皆さんはどんな椅子に座っていますか。

世の中には「名作椅子」と呼ばれる椅子があります。

名作椅子とは1900年代を中心に活躍した各国のデザイナーが作った椅子のことで、デザイナーズチェアとも呼ばれています。なかでも1900年代半ばからアメリカで次々と生み出されたミッドセンチュリーの流れを汲む椅子は、当時の日本や北欧のデザイナーたちの間でもインスピレーションの元となり、続々と素晴らしいデザインが生み出されることとなりました。今でもヴィンテージものが大人気。著作権が切れた名作椅子はリプロダクト（復刻版）も続々と登場しています。

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私が名作椅子を知るきっかけとなったのは、インテリアコーディネーターの勉強をしたことです。

インテリアコーディネーターの試験には名作椅子が出題されるため、椅子の名称や特徴、デザイナー名などの知識が問われます。

ちなみに私は病院で医療従事者として働いていますが、昨年受験しインテリアコーディネーターになりました。

完全に趣味なので堂々と名乗れるような実績はありませんが、もしもインテリアコーディネーターの勉強をしている方、椅子が好きな方がいたら、是非富山県美術館に行ってみてください。

教科書のイラストや写真だけではなく、本物を自分の目で見て学べる貴重な場でした。

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富山県美術館では、20世紀のデザイン史を代表する国内外の椅子デザインを紹介する「20世紀の椅子コレクション」が常設展示されています。

私が訪れたのは2020年9月でした。
ちょうどインテリアコーディネーターの勉強中で、このコレクションを見ることが目的でした。

コレクションは約3ヶ月に一度展示替えしているそう。何度訪れても楽しめそうですね。

私が見た名作椅子を少しですが、後日紹介できたらと思います。