(続き)東電は、地震学の現状把握から、地震と津波の評価を実施し、問題は、なぜ、地震研究者が、ふたつのプレートの相互作用の影響の大きさを見誤ったのか、その原因が明らかにできないまま、単に、経験則から、明確な根拠なく、南海トラフの発生地震モーメントマグニチュードMw=9.0を想定。
3.11前、東北地方太平洋沖のモーメントマグニチュード(Mw)を過小評価した本当の原因は、プレート理論の研究者にしか分からないことですが、私の静岡県防災・原子力学術会議原子力分科会委員として知りえたことは、ふたつのプレートの移動メカニズムは、複雑で、正確なことは、分からない。