マネジメントにおいてまず重要なことは「いいね！」や「いつも君のおかげで助かってるよ」という承認です。承認し相手の存在を認めることによって、初めて組織が円滑に動きます。というのも承認されていないと「なんでこんなことしなくちゃいけないんだよ」と思いがちになるからです。まずは承認です。

マネジメントについて、まず大事なのは承認することだと思います。褒めることや注意することの前に、まずはその人のことを認めること、これが一番大事です。これを行い続けることによって信頼関係が生まれ、信頼関係があるからこそ、褒める、注意するという行いを受け入れてくれます。

承認をし続けた先に、戦略的にマネジメントする、ということを心がけてます。その人のことを承認した先に、論理的な戦略構造を伝え、「なぜやるのか」「何をするべきなのか」ということを理解してもらう努力をします。そうすることによって、活き活きと、かつ成果に向き合うチームを作ります。

戦略はあくまで手段です。達成するんだ！という目的があるのであれば、戦略はそこまでの道のりを描く設計図のようなものです。「まだ考えてるからアクションできない」「考えすぎて何が正解か分からない、どうしよう」などの発言は達成するという目的の本質からずれ、手段が目的になっている発言です。

何事においても「どうしたら成長できるか」と考えるよりも「どうしたら周りの社会(人)に価値を出せるか」を考えながら過ごしたほうが生活したほうが、結局のところ自身のためになります。成長するのが目的ではなく、成長することが社会に価値を出すための手段として認識すると、成長は早くなります。

イマイチチームのメンバーへの影響力がなく、成果を出せない場合、 なぜそれをやるのかという目的を説明し納得してもらうことと、 まずは自らアクションし成果を作ることを体現することの2点を行うと、 自然とチームのメンバーは付いてきます。 なにも言う必要はなく、成果を出せば付いてきます。

組織内における目的の共通認識は非常に大事だと思います。例えば鬼滅の刃は「鬼舞辻無惨を倒す」という目的の下、鬼殺隊はまとまった組織でした。一方でNARUTOのナルトとサスケは「火影になる」という目的と「復讐する」という目的の異なる目的を持っていたため、離れ離れになりました。

戦略とマーケティングは同じなのではないか？と思いました。 なにが、どのように支持されるのか？あるいはどの点において価値を出せるのかを考えるのがマーケティングなので、 そのように考えてる時点で、戦略を考えてると言っても過言ではないのか？と。

〇〇になりたい！って言う人よりも、〇〇を成し遂げたい！って言う人の方が成功する気がします。なぜなら、「なりたい！」という気持ちは関心が自分に向いていて、「成し遂げたい！」という気持ちは関心が社会に向いているからです。社会に価値を出す人の方が、社会に認められるので成功するのかも。

物事がうまく進まない人へ。まずは何を成し遂げたいのか確認しましょう。それができたらどれほどの期間の中で、何を行えば目標達成できるのか考えましょう。それが戦略組みです。戦略を組めたら、あとは自分で決めた戦略をやるのみです。それをやれば目標達成できるので、あとはやるだけでいいのです。

チームの目的達成のためにはメンバーをゴールまで導く必要があります。導くということは、メンバーたちに現状を変えてそこまで到達してもらうためかなりの負担がかかります。そのためリーダーはメンバーに対して、目的達成するためになぜアクションしなければならないかの意図を伝える必要があります。

ゴールに到達するためには、自分を含めチーム全員が今のままではなく、一歩二歩成長しなければなりません。今のままで到達できるゴールであれば、すでに到達しているはずであり、今はまだ到達していないからこそ、ゴールを目指すわけです。そのためには必ず成長が必要であり、マネジメントが必須です。

マネジメントとは、 目標があり、 そこまでメンバーを正しく導く能力です。 なぜ今このプレーをするのか？ なぜ志すべきところは全国優勝なのか？ ということを納得できるように選手に説明し、 メンタルフォローを行います。 「自主性重視」と言う名の放置プレーでは目標まで到達できません。

小、中、高校生の頃のサッカーの監督やコーチ、顧問というのは、 サッカーを教えることにプラスαで、マネジメントスキルを併せ持っていれば、選手個人の能力やチーム力もさらに向上できるはずであると、日々思っています。高校生の頃からそれを思っていましたが、サッカーから離れてしまいました。