言語化力』は帯を外して読むのを勧めたい #言語化力

          お笑い第7世代は「どつき」からの脱却なのか?──否定しない漫才の今っぽさ

          M-1グランプリ2019。あぁ、これ審査員好きそう、なんて穿った目で見てたけど、もうぜんぜん笑ってだめで、とにかく面白かったミルクボーイ。チュートリアルの「チリンチリン」を見たときの腹のよじれを思い出した。ナイツ塙の99点は最後の1点に芸人の矜持を感じてしまったのもよかったな。 審査員のコメントにもあったけど「平和な漫才」ってフレーズが心に残ってる。ぺこぱは最たるものだろうけど、インディアンスやミルクボーイも、どちらかの落ち度を厳しく突っ込んで落としていくんじゃなくて、許容

          お笑い第7世代は「どつき」からの脱却なのか?──否定しない漫才の今っぽさ

          文章の質を高める「違和感に気づく力」を養える本、5選

          仕事をしていて気づいたことをツイートしたら、思わぬ反響をいただきました。みなさんの学びにもなれて嬉しいです。 「で、どういう本を読んだらいいの?」という疑問も出るかもと思ったので、部屋を見回して目に入った本から個人的なおすすめを選んでみました。 (推敲なしで書いているので、文章が荒い部分はご容赦ください。) 岩佐義樹『毎日新聞・校閲グループのミスがなくなるすごい文章術』 プロフィールによれば筆者は「毎日新聞社の用語委員会用語幹事」を務めており、まさに校閲の現場で仕事をす

          文章の質を高める「違和感に気づく力」を養える本、5選

          イベント「#編集者ライターのキャリア 」で答えきれなかったご質問へ回答してみる

          先日の11月13日に登壇させていただいたイベント「編集者・ライターキャリアの未来をともに考える」で、参加者の方々からSlido宛にもらったご質問に、時間が足りず答えられませんでした。すみません。 ということで、このnoteでまとめてお答えしていきます。推敲なしで書いているので荒いところはご容赦ください。 自走が必要なメディアに放り込まれた未経験者は、何から手をつければよいでしょうか? ウェブメディアが置かれている環境への解像度を上げることだと思います(ウェブじゃなか

          イベント「#編集者ライターのキャリア 」で答えきれなかったご質問へ回答してみる

          ライター・長谷川賢人の必殺ベスト5の執筆記事(令和元年11月版)

          2016年9月にフリーランスになって、おかげさまで編集者やライターとして様々な仕事をいただいています。いつもありがとうございます。 これまでもnoteで「代表的な仕事まとめ」を作ってきましたが、とある打ち合わせで「長谷川さんのこれまでのベスト5って何ですか?!」と問われ、たしかにそれくらい抜粋するのも良いものだと感じました。 そこで、フリーランスになってからの実績をもとに、自画自賛含め、拡散や反響の度合いも加味しつつ、必殺ベスト5の執筆記事を選んでみました。お仕事ご依頼時

          ライター・長谷川賢人の必殺ベスト5の執筆記事(令和元年11月版)

          執筆後記:マンション百年時代で「ソフトウェアな暮らし」を選ぶ(ダイヤモンド・オンライン/「ちきりん×島原万丈」マンションリノベ問題の対談に寄せて)

          今回の執筆後記は、ダイヤモンド・オンラインでまとめさせていただいた、社会派ブロガーとして人気を博すちきりんさんと、LIFULL HOME'S総研所長の島原万丈さんの対談記事について。全5回で、現代の日本が「住」に抱える病理のような問題点も次々に浮かび上がっていく時間となった。 今回の対談は、ちきりんさんの最新著作に絡めてマンションのリノベ経験あるいはリノベーション業界についての内容を語ることになっていた。僕も事前に著作を読み、関心のあるところに付箋を貼るなどして準備をしてい

          執筆後記:マンション百年時代で「ソフトウェアな暮らし」を選ぶ(ダイヤモンド・オンライン/「ちきりん×島原万丈」マンションリノベ問題の対談に寄せて)

          執筆後記:「らしさ」と「サンドイッチ」で組み立てる(キャリアハック/「糸井重里さんと考える企画」に寄せて)

          今回の執筆後記は、キャリアハックでまとめさせていただいた、糸井重里さんが登壇したトークイベントの記事について。前回のクラシコムジャーナルの執筆後記では記事を読んでの所感を書いていったが、今回は原稿制作の裏側をちょっとまとめてみようかしらと思っている。 キャリアハックさんから糸井重里さんのトークイベントの原稿編集の依頼が来た。「執筆」ではなく「編集」なのは、一度は編集部で記事をまとめてみたんだけれども、どうにもしっくりこないので、良い形にするにはどうしたら良いだろうか、という

          執筆後記:「らしさ」と「サンドイッチ」で組み立てる(キャリアハック/「糸井重里さんと考える企画」に寄せて)

          執筆後記:憧れモデルの終わり、寂しさ指標の始まり(クラシコムジャーナル/「COHINA×北欧、暮らしの道具店」に寄せて)

          今回の執筆後記は、クラシコムジャーナルでまとめさせていただいた、アパレルブランド「COHINA」を作る清水葵さんと田中絢子さん、そしてECサイト「北欧、暮らしの道具店」の店長である佐藤友子さんの対談について。 小柄な女性向けのアパレルブランドを作っている若き女性実業家たちと、業界の端々に影響を与えるECサイトの店長が話し合う企画。もともと両者には関係値があったこともあり、とても和やかな雰囲気で対談は進んだ。 自分のブランドを作る、あるいは自分のお店を作ることに自覚的にチャ

          執筆後記:憧れモデルの終わり、寂しさ指標の始まり(クラシコムジャーナル/「COHINA×北欧、暮らしの道具店」に寄せて)

          しかめっ面で暗闇走る、出版の道

          出版社づくりは、行き詰まっている。 印刷であるとか、内容であるとか、そういったことを語る以前に、物流と営業と販促の壁を越えられないのである。調べるほど、いわゆる「ひとり出版社」がぶち当たるのはこの課題で、その解決策がない限りは本を作ろう!と動き出すことができない。 何かこれだという解決策が出る前に、本を刷ってしまってただただ出したけれども売れないということがあっては、やはり協力してくれている人にも面目が立たない。もちろん、これをSNSを使って変えようとしているという人がい

          しかめっ面で暗闇走る、出版の道