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兄貴はつらいよ〜『中村屋酒店の兄弟』を観て

EAPコンサルタントの学習課題の一つに『アポロ13』視聴があったので改めて。メンタルヘルス+EAPコンサルの視点で観ると、相当の極限状態に追い込まれたリーダーのあるべき姿、危機管理&対応、チームメンバーとのかかわり方等"successful failure"と称賛されるのも納得!

真実とは…「落下の解剖学」を観て小説「悪女について」を思い出した件

映画「コットンテール」を観て【グリーフケア】を考える

再び「落下の解剖学」を。息子ダニエルは視覚障害(弱視)のせいでアクセスできる情報に限りがあるように描かれるが、実は視覚的に問題なく見えているはずのわたし達だって、自分のフィルター越しにしか物事を理解できないという点では、ある意味「目隠し」をされているも同然なのでは…?と思うなど。

昨日観た映画で「夜明け前が一番暗い」というフレーズが出てきて、わたしの座右の銘のひとつ(座右の銘そんなに沢山あるんかい!)だから余計心に響いた。「明けない夜はない」も似たような意味なのだけれど「夜明け前が一番暗い」の、過度に励まさない感じ、フラットさがすきなのです(伝われ!!)

映画「落下の解剖学」を観て、わたしの中で有吉佐和子の小説「悪女について」を不意に思い出して……何かが脳内でカチリと嵌った感。この二つを結びつけて書けるのはわたししかいない!と思い、記事を鋭意執筆中✏️逸る気持ちを文字に変えて早く書き上げたい!!

CSの再放送で『遺留捜査』シリーズを初視聴。なにこれすごく面白い!糸村刑事の決め台詞「僕に3分だけ時間をください」から事件の謎解きが始まり、遺留品から被害者の背景、人となり、思いまでも紐解いていく……マイペースで空気を読まず署内でも変人扱いされている糸村の推理と洞察力が冴えてる!

「夜明けのすべて」が良すぎた……一言で言い表すのはとても難しいけれども、どんな人にもどんな物事にも凸凹はあって、足りなかったり欠けていたり過剰だったり満ちていたり、完璧ではないけれども一日一日を全力で生きている、そんな人々の姿が丁寧に描かれている。それぞれの凸凹がとても愛おしい。

エンドクレジットに真矢ミキさんと光石研さんのお名前あったんだけど、どこに出てきてましたっけ……って自分の認知機能を疑いかけた←まさかあの「小道具」の為だけに起用されているの?それともサイドストーリーが尺の関係でいろいろとばっさりカットされてる?ノーカット版とか存在します?もやもや

昨日の映画料金サービスデイには「コットンテール」を観てきました。家族の再生とか絆とかそんな言葉でまとめたくない気持ち。リリーフランキーの凄さは知っていたけれど、錦戸亮があんなに魅力的な役者さんだとは全く知りませんでした!湖水地方は昔訪れた大好きな場所…愛しさと切なさと懐かしさと。

毎月一本の映画を題材に、観た人とあれこれオンラインで語り合う定例会「シネマトヲーク」、今月の映画は西川美和監督の『ゆれる』で、改めて観返しているのだけれど、やはり『落下の解剖学』とかぶる部分が多い。結局真相は何なのか観客は知らされないから、きっと様々な解釈が出てくるはず。楽しみ!

【沈黙】と【知者不言】〜「PERFECT DAYS」を観て②

磯村勇斗さん、初見は映画「正欲」の佐々木役だったので「不適切にもほどがある」のムッチ先輩役見てびっくりして二度見した……振り幅が大きいwタイムマシン探して引き出し開けまくってたムッチさん、ついに令和にタイムリープしたけど一体どうなるのかw次回早く見たい。さすがクドカンさんの脚本👍

【シンプリスト】と【知足】〜「PERFECT DAYS」を観て①

ことのは徒然〜「PERFECT DAYS」を観て〈番外編〉

「PERFECT DAYS」を観てなぞなぞを思いついた話

152分という長さに怯みつつ結局観てきた「落下の解剖学」…前半うっかり寝そうになりつつ(え)法廷劇になってからは畳みかけるような展開に覚醒状態に。仏語のchuteは「落下」以外に「失敗、挫折、崩壊」という意味があるそうで、タイトル深読みすると【崩壊】の解剖学でもあるわけだ。納得。

「ポッド・ジェネレーション」を観て【カウンセリング】の未来に思いを馳せる

2024年初映画は「PERFECT DAYS」 観る前は「Lost in Translation」的なガイコクジン目線のTOKYO案内映画なのかと早合点したけれど違った。【木漏れ日】のような、日本語でのみ表現可能なものを映像と音で掬いとって見せる。静謐さと雄弁な沈黙と魂の自由さ。